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8/4【GLEAT】渡辺3連敗 KAZMAが「サプラーイズ」襲撃で一騎打ち要求

『G PROWRESTLING Ver.2』東京・新宿FACE(2021年8月4日)
○田中稔vs渡辺壮馬×

 渡辺が稔に完敗を喫して3連敗。試合後、KAZMA SAKAMOTOがサプライズ登場して襲撃。9・1新宿大会での一騎打ちを要求した。

 7・1TDC大会、7・25大阪大会とタッグマッチで2連敗中の渡辺。この日は旗揚げ戦のパートナーだった稔の胸を借り、本戦初勝利を目指した。

 開始早々、ローキックで蹴りつけた稔がアキレス腱固めで捕らえるなど足攻めで主導権を握る。その場飛びフットスタンプやニードロップ、ボディシザースと腹部への集中砲火に切り替え、ローリングソバット、ボディエルボーで徹底攻撃した。

 負けじと渡辺もローリングソバットで必死の反撃をみせる。串刺しジャンピングニー、ミサイルキックと得意の空中殺法で巻き返しを図るものの、稔はドロップキックを華麗に決めて応戦。負けじと渡辺も前方回転からのジャンピングエルボーやダイアモンドカッターで反撃するものの、エルボー合戦を稔が連打で圧倒する。それでも渡辺はローリングソバットで反撃したが、稔はハイキックで鎮圧。低空ドロップキック、ジャーマン、顔面蹴り、ダイビングフットスタンプと怒とうの連続攻撃でたたみかけた。

 粘る渡辺もセカンドロープに飛び乗ってのダイビングエルボーで反撃。旋回式変型フィッシャーマンバスターで追い討ちをかけ、ファイアーバードスプラッシュを繰り出したが、稔は両ヒザで迎撃。最後はダイビングフットスタンプを投下して貫録勝ちを決めた。

 渡辺が旗揚げ戦から3連敗。追い討ちをかけるように招かれざる客が現れた。KAZMAだ。試合後、稔が去るのと入れ替わるようにやってきたKAZMAは渡辺を襲撃。「近年まれにみるサプラーイズをかましに、このGLEATに来たぞ」と切り出すと、「おい、渡辺壮馬だっけ? 俺はお前のことを知っているぞ。GLEATの可もなく不可もない、グリーンボーイレスラー、まさに0点のレスラーってことをな」と罵倒。「GLEATと言えばCIMA、カズ・ハヤシ、田中稔、この3人はこの業界、誰でも知っているよな。でもお前のことなんて誰一人知りやしない。まさに0点のレスラーだな」と言いたい放題に酷評を続けた。

 そしてKAZMAは「この100点満点レスラーのKAZMA SAKAMOTOが0点のお前にプロレスを教えてやってもいいぞ。どうする? ハッキリ言うよ。俺とシングルマッチどうだ? まさかお前、ヒヨってねぇよな? 次の東京大会、9月1日、新宿FACE大会で渡辺壮馬、0点のレスラーお前とシングルマッチやってやるよ」と一騎打ちを迫った。渡辺が返答しようとするたびにKAZMAは蹴りつけてマイクを持たせず。最後に「お前らに最高を見せてやる。そしてこのリングでGLEAT…違うな。GLEATリセットをお前たちに見せてやる」と予告した。

【渡辺の話】「まず今日、稔さんとシングルやらせてもらって、稔さんはUWFとプロレス両方、両立していって、両方ともトップでやられている選手です。自分も両方やりたい。そこは目指すべき場所だと思ってるんで、稔さんの背中を追いかけつつ、追い越していきたいです。で、何かよくわかんないけど、たぶんKAZMA SAKAMOTO。急に襲われて、最初、誰かわかんなかったけど、0点、0点うるせぇよ。このGLEATのリングに上がってきたからには、俺が1戦目であいつを倒して、もうこのリングから追っ払ってやります」

【KAZMAの話】サプラーイズ! KAZMA SAKAMOTOが近年まれにみるビッグサプライズだろ。GLEAT、さっきリング上でボコボコにした渡辺壮馬? おい、お前なんかな、この業界、誰一人知らねぇ。知ってるのはCIMA、カズ・ハヤシ、田中稔だけだな。おい、そんな0点レスラーに100点満点のこの俺がお前にプロレスを教えてやるよ。9月1日、新宿FACE大会、俺がしっかりプロレスのプの字から叩き込んでやるから、しっかり勉強しろよ。今日みたファン、お前たちがどう思おうが、どう考えようが、どう勘ぐろうが俺は知ったこっちゃねぇ。でもな、バカみたいに変な勘繰りはやめとけよ。この道は俺の道だ。わかったか」

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