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11/10【DDT】高尾が王者・佐々木襲撃で挑戦表明 12・5後楽園でUNIVERSAL王座戦決定

 『D王 GRAND PRIX 2021 II』第4戦が10日、東京・新宿FACEで行われ、高尾蒼馬がDDT UNIVERSAL王者・佐々木大輔を襲撃し、挑戦を表明。12・5後楽園大会で両者による同王座戦が決まった。

 UNIVERSAL王者・佐々木はこの日、第2試合でMJポーとのDAMNATION T.Aで小嶋斗偉&石田有輝組と対戦。新鋭コンビを翻ろうし、最後はポーが石田にデスバレーボムを決めて完勝した。試合後、マイクを持った佐々木は「UNIVERSALのベルト、挑戦者が誰も名乗りを挙げねぇよ。だから今日、俺が挑戦者を決める。オイ、石田! 次の挑戦者はお前だ」と指名した。防衛回数稼ぎであることは明白で、今林久弥GMは「石田選手はデビューして1ヵ月も経ってない新人じゃないですか。認められません」と却下した。

 仕方なく佐々木が引き揚げようとすると、かつてDAMNATIONで共闘した高尾が襲撃した。佐々木をリングに上げた高尾はランニングエルボーバットを叩き込むと、「話したいことがあるから来た。俺を裏切り、よくも恥かかせてくれたな。俺とシングルやれ。挑戦者がいない? ここにやるべき相手がいるだろ。俺に恥かかせたように、お前からベルトを獲って、お前のすべてをなくし、お前にも恥かかせてやる」と挑戦を表明した。

 怒りの佐々木は「また来やがったな。俺はてめえには興味ない。でも1回だけ遊んでやる。石田の前にてめえと遊んでやる」と受諾。これを受けて、今林GMは12・5後楽園でタイトル戦を組むことを決定した。バックステージでもぶ然とした表情の佐々木は「なんでまたガンプロの高尾蒼馬がここに来てんだ。あいつとはこの間で終わらせたはずだろ。いいよ、1回だけ遊んでやる。あいつと俺じゃ実力が違うんだ」と豪語。「あんなヤツと遊んでる暇はない。俺は石田と、このベルトを懸けてやるために今日ここに来たんだ。まあいいよ。あいつ、俺に恥かかせるって言ったな。あいつは実力を世にさらして自分が恥かくだけだ」と改めて石田との防衛戦を見据えつつ返り討ちを予告した。

 対する高尾は「最初に裏切ったのはあいつだろ。俺からやったことじゃねぇ」と主張。「あいつに似合わないベルト、俺が獲って、あいつに恥かかせてやる。あいつのすべてを奪ってやる」と改めて予告し、「俺の目的はあいつを潰すこと。あいつに似合わないあのベルトほしいから、俺が獲ってやる」と佐々木狩りとUNIVERSAL王座獲りへのモチベーションをむき出しにした。

☆12/5(日)東京・後楽園ホール『D王 GRAND PRIX 2021 II the FINAL』10:30開場、11:30開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
高尾蒼馬
vs
佐々木大輔
[第5代王者]
※佐々木2度目の防衛戦

プロ格 情報局