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4/9【全日本】いきなり三冠王者食い! CC初出場・耕平が初戦で諏訪魔に雪辱

『2021 Champion Carnival〜やっぱりステーキ presents〜』エディオンアリーナ大阪・第2競技場(2021年4月9日)
「2021 Champion Carnival」公式戦 ○佐藤耕平vs諏訪魔×

 チャンピオン・カーニバル初出場となった耕平が、初戦でいきなり三冠王者・諏訪魔食いに成功。三冠戦で敗れた借りをわずか1ヶ月半で返し、チャンカー初出場初制覇へ会心のスタートを切った。

 2・23後楽園大会における三冠戦からわずか1ヶ月半。再戦の舞台はチャンカー開幕戦・大阪で訪れた。今年は三冠王者としてのチャンカーに臨む諏訪魔が序盤から攻めに攻め、いきなり万力スリーパーで耕平の動きを止めると腰攻めで主導権。反撃を受けてもすぐさまラリアットや投げ捨てジャーマンで鎮圧し、貫禄の試合運びでローリングラリアットを狙った。

 だが、ここで耕平が放ったカウンター・エルボーがクリーンヒット。一撃で前のめりに倒れた諏訪魔に、今度は耕平が大攻勢だ。巨体をファルコンアローで突き刺すや、後頭部へのエルボーもズバリ。諏訪魔もかろうじて肩を上げ続け、何とかエルボー合戦に持ち込んだが、ここでも耕平はゴツン!と強烈な頭突きで押し切るや、投げ捨てジャーマンを発射。続けざまに二段式のジャーマンで投げきって固め、完璧な3カウントが数えられた。

 わずか1ヶ月半で諏訪魔への“雪辱"に成功。初出場となったチャンカー初戦で、いきなり三冠王者食いを果たして、初出場・初優勝へ一気に弾みをつけた。

 「しょっぱなから三冠チャンピオンから獲れたっていうは勢いついたかなと思うんで、この勢いのまま、きついですけど、勝ち進んでいきたい」と語った耕平は、「シングル1勝1敗でしょ。このリーグ戦で結果残したら、またチャンスが来るんじゃないかなと。それを目標にして頑張ります」と三冠再挑戦も見据えた。

【試合後の耕平】
▼耕平「きついわ。初戦から三冠チャンピオンは。これがあと8回続くの? しんどいし、きついけど、リーグ戦で結構初戦が大事なんでね。しょっぱなから三冠チャンピオンから獲れたっていうは勢いついたかなと思うんで、この勢いのまま、きついですけど、勝ち進んでいきたいと思います」

――三冠戦の借りを返して優勝への手応えもより高まったのでは?

▼耕平「なかなかね、やっぱりダテに防衛重ねてるチャンピオンじゃないんでね。また前回と試合のリズムだったりとか攻め方が違うんで、これだけタッグ含めてやってくると、やっぱ攻めどこというかリズムがつかめてくるんで。これでとりあえずシングル1勝1敗でしょ。このリーグ戦で結果残したら、もし(諏訪魔が)持ってれば、またチャンスが来るんじゃないかなと。それを目標にして頑張ります」

※諏訪魔はノーコメント

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