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10/21【新日本】SHOが石井無法KO HOUSE OF TORTUREが6人タッグ王座強奪予告

『G1 CLIMAX 31』東京・日本武道館(2021年10月21日)
○EVIL&高橋裕二郎&SHOvs後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI×

 正式始動したHOUSE OF TORTUREがYOSHI-HASHIを撃破。SHOは古巣CHAOSの先輩・石井に牙を剥き、パイプイスで殴りつけ、クロスアーム式パイルドライバーで無法KOすると、NEVER6人タッグ王座強奪を予告した

 今G1でも無法ファイトを続けて、7勝2敗という好成績を残したEVIL。今宵はBULLET CLUB内チーム・HOUSE OF TORTUREのメンバーである裕二郎&SHOとのトリオで、NEVER6人タッグ王者の後藤&石井&YOSHI-HASHIと激突した。G1直前に結成されたHOUSE OF TORTUREは今大会が事実上の初戦。リーグ戦中もメンバーのディック東郷やSHOが暗躍する場面が見られたが、武道館でも"拷問の館"の名前通りにやりたい放題に暴れ回った。

 SHOは9月にCHAOSを裏切ってBULLET CLUB入りしたばかり。試合前にはCHAOSのタオルを踏みつけて改めて決別の意思を表すと、かつての仲間たちに噛みつく。場外でテーピングの巻かれた後藤の右腕を痛めつける非情な攻撃に出ると、EVILや裕二郎も追随。セコンドに付いた東郷も加勢した。

 怒りの石井が大暴れを見せて形勢打開。3人相手に同士討ちを誘いながら、たった1人で返り討ちに。さらに、SHOの喉元に強烈な逆水平をぶち込んで、裏切り者を制裁。しかし、SHOも執ように首筋を踏みつけ、剥き出しになったコーナー金具に投げつけるなど以前は見せなかったラフファイトを連発して反攻すると、連続串刺し攻撃からEVILがフィッシャーマンバスターを決めて、HOUSE OF TORTUREが好連係を披露した。

 その後、G1公式戦で敗れているEVILにリベンジしようとYOSHI-HASHIが奮闘。後藤も加勢し、怒とうの連続攻撃からGYWで勝負に出るが、東郷がレフェリーの注意を引きつけたため、幻の3カウントとなる。混乱に乗じて、裕二郎がスティックを、SHOがイスを持ち込んで暴行。SHOは石井を痛打すると、返す刀でYOSHI-HASHIの脳天にパイプイスを振り下ろす。最後はEVILは余裕タップリにEVILを繰り出して、3カウントを奪取した。

 試合後も、東郷を加えた4人でCHOASトリオを痛めつけ、SHOはクロスアーム式パイルドライバーで石井をKOする。そして、NEVER6人タッグ王座のベルトを奪い取り、3人を踏みつけながら、自分たちが王者と言わんばかりにそれを掲げてみせた。

 バックステージでEVILは「おめえらがそのベルトを防衛するのは永遠だって? ハンッ、寝言は寝て言えよ。オイ、おめえらがそのベルトを持って権力を持とうがよ、この俺には通用しねえんだ。なんでか分かるか? この俺が法律だからだ。いいか、そのベルトをさっさと俺らに寄越さんかい、オラ!」とベルト強奪を予告。後藤たちをせせら笑った。

【試合後のEVIL&裕二郎】
▼EVIL「(※持参したイスにどっかりと座って)よし、カモン! (※SHO、裕二郎、東郷を呼び寄せると)オイ、いいか、オレらがHOUSE OF TORTUREだ。オイ、YOSHI-HASHI、石井、後藤、おめえらがそのベルトを防衛するのは永遠だって? ハンッ、寝言は寝て言えよ。オイ、おめえらがそのベルトを持って権力を持とうがよ、この俺には通用しねえんだ。なんでか分かるか? この俺が法律だからだ。いいか、そのベルトをさっさと俺らに寄越さんかい、オラ! (※後ろでニヤニヤしながら頷いているSHO、裕二郎、東郷の方を向いて)OK?」

▼裕二郎「OK!」

▼EVIL「よし、行くぞ」

※後藤&石井&YOSHI-HASHIはノーコメント

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