2/21【NOAH】カシン…?謎の海賊ライオン丸が拳王襲撃 「分かってると思うけど杉浦です」
『STEP FORWARD 2021』宮城・仙台PIT(2021年2月21日)
○拳王vs大原はじめ×
謎の“海賊ライオン丸男"が仙台大会に乱入。3・7横浜武道館大会でケンドー・カシンの挑戦を受けるGHCナショナル王者・拳王を襲撃した。
“夢"の日本武道館大会で船木誠勝の挑戦を退けた拳王。武道館後の第一歩となったこの日は、元パートナーでもある大原と“金剛vsFULL THROTTLEリーダー対決"に臨み、強さ際立つ試合運びの末に8分足らずで完勝。だが“事件"は試合後に起こった。
PFS(ダイビングフットスタンプ)で拳王が3カウントを奪った直後に、謎の海賊ガスパー風男が乱入。持っていた松葉杖で拳王をめった打ちにすると、さっさと姿を消した。
バックステージでは仮面を脱いだものの、中からは“ライオン丸"マスクの男が登場。カシンに酷似した声で「分かってると思うけど、杉浦です。あえてこの格好で来ました。世界タッグのベルトに挑戦した時にもセコンドにつきました。そんなもんです、ハイ、ハイ…」と主張しながら、取材陣を煙に巻き、杜の都の闇夜へと姿を消した。
確かに今から約17年前の2004年6月12日、全日本・名古屋大会。杉浦は東京ドーム大会でのタッグ結成を要請しにカシンを訪ねたが、当日世界タッグ王座に挑戦(※パートナーは永田裕志)したカシンのセコンドにライオン丸マスク姿で就くハメになっている。
とはいえ、海賊ライオン丸が乱入したのはこの日の第4試合で、杉浦はその直前の第3試合で試合をしたばかり。着替えるには時間がなさ過ぎるばかりか、声も体格もまるで違う。海賊コスチュームに、ライオン丸、そして東北…。やはり“あの男"の可能性が高いと言わざるを得ない。
一方でカシンの実力を「武道館後にはちょうどいい相手」と切り捨てていた拳王は、「誰なんだよ…謎の覆面野郎…許さねえぞ、クッソ」と激怒。意外な形で“着火"した形となった。
【海賊男?の話】「(※オーバーマスクを脱いでライオン丸マスクになりながら)分かってると思うけど、杉浦です。あえてこの格好で来ました。世界タッグのベルトに挑戦した時にもセコンドにつきました。そんなもんです、ハイ、ハイ…」
【拳王の話】「誰なんだよ…謎の覆面野郎…許さねえぞ、クッソ」
