2/5【DRAGONGATE】KAI乱入でハルクが無法勝利 吉田屈辱もツインゲート戦へ報復宣言
『TRUTH GATE 2021』東京・後楽園ホール(2021年2月5日)
○B×Bハルク&Eita vs 望月成晃&吉田隆司×
ハルクがKAIの介入を呼び込んで望月&吉田との前哨戦に無法勝利。屈辱を味わった吉田だったが、「ツインゲートで勝ったらええんやろ? 俺たちがベルト巻いたら、それでええんやろ? 覚えとけよ!」と報復を宣言した。
1・13後楽園大会でR・E・Dから追放された吉田だったが、「僕にプロレス教えてください!」と望月に弟子入り。タッグを再結成した二人は1・31博多昼夜興行で行われた次期挑戦者決定トーナメントを制し、3・7大阪大会でツインゲート王者・ハルク&KAIへの挑戦を決めた。
聖地に登場した望月&吉田の師弟タッグは、Eitaと組んだハルクとの前哨戦に臨んだ。試合前、「先月はいろいろありましたけど、先輩にいろいろ教えてもらってます。そしてなんと先日のタッグトーナメントでは優勝しました! そしてツインゲートに先輩と挑戦します! 皆様、今日も熱い声援よろしくお願いします!」と優等生マイクを披露した吉田はハルクをショルダータックルで吹き飛ばすなど序盤から快調に飛ばした。望月もサッカーボールキックを連発してハルクとEitaをなで斬りにして続いた。
その後、望月を「ポンコツ」呼ばわりしたR・E・Dが「プロレス教えてやるよ」と集中砲火を浴びせたが、望月はドロップキックで二人まとめて吹き飛ばして打開した。「先輩!」と訴えて試合権利を譲り受けた吉田はEitaとハルクに地獄突きを乱れ打ち、二人まとめてバックドロップで叩きつける大暴れをみせた。
望月とのツープラトン攻撃が不発に終わると、流れはR・E・Dへと傾く。ハルクがロックボトムで望月を叩きつけ、吉田にはハルクのトラースキックとEitaのサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃をお見舞い。ハルクが顔面蹴り、カカト落としの波状攻撃を浴びせた。
師弟タッグも粘る。吉田がファーストフラッシュをキャッチすると、望月がミサイルキックで援護射撃。Eitaに吉田が2019CC、望月がランニングローキックの連続攻撃に出たが、ツイスターを阻止したEitaが望月をレフェリーに激突させて無法地帯を作り上げた。それでも吉田がハルクにサイバーボムを決めようとしたものの、KAIが場外から足をつかんで妨害。リングに乱入してラリアットを叩き込むと、すかさずハルクがファーストフラッシュをさく裂させて吉田を仕留めた。
ツインゲート前哨戦はハルクが無法勝利。「ツインゲート次期挑戦者チームのポンコツオッサンレスラー! そして、ポンコツお笑いレスラー。お前らよ、来月だぞ、タイトルマッチは。こんなんで大丈夫か?」と見下したハルクは、「博多で行われたこのツインゲート次期挑戦者決定戦の、このクソトーナメントをお前らが優勝したんだってな。それはおめでとう。でもよ、お前ら弱ぇヤツに勝っただけだろ? 弱ぇヤツが弱ぇヤツに勝ったところでな、そんなもん弱ぇに決まってんだろバカヤロー」、「いいか、せいぜいたっぷり教えてもらうんだな。ポンコツオッサンレスラーの望月にポンコツお笑いプロレスをな。ハハハハ!」と嘲笑した。
2大会続けて後楽園でR・E・Dに屈辱を味わわされた吉田は「チクショー! あいつらやりやがったな。チクショー」と悔しさを爆発。「確かにタッグリーグ先輩と優勝したけど、R・E・Dにはまだ1勝もできてない。確かにそれ事実や。でも、ツインゲートで勝ったらええんやろ? 俺たちがベルト巻いたら、それでええんやろ? 覚えとけよ!」と吠えまくった。望月とのタッグ再結成以来、R・E・Dに未勝利。追放された憎き古巣に一矢報いるためにも、吉田はハルク&KAIからツインゲートのベルトを奪い取って報復を遂げるつもりだ。
【吉田の話】「チクショー! あいつらやりやがったな。チクショー。確かにタッグリーグ先輩と優勝したけど、R・E・Dにはまだ1勝もできてない。確かにそれ事実や。でも、ツインゲートで勝ったらええんやろ? 俺たちがベルト巻いたら、それでええんやろ? 覚えとけよ!」