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10/26【WWE】オートンがマッキンタイアとの死闘制して新WWE王者に ウーソ兄弟屈服でレインズがユニバーサル王座防衛

 フロリダ州オーランドのアムウェイ・センター「WWEサンダードーム」で行われたPPV大会『ヘル・イン・ア・セル』が日本時間26日、配信された。

 ユニバーサル王者ローマン・レインズ(withポール・ヘイマン)がジェイ・ウーソとの従兄弟対決によるヘル・イン・ア・セル“アイ・クイット"戦を制した。

 降参させることのみが勝利の条件となる金網戦。レインズがクローズラインやカウンターのスピアーで攻め込めば、ジェイもトペ・スイシーダ2発を放って応戦し、レインズを金網に叩きつけた。さらにスーパーキックで追撃したジェイがストラップを持ち出して首を絞め上げると、レインズは意地でも降参せず失神した。

 しばらくして意識を取り戻したレインズは不意打ちのスーパーマンパンチで逆襲。ギロチン・チョークで絞め上げてジェイを失神に追い込んだが、攻撃の手を緩めず鉄製ステップを使ったドロップキックで追い討ちをかけた。

 レフェリーは動かないジェイを見て試合を止めようとしたが、レインズは「誰も止められない」とレフェリーを排除。他のスタッフたちがリングに駆け寄ったものの、止まらないレインズは「俺がトライバルチーフ(一族の長)だと認めろ」と叫びながら鉄製ステップを振りかざした。

 すると、見かねた兄のジミーが止めに入った。レインズはリングに泣き崩れ、握手を交わしたが突如豹変。ジミーをギロチンチョークで捕まえた。ここでジェイが意識を取り戻し、兄ジミーを救うために降参を意思表示。王座防衛を決めたレインズはアノアイ一族のワイルド・サモアンズとステージ上でハグを交わし、レイ(花輪)を受け取ると、ベルトを掲げてトライバルチーフとしての存在をアピールした。

 サーシャ・バンクスが元盟友・ベイリーとのヘル・イン・ア・セル戦(金網戦)に勝利し、スマックダウン女子王座初戴冠を果たした。

 今月10日のスマックダウンでベイリーとの王座戦に敗れているサーシャは雪辱戦。パイプ椅子で襲いかかってきたベイリーにドロップキックを放つと、ハリケーンラナからいきなりバンク・ステートメントを決めたが、ベイリーはサーシャの手に噛みついて逃れると、サーシャを金網に叩きつけて反撃した。

 その後もサーシャがテーブルを利したミリオラやサンセットフリップでベイリーを金網に叩きつければ、ベイリーも竹刀攻撃やダイビング・エルボードロップで応戦。終盤にはサーシャが消火器をベイリーの顔面に噴射して「私の方が上よ」とフロッグスプラッシュを放ったものの、ベイリーはこれをパイプ椅子で迎撃し、フラップジャックでラダーに叩きつけた。

 負けじとサーシャはミリオラからのベリー・トゥ・ベリーで巻き返す。ベイリーもランニングニーから必殺のベイリー・トゥ・ベリーを決めたが、決定打とならず、最後はサーシャがパイプ椅子を使ってのバンク・ステートメントで絞め上げてタップ勝ち。死闘となった元盟友対決を制したサーシャがスマックダウン女子王座初戴冠を果たした。一方、陥落となったベイリーは380日の長期政権に終止符が打たれた。

 ランディ・オートンがドリュー・マッキンタイアをヘル・イン・ア・セル戦(金網戦)で下し、新WWE王者となった。

 オートンは試合前、入場するマッキンタイアを待ち伏せして場外乱闘に持ち込んだ。が、金網やポスト、鉄製ステップに叩きつけられて劣勢に。マッキンタイアのクレイモアをかわしてパイプ椅子攻撃や鉄製ステップに叩きつけてお返ししたが、クローズラインからのベリー・トゥ・ベリーでテーブル葬にされてしまった。

 主導権が握れないオートンは手段を選ばず。ボルトカッターで金網のチェーン鍵を切り落とし、マッキンタイアを金網の天井に誘い込んだ。マッキンタイアが馬乗りになって殴りかかったが、オートンは用意していた鉄パイプで応戦。戦場が金網側面に移ると、オートンはマッキンタイアを解説席に落下させた。

 これで大ダメージを負ったマッキンタイアだが、RKOを不発に終わらせて粘り、こん身のクレイモア弾を発射。リングに戻ってトドメのクレイモアを狙ったものの、これをかわしたオートンが必殺のRKOをさく裂させて3カウント。オートンが死闘となったマッキンタイアとの金網戦を制して新WWE王者に。3年5ヵ月ぶりの同王座戴冠となった。

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