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12/26【NOAH/金剛】武道館へ潮崎ムーンサルト発射で武藤にメッセージ “短時間決着”も示唆

『金剛興行 DIAMOND 3』東京・後楽園ホール(2020年12月26日)
○潮崎豪&丸藤正道vs齋藤彰俊&井上雅央×

 来年2・12日本武道館大会で武藤敬司の挑戦を受けるGHCヘビー級王者・潮崎豪が、挑戦者・武藤が封印したムーンサルトプレスでメッセージ。武藤がノア流の長期戦に染まらぬ考えを示したことで、“短期決着"すら示唆した。

 この日の後楽園大会では丸藤との強力“逆水平"コンビで、齋藤&井上組と対決。ほぼ井上にだけ逆水平を集中させて胸板を赤…いや紫に変色させると、なおもサミングで抵抗する井上に豪腕ラリアットをねじ込んだ。

 ところが潮崎はフォールに入らず、握り拳で絶叫。続けざまにコーナー最上段からのムーンサルトプレスを投下し、完璧な3カウントを奪ってみせた。

 明らかに武藤へのメッセージだった。武藤は人工関節手術に合わせて代名詞技のムーンサルトを封印。潮崎は「それを見たい人たちがたくさんいると思う。出さないんだったら、俺がムーンサルトプレスで仕留めますよ」と明言した。

 武藤は、すべてを出し尽くす“ノア本道"の闘いを体現した12・6代々木大会の「潮崎vs杉浦」GHC戦についても、「俺の美学とは違う。あのスタイルに付き合うつもりはない」と語っているが、潮崎も真っ向から“応戦"。「それだけ力がきっ抗してれば、なかなか決めれず、なかなか決まらないということは、長くなると思いますけどね」としたうえで、「短い時間のほうがいいのは、それは誰でも一緒だよ。武藤敬司、短い時間で決めますよ」と短期決戦すら示唆してみせた。

【試合後の潮崎&丸藤】
▼丸藤「疲れたな、シオ」

▼潮崎「疲れましたね」

▼丸藤「息も絶え絶えだ」

▼潮崎「ありがとうございました」

▼丸藤「なんか…ある?」

――この2人がタッグを組むのは珍しいが?

▼潮崎「あっ、M's allianceですよ」

▼丸藤「まあでも、たぶん俺たちが組んでしまったら、突き抜けちゃうもんね。年に1回ぐらいでいいんじゃないの、組むなら。彼と試合も痛いからそんなにしたくないけども、組むのも年イチぐらいで。今日は金剛興行ということで、普段俺らとやり合っているヤツらの興行なんで。なんで俺らを組み込んできたんだろうな?」

▼潮崎「あえて…金剛でもねえしな」

▼丸藤「休ませねえぞ、みたいな? まあ、いいや。金剛として、拳王が引っ張って、これからも頑張ってみてください」

▼潮崎「今日はM's alliance総長がね。いや、だからこそ、ムーンサルトを出したというのもあるんで。2月の武道館はムーンサルトで仕留めますよ。一発で仕留めます」

▼丸藤「楽しみにしてます。ということで、今日もムイビエン」

※丸藤が去っていくと

――ムーンサルトで決めるのは久しぶり?

▼潮崎「久しぶりだよね。いろいろ武藤敬司のコメントを見たりしてますし、読みましたけど、長い時間がどうのこうのと。そこは対戦相手がいてのことだし。それだけ力がきっ抗してれば、なかなか決めれず、なかなか決まらないということは、長くなると思いますけどね。ただ、それは短い時間のほうがいいのは、それは誰でも一緒だよ。武藤敬司、短い時間で決めますよ、それは。短い時間で俺が武藤敬司から、1、2、3ですよ。俺が防衛します」

――今日のムーンサルトはメッセージだと?

▼潮崎「メッセージというか、同じ技を使うんで。封印したんだっけ?」

――ヒザが人工関節になってからはできない状態になっている

▼潮崎「それを見たい人たちがたくさんいると思うし。だったら、出さないんだったら、俺がムーンサルトプレスで仕留めますよ」

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