プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/4【GLEAT】鬼塚がメイン快勝も電撃合体・河上&田村が襲撃 復活T-Hawkがリンダマンとの討伐宣言

『G PROWRESTLING Ver.2』東京・新宿FACE(2021年8月4日)
○鬼塚一聖&エル・リンダマンvs伊藤貴則&飯塚優×

 一騎打ちを経て電撃合体を果たした河上&田村がメインで快勝したリンダマン&鬼塚を襲撃。欠場中だったT-Hawkが復帰を表明し、リンダマンとの河上&田村討伐を宣言した。

 G PROWRESTLING第2弾興行となったこの日は新展開が続出。セミファイナルでは河上と田村が一騎打ちで熱戦を展開し、河上が勝利した試合後、共闘に合意していた。続くメインイベントはリンダマン&鬼塚と伊藤&飯塚のGLEAT新鋭タッグが対戦するタッグマッチ。#STRONGHEARTSが結果を出したが、試合後に予想外の展開が待ち受けていた。

 先手を取ったのは伊藤。ローキックで蹴りつけ、ヒザ十字固めで絞め上げるなど鬼塚相手に左足攻めを展開する。飯塚もアンクルホールドで続き、伊藤はヒールホールドでもん絶させた。耐えた鬼塚がスピアーで飯塚を蹴散らし、伊藤にはリンダマンがミサイルキックを放って援護射撃。水車落としも決めたが、伊藤はフロントスープレックスで譲らず。ジャーマンをリンダマンがサムソンクラッチで切り返せば、伊藤は急角度のバックドロップで突き刺した。


 飯塚も続こうとしたが、リンダマンが後頭部への低空ドロップキックを見舞った。それでも飯塚は鬼塚にジャンピングハイキックを放ち、スリーパーで絡みついたが、鬼塚はアナコンダバイスで逆捕獲。カットに入った伊藤がヒザ蹴りで鎮圧すると、飯塚とともに水面蹴りとミドルキックを同時にぶち込む。が、ダブルサッカーボールキックは鬼塚が回避し、同士討ちを誘った。

 すかさず鬼塚がスピアーで二人まとめてねじ伏せると、リンダマンが熊殺しで加勢。鬼塚がダイビングエルボードロップで続く連続攻撃に出る。ならばと伊藤が顔面蹴りでリンダマンを蹴散らし、鬼塚にはエルボー、ミドルキックと打撃の雨を降らせたが、意地の鬼塚はスピアーで撃退。ならばと飯塚が低空延髄斬りで鎮圧し、アームロックで固めてのスープレックスを敢行した。

 そのまま腕ひしぎ逆十字を狙った飯塚だが、丸め込みで阻止した鬼塚がフランケンシュタイナーで逆襲。伊藤がミドルキックでカットすると、飯塚がドラゴンスープレックスで投げて追い討ちをかける。負けじと鬼塚はアナコンダバスターで叩きつけ、アナコンダバイスで捕獲した。伊藤がカットに入っても鬼塚は執念で離さない。するとリンダマンがジャーマンで伊藤を撃退し、トペコンヒーロで分断。鬼塚はそのまま立ち上がると逆落としのようにぶん投げてから再びアナコンダバイスで絞め上げ、飯塚をギブアップに追い込んだ。

 鬼塚がメインで快勝。リンダマンとともに勝ち名乗りを受けた次の瞬間、喜びに浸る間もなく河上&田村が襲撃してきた。リンダマンはダブルインパクトの餌食に。セミファイナルの一騎打ち後、共闘に合意した二人がリングを占拠した。河上は「リンダ、鬼塚、悔しいだろ。このGLEATで暴れ回るのはな、この河上隆一と田村ハヤトだ」と宣言した。

 すると右肋骨骨折により欠場中のT-Hawkが現れた。「東京・新宿、帰って来たぞ!」と復活ののろしを上げたT-Hawkは「河上、田村、お前らメインイベント関係ないだろ。何しに来た?」と迫る。河上が「てめぇこそ何ノコノコやってきた? 俺と田村はな、ちゃんと暴れるぞって言ったぞ。だからこうして行動したんだ」と応戦し、「次はアバラじゃ済まねぇぞ」と通告した。

 当然T-Hawkも引かない。「シングルマッチで熱い試合してたな。そこだけは認めてやる」と河上と田村の熱戦を評する一方で、「東京で起こったことは東京で返す。ベストパートナーのリンダマンとお前らを迎え撃ってやる」と9・1新宿大会での討伐を宣言。河上&田村としばしにらみ合った。

 二人が去ると、T-Hawkは「改めましてこのリングに帰ってきました。いやぁ11年やってきて、いや31年間生きてきた中でこんなに何もしなかった1ヵ月はなかった」と欠場期間を振り返りつつ、「それに(7・25)大阪大会を見て、後輩たちの、同じ仲間の輝いてる姿をみてよ、まさかそうだな、今日のメインにもいた鬼塚、リンダマン、伊藤、飯塚、凄いツラだったよ。ホントにみんな顔変わったよ。正直、俺、悔しいよ。悔しいし、凄いと思ったし。だからこそ俺はこのリングに帰ってきました」と後輩たちの活躍にも刺激を受けてきた中、早期復帰を果たすことができた。

 復帰早々、新勢力となった河上&田村を迎え撃つ。T-Hawkが「すっかりメインイベンターになった君、久々にタッグ組むね。あの二人に世界を回った経験と底力みせつけてやろうぜ」と呼びかけると、リンダマンも「河上と田村、付け焼刃みたいにタッグ組むって言いやがって。俺たちT-Hawk、リンダマンが何年タッグ組んできてると思ってるんだよ。あいつらとはレベルが違うからよ。復帰してパワーアップしたT-Hawk、さらにパワーアップしたT-Hawk&リンダマン組であいつら木っ端みじんにするしかないでしょ!」と呼応していた。

【試合後のリンダマン&鬼塚、T-Hawk】
▼リンダマン「よっしゃあ! 勝ったぞ」

▼鬼塚「勝ったけど、最後の納得いかないですね。今日勝って邪魔された敵は来月、先輩たちが返してくれると思うんで。僕は僕で飯塚優かかってこい。お前の全て魂、受け止めたるよ。あとはこの敵討ちお願いします」

▼T-Hawk「おぅ、おぅ、おぅ」

▼リンダマン「せっかくの鬼塚の大勝利に水を差すような、俺にダブルインパクト。首に効きましたよ。ここで願ってもないT-Hawkの大復活劇。ケガから戻ってきて、タッグマッチも決まりましたよ。河上&田村vsリンダマン&T-Hawk。次回9月1日新宿。リング上のマイク聞いたらわかるだろ? いつもだったらな、人をけなして、馬鹿にして、卑下することしか能のないT-Hawkがこの1ヵ月の休養期間を経て、周りを褒めに褒めに褒めまくって、明日は雪が降るんじゃねぇかってぐらいのよ、T-Hawkの大変身ぶり。9月1日、新宿は大変身したT-Hawk、リンダマンがあいつら木っ端みじん。俺があいつらにダブルインパクトどころかトリプルインパクトぶっ放してやるっつうんだ!」

▼T-Hawk「やってやるってんだ。俺も欠場中にな、動画サイトで優しい連ドラみてたんだバカヤロー。だから俺になかった人を思いやる心も追加されて…」

▼鬼塚「完璧か、これ」

▼T-Hawk「言うなぁ。それも追加されて。お前らリング上で言ったけどな、タッグはそんな浅いもんじゃねぇんだ。俺らが何年組んでると思ってんだ。とにかく9月1日、新宿はよ、しっかり鬼塚も俺らも結果残して、みんなでGLEATしようぜ!」


【試合後の伊藤&飯塚、河上&田村】
▼伊藤「おい、優、このGLEAT、Gプロ、俺らがやってきたプロレスちゃうな。物凄いスピードで進んでるからな。俺らも俺らのやり方でどんどんどんどんトップ目指していくぞ」

▼飯塚「おぅ」

▼伊藤「あとな、河上、田村ハヤト。あいつら組んだみたいやけどな。CIMA、カズ・ハヤシ、田中稔、そしてT-Hawk、リンダ、あと他の奴の名前も挙げとったけど、俺と飯塚の名前出てへんやん。あいつらよ、俺らのこと眼中にないみたいやからな。こっちからあいつらの目の前にいって、目ん玉の中入っていったるからな。なぁ、優。あいつらぶっ潰すぞ」

▼飯塚「あいつらが俺らの眼中にないんだったら、俺らがいって腕の一本や二本…」

※河上と田村がやってくる

▼河上「おい、おい、おい、負けた奴らがいつまで言ってんだ」

▼伊藤「ちょうどいいところに来たな。お前ら二人よ、眼中にねぇんだったらよ、俺らがお前らの目の前に立ってぶっ潰してやるからな。俺らと試合しろ」

▼田村「俺らはな、お前らみたいにリデットでぬくぬくぬくぬく育った奴と違うんだよ。俺らはな、この腕一本で勝ち上がってきたんだこのヤロー」

▼河上「やりてぇんだったら大阪やってやるよ」

▼伊藤「大阪やな」

▼河上「胸貸してやるよ」

▼伊藤「決定や、わかったな。お前ら絶対ぶっ潰してやるからな。覚悟しとけ」

▼田村「いつでもやってやる。今こいよ」

▼河上「今こいよコラ!」

※伊藤と飯塚が去ると

▼河上「よし決めたぞ。ちょうどな、俺、大阪にな、大門寺っていうちょっとムキムキなトレーニング仲間がいるんだよ。ちょうどいいよ。そいつと組んで、向こうは飯塚、伊藤、あと誰でもいいよ。もう一匹連れてこい。俺と田村、そしてその新戦力・大門寺で3対3でやってやる」

▼田村「よっしゃ!」

▼河上「これからはこのガチムチでバキバキな俺らが凄ぇパワーでGLEATかき回して暴れていくぞ。みとけお前ら!」

▼田村「俺も河上もな、体一つでこのGLEATのテッペン目指してきてんだよ。必ず俺は俺のやり方でこのGLEATのトップ目指すからよ。河上隆一っていう最高のパートナーを手に入れたから、俺と河上隆一でこのGLEAT、かき乱すぞ」

▼河上「俺と田村がGLEATだ!」

プロ格 情報局