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12/28【2AW】花見が王者・アンドリュー直接ピンで真霜とのタッグ王座挑戦決定的に

『ReOStaff株式会社プレゼンツ GRAND SLAM in 後楽園ホール』東京・後楽園ホール(2020年12月28日)
ノーDQイリミネーション8人タッグマッチ ○花見達也&真霜拳號&十嶋くにお&浅川紫悠vsCHANGO&滝澤大志&本田アユム&THE・アンドリュー"キング"拓真×

 花見がアンドリューから直接勝利を奪い、真霜とのタッグ王座挑戦を決定的にした。

 アンドリュー&入江の持つタッグ王座に照準を絞る真霜&花見と、滝澤の首を狙う浅川が合体し、THE・アンドリューキングダムと全面対決。真霜の要求が通ってノーDQイリミネーション戦で激突した。

 「ここで私たちの強さを証明してやろうじゃないか」などと演説をぶったアンドリューは開始早々、真霜組の集中砲火を浴びたものの、配下たちを前面に押し立てて逆転。まずは花見に的を絞って主導権を握った。

 そして標的に定めたのが真霜。ダブルアームスープレックスで投げ飛ばされたアンドリューだが、反則裁定なしをいいことに急所蹴りで返り討ち。それでも真霜は滝澤、CHANGOに急所攻撃を連発。本田をマンハッタンドロップで蹴散らし、アンドリューを孤立させ、コーナーに固定して急所を蹴り上げた。

 だが、アンドリューキングダムは急所攻撃で真霜を鎮圧。総出で真霜を場外に叩き落とそうとした。真霜も滝澤、アンドリューの突進をことごとく回避して粘ったものの、アンドリューによってエプロンに追いやられると、滝澤たちに押さえつけられたところでアンドリューが真霜を場外に叩き落として大将を真っ先に退場させた。

 その後、花見が本田をオーバー・ザ・トップロープで場外に葬り、浅川がジャーマンでCHANGOから3カウントを奪取。3対2と有利な状況を作った。すると、アンドリューは滝澤に「潰せ!」と指令。呼応した滝澤が浅川にブレーンバスター、コーナーでの顔面蹴り上げ、ハーフネルソンスープレックス、ランニングニーの猛攻撃に出て、急所蹴りからのタイガードライバーで攻め込んだが、しのいだ浅川はリベリオン、ジャーマンで逆転すると、2発目のリベリオンでダメ押しして滝澤から3カウントを奪った。

 これで戦況は1対3。圧倒的不利な状況に追い込まれたアンドリューは完全に及び腰だったが、意を決して浅川、十嶋、花見の待つリングに飛び込んだ。多勢に無勢で連続串刺し攻撃を浴びたが、失格した本田とCHANGOが介入して十嶋と花見を場外に引きずりおろし、浅川をエプロンに追いやると、CHANGOがロープ越しのニードロップで場外に転落させた。

 ここで十嶋が竹刀攻撃で大暴れをみせたものの、アンドリューは奪った竹刀で殴打してお返し。イス攻撃で花見を蹴散らすと、十嶋をイスへの低空DDTで攻め立てた。十嶋のドロップキックで椅子ごと吹き飛ばされたアンドリューはコーナーからダイブして竹刀攻撃を脳天に食らったものの、本田の加勢を得て十嶋を場外に転落させた。

 これでようやく1対1となったアンドリューだが、ここで花見が奮起。ゼロ戦キック、スライディングエルボースマッシュで攻め立てる。ならばと滝澤が乱入し、高飛車の構えに入ったが、阻止した花見がダブルチョップをアンドリューに同士討ちさせる。真霜らが滝澤を蹴散らすと、花見は孤立したアンドリューに旋回式ブレーンバスターで追い討ち、スカイハイバムが不発に終わり、アンドリューが急所蹴りで抵抗しても、最後は花見が回転足折り固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 アンドリューから直接勝利を奪ってみせた花見は試合後、「オイ、キング! お前が言う花見ごときが勝ったぞ! これでもうお前文句ねぇよな。改めて要求するけどよ、俺と真霜さんをそのベルトに挑戦させろ!」と迫った。てっきりアンドリューは拒むものと思いきや、「いいだろう。やってやる。貴様ら私たちに挑戦してこい。これで文句ないだろ」と受諾。「言ったな、キング。もうこれで完全に逃げられねぇな」と念押しした花見は「舞台整ったな。いつ組まれるかわかんねぇタイトル戦、勝つのは俺らだ!」と真霜とのタッグ王座獲りを宣言した。

【花見の話】「よーし、勝ったぞ。しかも俺の手で勝ちましたよ。これでよ、お前は何も言えねぇな。俺らの挑戦、さっき受けてくれるって言ったな。これでいつかわかんないけど、タイトル戦決まりだな。一発で絶対獲ってやるからな」

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