プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/12【全日本】宮原が2年ぶり地元凱旋で「リスタート」宣言 三冠返り咲きも約束

『2021 SUPER DELUXE SERIES』アクロス福岡(2021年9月12日)
○宮原健斗&青柳優馬&青柳亮生vsジェイク・リー&TAJIRI&大森北斗×

 エース・宮原が無冠ながら1年10ヵ月ぶりに地元・博多に凱旋。メインで快勝して締めた最高男はここからの「リスタート」を宣言し、三冠に返り咲いての凱旋を博多のファンに約束した。

 9・7後楽園大会で青柳と保持していた世界タッグ王座を失い、9ヵ月ぶりに無冠となった宮原。最高男らしくない不振が続く中、この日、2019年11月25日以来、1年10ヵ月ぶりの地元・博多凱旋が実現。メインの6人タッグに登場した。

 久々に地元のリングに立った宮原は「帰ってきたぜ博多!」と絶叫し、高ぶりを隠しきれない様子。「俺の地元だ。見ろ」と自己顕示欲をむき出しにして先発を買って出ると、ジェイクとめまぐるしい読み合いを展開した。その後、北斗のイス攻撃などに苦しめられたものの、得意のドロップキック連射で巻き返した。

 終盤には北斗のローブローに苦もんした宮原だったが、青柳兄弟の援護射撃を受けて立て直すと、スタンドブラックアウトを連射。正調・ブラックアウトで追い討ちをかけると、シャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させて北斗を料理した。

 約2年ぶりの地元凱旋を勝利で飾った。試合後は最高マイクで締め。その中で宮原は「福岡が生んだスーパースターを名乗っておきながらも丸腰だ。見てくれ、このまっさらなお腹を。何も巻かれてねぇぞ」と自虐しつつ「だからな、次、福岡に帰ってくる時は必ずや三冠チャンピオンになって帰ってくるぞ」と博多のファンとの再会を見据えて約束してみせた。

 不振が続く宮原だが、気持ちは前向きそのもの。久々に地元のリングで戦ったことが巻き返しへ向けた起爆剤となるのは間違いない。「福岡、ここからだ。このスーパースターを生んだ博多の地でもう一度リスタートするからな」と宣言した最高男は「博多のみんな、そして全国のみんな。次の9月16日の横浜・保土ヶ谷からリスタートをきった俺に期待してくれ」と豪語してみせた。

 今は無冠だが、宮原は必ずやエースにふさわしい称号=三冠ベルトを再び手にできると確信している。その自信があってこその「リスタート」宣言と地元・福岡のファンとの約束だったのは言うまでもない。

【試合後の宮原&青柳&亮生】
▼宮原「よっしゃあ! 2年ぶりに福岡が生んだスーパースター、2年ぶりに福岡に帰って来たぞ。(青柳兄弟が『おかえり』『丸腰』と合の手を入れる中)福岡、ここからだ。このスーパースターを生んだ博多の地でもう一度リスタートするからな。いいか、みんな。博多のみんな、そして全国のみんな。次の9月16日の横浜・保土ヶ谷からリスタートをきった俺に期待してくれ。ありがとう博多!」

▼青柳「ありがとうございましたぁ」

▼亮生「ありがとうございました! 僕も獲りますよ、福岡の皆さん。次回お楽しみください。ありがとうございました!」


【北斗の話】「このジェイクさんがさ、三冠獲ってからメインとか増えて、TOTAL ECLIPSEの注目度が上がって! 俺のこと見てくれる人が増えてさ。俺のこと何てみんな言ってんのかな? いいように言ってる人ってさ、ぜってぇ少ないはずなんだよ。若手のくせにとか言ってる人の方がさ、絶対多いんだけどさ。そんなこと言ってるヤツ全員に言いたいよ。そんなセリフは死ぬほど聞いてんだよ。俺はな! この戦い方でな、この戦い方でしかたどり着けないところを最短で行こうとしてんだよ。それがな、俺の戦い方なんだよ。これが! TOTAL ECLIPSEのナンバー2としての俺の戦い方なんだ。だからな、文句なんか言わせねぇんだ、このヤロー」

プロ格 情報局