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7/1【GLEAT】CIMA大喜び、鬼塚が殊勲の逆転星 消沈カズは再戦要求

『GLEAT Ver.1』東京ドームシティホール(2021年7月1日)
○鬼塚一聖&CIMA&入江茂弘vs渡辺壮馬&佐藤恵一&カズ・ハヤシ×

 鬼塚が旗揚げ戦でカズから殊勲の逆転星。まさかの勝利にCIMAは喜びを爆発させた。一方、大事な初戦で敗戦を喫したカズは意気消沈したものの、再戦を要求した。

 カズはチーフテクニカルオフィサー、CIMAはチーフストラテジーオフィサーを務め、ともにリデット社の執行役員でもある。それぞれ渡辺&佐藤、鬼塚&入江と組み、旗揚げ戦で執行役員対決が実現したが、最後は意外な男が主役の座を奪取した。

 いきなり執行役員の2人が対峙。気迫のこもった先制争いを繰り広げると、その気持ちが各選手に伝染し、勝負は白熱。ダブルヘッダーとなる渡辺もスピーディな動きで気を吐く。試合が進んでもカズの気迫は増すばかりで、鬼塚を逆水平で叩きのめすと、ライオンサルトで飛翔した。

 CIMA組は怒との連続攻撃で佐藤に猛攻を浴びせれば、カズ組も譲らず、試合はシーソーゲームに。入江のトペを皮切りに、佐藤のプランチャ、CIMAのトペスイシーダ、カズ&渡辺の同時トペコンヒーロと空中殺法が連鎖すると、鬼塚もコーナー最上段からプランチャで突っ込んだ。

 入江のキャノンボール、CIMAのミサイルキックがカズに決まると、CIMAはメテオラで勝負に出るが、これは決まらず。渡辺がスワンダイブ式ミサイルキックで横やりを入れると、リング上は大混戦に。冷静に戦況を見定めたカズは、鬼塚に照準を合わせ、トラースキックからファイナルカットで勝負に出た。しかし、鬼塚は自力でキックアウト。鬼塚は続くハンドスプリングレッグラリアットを回避すると、最後はウラカンラナで丸め込み、大逆転勝利を挙げた。

 #STRONG HEARTSの新鋭の勝利にCIMAは大喜び。鬼塚も「まだ今日GLEATは旗揚げしたばっかりです。鬼塚一聖、GLEATでまだまだ上に行きますよ!」と声を弾ませた。一方のカズは肩を落としてうなだれるばかり。それでも再戦を要求した。

【試合後のCIMA&入江&鬼塚】
▼鬼塚「よっしゃー! 勝った!」

▼CIMA「鬼塚! グレーティスト・ヤングボーイ!」

▼鬼塚「マジか? マジか? 勝った!」

▼CIMA「これで終わるなよ」

▼鬼塚「まだ今日GLEATは旗揚げしたばっかりです。鬼塚一聖、GLEATでまだまだ上に行きますよ! 入江さんもありがとうございました」

▼CIMA「5月26日のGプロであんだけ言われたんやから。カズさんからいくと思わんかったけど」

▼鬼塚「よし!」

▼CIMA「旗がもう完全に上がったよ、これは。入江選手も#STRONG HEARTSの永久欠番やから、またGLEATしてくださいよ」

▼入江「お願いします」

▼CIMA「お前、GLEATしたか?」

▼鬼塚「GLEATしまくりましたよ!」

▼CIMA「まだまだ大阪、新宿と続くから、GLEATしまくって、今年のプロレス界の流行語はGLEATするかしないか。みんなでGLEATしようぜ…というのがプロレス界の流行語。鬼塚、コングラチュレーション」

▼鬼塚「よし!」

【カズの話】「もう何も出てこねえよ。クソ。チクショウ。もう戦いは始まっているというのを身を持って感じさせてもらいましたよ。クソ。もういいよ。ここまで来たら、鬼塚にはとにかく再戦を。何でもいいよ。シングルでもいいし。やらせてほしい。初っぱなで思いきり恥かかされたから。これが彼らの潜在能力なんでしょうね。それは認めたうえで、GLEAT旗揚げはスゲェ嬉しいんだけど、もう戦いは始まっている。それを思い知らされた感じがします」

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