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10/21【新日本】武道館拍手で沸騰…柴田勝頼がサプライズで“白ザック"とエキシビジョン戦 「次上がる時はコスチュームで!」

『G1 CLIMAX 31』東京・日本武道館(2021年10月21日)
スペシャルエキシビションマッチ〜グラップリングルール〜 △柴田勝頼vsザック・セイバーJr.△

 柴田がG1最終日の日本武道館にサプライズ登場。白コスチュームのザックとグラップリングルールによるエキシビションマッチで抜群の動きを披露し、場内を沸騰させると、「次、このリングに立つ時は、コスチュームで」とアピールした。

 休憩時間終了後にまさかの出来事が起きた。何の説明もなく、ザックがリングに現れると、続いて柴田がリングイン。突然の展開に場内は大きくどよめく。5分間のグラップリングルールによるスペシャルエキシビションマッチを行うとサプライズ発表されると、場内は大きな手拍子に包まれた。柴田は2017年4月のオカダ・カズチカ戦後に救急車で病院に搬送され、急性硬膜下血腫と診断されて緊急出樹を受けると、その後は長期欠場。近年はロサンゼルス道場のヘッドコーチとして後進の指導に当たっており、エキシビションながら、実に4年半ぶりの実戦となった。

 ザックは鈴木軍仕様の黒いショートタイツではなく、白いハーフタイツ仕様で、あくまでも純粋にテクニックでやり合う構え。柴田もコスチュームではなく、黒いハーフタイツで試合に臨んだ。柴田はスピーディなポジション争いを繰り広げてコンディションの良さを観客に見せつける。柴田の一挙手一投足に観客は大きく反応。メインイベントさながらの盛り上がりを見せた。

 柴田はマウントポジションを奪い取ると、果敢に足4の字固めも仕掛けていく。対するザックは左ヒザ、さらには左足首を絞め上げて応戦。柴田は苦痛で表情を歪める。ヘッドロックからグラウンド式に移行しようとするも、ザックはクロックヘッドシザースへ。ならばと柴田は倒立から脱出すると、場内はドッと沸いた。

 激しい競り合いが続き、残り1分を切ると、柴田はロープに振ってヘッドロックから脱出を図るが、ザックはさせず。それでも残り30秒がコールされると、柴田はスリーパーホールド、さらにはコブラツイストに捕獲して場内を沸かす。ザックが切り返したものの、最後は柴田が卍固めに捕らえたところで武道館は大きく沸騰したが、ここで時間切れ。試合終了となった。

 試合後はノーサイド。握手を交わし、再戦を誓い合う。柴田はマイクを持つと、「ザック、ありがとう。次、このリングに立つ時は、コスチュームで。以上!」と力強くアピールした。

 G1で好成績を残したザックと、グラップリングながら互角の攻防を繰り広げたことからもわかる通り、柴田のコンディションが良好なのは明らか。得意技のスリーパーやコブラツイスト、卍固めも披露した。復帰を示唆する言葉以上に、その動きを見た日本武道館の観客からは期待感が立ちこめた。柴田はそんな思いに応えるように、リング上で豪快に受け身を取り、ネックスプリングで華麗に立ち上がる。試合後はノーコメントだったが、大歓声に応えつつ、花道を下がっていく柴田の表情は充実感にあふれていた。

【ザックの話】「(日本語で)オソイヨ! オマエ! 俺はカツヨリとの試合を6ヵ月も前から要求してた! (日本語で)サンガツカラ! まあ、実現しただけまだいいけど! カツヨリがこの先どうするのか俺にはさっぱり分からないけど、エキシビションマッチでもグラップリングマッチでも、ヨーロピアンスタイルマッチでも、ティドリー・ウィンクス(イギリスの伝統的なボードゲーム)でも、麻雀でも、モノポリーでも、競争でも、詩のコンテストでも何でもいいが、お前がやりたいなら、また相手になってやるぞ。俺はこのリングでお前を待ってるからな、ダーリン。あいつがどう思ってるかは知らないが、俺たちの間には切っても切れない縁がある。俺は2016年のロンドンの試合でカツヨリに敗れブリティッシュヘビー級王座から陥落した。そのことがキッカケとなって俺は鈴木軍の加入を決めた。確かにシバタ相手にベルトを失ったが、俺はそれからたくさんのものを得た。だからアリガトウ、ダーリン。シバタ、待ってるよ、ダーリン」

※柴田はノーコメント

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