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4/13【DDT】赤井が4年5ヵ月ぶりEXTREME王座挑戦、Wタイトル戦実現へアイアンマン王座死守誓う

 5・4後楽園大会でDDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級両王座戦を争うクリス・ブルックス、赤井沙希が13日、東京・千代田区の神田明神内で行われた会見に出席。4年5ヵ月ぶりのEXTREME王座挑戦となる赤井は当日までにアイアンマン王座を守り抜き、ダブルタイトル戦を実現させることを誓った。

 4・11後楽園大会でタッグを組んだブルックスと赤井。その試合後、アイアンマン王者・赤井がEXTREME王座挑戦を表明。5・4後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 EXTREME級王座戦は王者がルールを指定できるが、ブルックスは通常のプロレスルールを希望した。「いろいろアイデアはあったが、4・11後楽園でのアカイさんのコメントを聞いて気が変わった」というブルックスは「アカイさんのことはリスペクトしているし、彼女に敬意を表したい。そうそうシングルのベルトに挑戦するチャンスは巡ってこないかもしれないので、男性、女性関係なく、一人のレスラー対レスラーとして、普通のルールで試合することこそが、彼女への敬意の表れになるんじゃないかと思ったから」と理由を説明。赤井に一目を置くからこそ、通常ルールによる真っ向勝負を選んだ。

 「今DDTは『DDTらしさとは何か?』って、みんな考えている時期かなって思ってます。そんな背中を見てるだけじゃなく、自分もDDTの一選手として闘っていきたい」と燃えている赤井にも異論はない。「EXTREME、アイアンマンのベルトはDDTらしさの詰まったベルト」と考えているからだ。

 EXTREME王座挑戦は2016年11・23後楽園大会における第37代王者・男色ディーノ戦以来4年5ヵ月ぶり。「私が女子で、クリスが男子。試合順はわかりませんが、これを後楽園でできるのはDDTらしさを兼ねている」と確信する赤井は「特殊なルールでやっても、このベルトの良さやDDTらしさは出ると思うんですが、特殊なルールがあったら、そのルールに助けられたと思われたくないというのはあるので。通常ルールだからこそできることを試合でやりたいと思います」と気合を入れた。

 5・4後楽園大会当日までにアイアンマン王座を死守できれば、ダブルタイトルマッチとなる。「クリスがジェンダーの部分とかも考えてくれたと思うので、5月4日までアイアンマンのベルトを守ってダブルタイトルマッチにしたい」と誓った赤井は「5年前にEXTREMEに挑戦したとき、ジャンケン総選挙があって、勝ち上がって、男色ディーノ選手がチャンピオンで挑戦しました。今回は自分の意思で挑戦しました」と強調。実力者ブルックス相手に不利は否めないかもしれないが、「100回やって99回負けるかもしれないけど、残り1回の可能性をたぐり寄せて。やる前からあきらめてしまっている人たちに向けて、2本のベルトを掲げて勝ちたいです」とメッセージも込めて最後まで勝負を捨てない構え。「(KO-D)6人タッグを獲って、自分が原因でベルトを落としてしまって。EXTREMEはDDTらしさが詰まったベルト。アイアンマンもDDTらしさが詰まったベルト。DDTは今移り変わる時期かもしれない。私という選手がDDTのなかで生きていた、ということをEXTREMEのベルトの歴史に刻みたいと思います」と力を込めて誓っていた。

☆5/4(火・祝)東京・後楽園ホール『MAX BUMP 2021』17:30開場、18:30開始

▼DDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合
[第1506代アイアンマンヘビーメタル級王者]
赤井沙希
vs
クリス・ブルックス
[第51代EXTREME級王者]
※ブルックス2度目の防衛戦
※ルール未定
※アイアンマンヘビーメタル級王座の性質上、当日DDT EXTREME級王座のみが懸けられる場合がございます