9/15【日本プロレス殿堂会】YAMATOが因縁のKAI撃破 ドリームゲート防衛戦へ勢い加速

『日本プロレス史70周年記念大会「LEGACY」』東京・後楽園ホール(2021年9月15日)
○YAMATO&ドラゴン・キッド&Ben-Kvsディアマンテ&SB KENTo&KAI×

　YAMATOが『LEGACY』のリングで因縁のKAIにピンフォール勝ち。5日後に迫ったドリームゲート王座防衛戦に向けて勢いを加速させた。

　9・20大田区大会で箕浦康太を相手に防衛戦を行うドリームゲート王者・YAMATOが日本プロレス史70周年記念大会『LEGACY』のDRAGONGATE提供試合に出陣。キッド&Ben-KとHIGH-ENDトリオを結成し、R・E・DのKAI&ディアマンテ&KENToと対決した。

　乱戦に持ち込んだR・E・Dがペースを握る。YAMATOは「いくぞ後楽園」と叫んで気合いを入れると、因縁のKAIとショルダータックル合戦、エルボー合戦で競り合うが、ラリアットで場外に叩き落とされ、鉄柵に投げつけられてしまった。その後もキッドが攻め込まれて防戦一方に。

　キッドが619でKAIの脇腹を蹴り飛ばして反撃に成功すると、Ben-KはスピアーでKAI&ディアマンテを打ち倒す。YAMATOも得意の串刺しドロップキックをKENToに一閃。一気にHIGH-ENDが主導権を奪い取った。

　ならばとR・E・Dは3人がかりでBen-Kに猛攻。ディアマンテ&KENToが合体バックブリーカーを決めれば、YAMATO&キッドも肩車からの雪崩式フランケンを返して試合はシーソーゲームに。両軍の大技が連鎖して大混戦となるが、勝負所を逃さなかったのはYAMATO。KAIのトラースキックに被弾しながらも、不意を突く全知全能のフランケンシュタイナーで鮮やかに3カウントをもぎ取った。

　タイトルマッチ5日前に、挑戦者候補の一角であり、遺恨関係にあるKAIからピンフォール勝ち。若い箕浦との防衛戦に向けて、万全の状況であることをアピールしたYAMATOは「我々も日本のプロレス界の発展にさらに寄与してまいりますので、これからも日本のプロレスファンの皆さん、DRAGONGATEをよろしくお願いします」と団体を代表してアピールしていた。

【試合後のYAMATO&キッド】
▼YAMATO「日本プロレス殿堂会、今年で日本でプロレスが行われて70周年という誠に…おめでとうございますって言うのもおかしいか」

▼キッド「いやいや、本当におめでとうございます」

▼YAMATO「そして、こういう記念すべき大会に我々DRAGONGATEも参加できて、本当に光栄に思います」

▼キッド「ありがとうございます」

▼YAMATO「我々も日本のプロレス界の発展にさらに寄与してまいりますので、これからも日本のプロレスファンの皆さん、DRAGONGATEをよろしくお願いします」

▼キッド「まだまだプロレス界で盛り上がれ!」

▼YAMATO「だそうです。ありがとうございました」