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11/28【NOAH】ノアが練習生オーディション開催 鹿実新体操部の小川さんら3名が合格

 ノアの練習生オーディションが28日、神奈川・クラブチッタ川崎で開かれ、3名が合格した。

 書類審査を通過した17歳から29歳までの16名がこの日の体力審査に参加。試験官は潮崎豪、清宮海斗が務めた。受験者は17歳の高校3年生が6名で最多だったが、そのほか会社員や警察官、プログラマーに至るまでバラエティに富んだ顔ぶれがスクワットやプッシュアップといった体力テストのメニューをこなした。

 合格者は佐々木洋輔(ささきようすけ)さん、小川晴斗(おがわはると)さん、名島吾莉(なじまあり)さんの3名。なかでも注目だったのは鹿児島実業高校・新体操部の小川晴斗さんで、テレビ朝日、日本テレビも取材に訪れた。

 新体操で培った動きなどを披露し、「このリングで会場を沸き立たせるレスラーになりたい」と夢を語った小川さんは、「他団体ではありますが、飯伏幸太選手のようなアクロバティックなレスラーになりたいと思っています。出身も一緒で、少し縁を感じる部分もあります。今は新体操をしているので、アクロバティックさをもっと磨き、ノアマットで試合ができるようになるまで、しっかりトレーニングしたいと思います」と意気込んだ。現在17歳の小川さんは、高校卒業後に入門する。

 同じく17歳、高校3年生の佐々木さんは、岐阜県出身の野球、柔道経験者。「僕の目標としている選手は小橋建太選手です。小橋建太選手が2007年にがん闘病から復活した時、自然に涙が出ました。その姿を見て、プロレスラーに絶対なろうと思いました」と話した。佐々木さんも高校卒業後に入門する。

 20歳、レスリング経験者の名島さんは「僕が目標とする選手は丸藤正道選手です。いろんな団体に上がっても、どんな団体に上がっても声援が送られる選手だと思っています。僕も丸藤選手のような、自分にしかできないプロレスをして、いろんな人を感動させてひとつのトップになれるように頑張りたいと思います」と語った。名島さんは準備ができ次第、入門する。

 自身も公開オーディション出身の潮崎は「体力的にはそこまでずば抜けた子がいたワケでは無かった」と振り返ったが、それぞれの長所を買って3人を合格としたという。また「(不合格者のなかにも)今回で諦める人間もいるだろうし、諦めない人間もいると思う。プロレスリング・ノアはいつでも待ってますんで、今日よりも体力をつけて、ノアのリングに上がりたいという男を待ってます」と“再挑戦"もうながしていた。

 練習生オーディションの詳しい模様は動画サービスでも視聴可能。『WRESTLE UNIVERSE』で12月1日の12時から配信される。

プロ格 情報局