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1/31【NOAH】北宮が杉浦ピン! 金剛版ジ・アグレッションがタッグ挑戦へ

『HIGHER GROUND 2021』東京・後楽園ホール(2021年1月31日)
○マサ北宮&中嶋勝彦vsケンドー・カシン&杉浦貴×

 北宮がGHCタッグ王者・杉浦にピンフォール勝ち。金剛で復活したジ・アグレッションがベルト挑戦を表明した。

 かつて2度GHCタッグ王座を戴冠した経験がある“ジ・アグレッション"中嶋&北宮だったが、決別したあとは敵対関係にあった。しかし、中嶋が金剛入りを果たすと、昨年末から再びタッグを組む機会が増えていた。

 この日も2人で組んで、タッグ王者・杉浦にカシンを加えたコンビと激突。序盤は傍若無人なカシンの動きに掻き回されたものの、抜群のチームワークで主導権を握った。杉浦も反撃に転じて猛攻に出たが、北宮は五輪予選スラムを防ぐと、お株を奪うターンバックルへの投げ捨てジャーマンでチャンスを掴んだ。

 中嶋もここぞとばかりに加勢して、怒とうの連続攻撃へ。中嶋がターンバックルごと顔面を蹴り上げ、ジャーマンでぶん投げると、即座に北宮もジャーマンで続く。止まらない北宮は前後からラリアットをぶち込むと、サイトースープレックスがさく裂。王者・杉浦を完膚なきまでに叩き潰して勝利した。

 ジ・アグレッションがタッグ王者時代を彷彿させる好連係で杉浦を撃破した。大の字になった杉浦を踏みつけて勝ち誇った北宮は、マイクを握ると、「桜庭いねえのか? いつまでもアホのオッサンたちによ、杉浦軍にベルトを持たせててもしょうがねえんだよ。俺たち2人がタッグに挑戦する。さっさと試合組め」と杉浦&桜庭組に挑戦表明。「1つだけ教えておいてやるよ、杉浦。マサ北宮にも、金剛にもやられっぱなしはないんだよ、コノヤロー! よく覚えとけ!」と言い放った。

 タッグ王座挑戦を決定的なものにしたジ・アグレッション。バックステージでも北宮は鋭い舌鋒で「現タッグチャンピオンはな、昨年のベストタッグ、その思い出に浸りながら、せいぜい現役生活、余生を過ごせ、コノヤロー」と王者組を挑発する。パートナーの中嶋は不敵な笑みを浮かべ、「俺に何か言いたいことがあるとすれば1つだけ。ジ・アグレッション再出発だ」と金剛版ジ・アグレッションの始動を改めて宣言した。


【試合後の中嶋&北宮】
▼北宮「言った通りだ。ベルトを巻く準備もできてる。いつまでもあんなところにベルトをとどまらせておくわけにはいかねえんだよ。まあ、現タッグチャンピオンはな、昨年のベストタッグ、その思い出に浸りながら、せいぜい現役生活、余生を過ごせ、コノヤロー」

▼中嶋「おい、見たか? 俺たちの勢い、金剛の勢い。そして、俺に何か言いたいことがあるとすれば1つだけ。ジ・アグレッション再出発だ」

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