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4/3【NOAH】藤田戦へ杉浦快勝 “にらみ合い"拒否宣言「壮絶なシバき合い」希望

『NEO BREEZE 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年4月3日)
○杉浦貴vs大原はじめ×

 4・29名古屋大会で藤田和之のGHCナショナル王座に挑戦する杉浦が、好調際立つ快勝始動。“にらみ合い拒否"を宣言したうえで、「壮絶なシバき合い」を希望した。

 3・21後楽園大会で拳王を破って新王者に輝いた藤田に、まさかまさかの挑戦表明。地元・名古屋での同門王座戦が決まった。藤田戦への始動戦となったこの日は、大原との“杉浦軍vsFULL THROTTLEリーダー対決"に臨み、あの手この手で崩しにかかる大原にほとんど付け入るスキを与えぬまま、10分強で快勝してみせた。

 藤田戦へ好調さを際立たせた杉浦は「明日も浜松であるんで、徐々にエンジン上げて。名古屋でガッチリやりたい。彼も逃げないんで、俺も正面からいくし。真っ向勝負でしょ」と見据えたものの、「ただ…俺はあの“にらみ合う"のは嫌いだからね。彼が動かないんであれば、俺が先に間合い詰めてポジション取りにいくから」と主張。潮崎豪とのGHCヘビー級王座戦で約30分、拳王とのナショナル王座戦でも約7分間に渡って無言の視殺戦を展開した藤田に、“にらみ合い拒否"を先んじて通告した。

 アマチュア・レスリング時代の同期で、ノアで再会後は同じ杉浦軍としてともに戦ってきた。「まさか藤田和之とベルトを懸けてね、そして彼がチャンピオンという状況で闘うとは。ホントに20年プロレスやってきて、何が起こるか分からないって気持ちもあるし、うれしさもあるし。ワクワクするけど震えもくるし、いろんな思いがある」とした杉浦は、「とにかくあの男と壮絶なシバき合いして、最後に立っていたい」と、やはり全身全霊の真っ向勝負を思い描いた。

【試合後の杉浦】

――まず大原戦を振り返って?

▼杉浦「いやもうジュニアだけど正面から来て、気持ちよくできたよ」

――藤田戦に向けてより好調さが際立った

▼杉浦「まぁ、前哨戦も後楽園であるよね。明日も浜松であるんで、徐々にエンジン上げて。名古屋でガッチリやりたい。彼も逃げないんで、俺も正面からいくし。真っ向勝負でしょ。ただ…俺はあの“にらみ合う"のは嫌いだからね。彼が動かないんであれば、俺が先に間合い詰めてポジション取りにいくから」

――改めて藤田は特別な相手だと思うが?

▼杉浦「うん、まさか藤田和之とベルトを懸けてね、そして彼がチャンピオンという状況で闘うとは。ホントに20年プロレスやってきて、何が起こるか分からないって気持ちもあるし、うれしさもあるし。ワクワクするけど震えもくるし、いろんな思いが藤田戦に向けてあるよね」

――名古屋は地元で、ナショナル王座は初代王者でもある

▼杉浦「そこのこだわりはないけど、地元でやれるっていうシチュエーションは最高だし、とにかくあの男と壮絶なシバき合いして、最後に立っていたいね」

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