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12/7【NOAH】乱戦“スクランブルマッチ"で原田反撃の雄叫び 3人がかりで小川粉砕

『MAN CRUSH 2021』東京・後楽園ホール(2021年12月7日)
スクランブルタッグマッチ ○YO-HEY&HAYATAvs原田大輔&小川良成×

 乱戦となったスクランブルマッチで原田がHAYATA&YO-HEYと3人がかりで小川を粉砕。HAYATAたちも返り討ちにし、反撃の雄叫びを上げた。

 1・1日本武道館大会のGHCジュニア王座戦「(王者)HAYATAvs小川(挑戦者)」と、12・25横浜大会のGHCジュニアタッグ次期挑戦者決定戦「原田大輔&小峠篤司vsYO-HEY&鈴木鼓太郎」に向けた前哨戦として、敵対する小川と原田、HAYATAとYO-HEYがそれぞれ組んで、スクランブルマッチで激突。波乱必至の戦いは大乱戦になった。

 12・5名古屋大会で小川に襲われたHAYATAはリングインと同時に奇襲して幕開け。両軍ともに信頼関係はなく、タッチを交わすだけでも不穏な空気が立ちのぼる。その後も荒れた展開が続いたものの、徐々に両軍のチームワークが成立するようになり、未遂に終わったがHAYATA&YO-HEYの元金髪夫婦が連係攻撃を狙う場面も。原田も「小川さん、チェンジ!」と自らタッチを求めてリングに入ると、YO-HEYと激しくせめぎ合った。

 すると、小川が「原田来い!」とタッチを要請。素直に応えようとした原田は自陣に戻ったが、小川が寸前でタッチを拒否すると雲行きが怪しくなる。これにキレた原田がスキを突いて小川に襲いかかり、ついに仲間割れが発生。原田は小川にニーアッパー、ローリングエルボーを叩き込むと、HAYATAがエプロンから延髄斬りを放って援護射撃し、そこにYO-HEYが顔面Gで突っ込んで、結果的に元RATEL'Sの3人が怒とうの連係で小川を仕留める形となった。

 試合後、YO-HEYがHAYATAをトラースキックで蹴り倒すと、原田にも襲いかかるが、原田はローリングエルボーで返り討ち。残る3人がリング上で倒れ込む中、仁王立ちした原田はジュニアタッグのベルトを掲げて勝ち誇ると、拳を突き上げて絶叫した。

 ノアジュニア正規軍は最近苦しい戦いが続いていたが、11・28代々木大会で原田が覇王を下し、金剛軍に激勝。原田は12・5名古屋大会でYO-HEYをシングルで下し、「俺がノアジュニアのエースになる」と誓いを立てていたが、この日も最後までリングに立ち続けて、存在感を発揮した。「誰が敵とか、そんなの関係ない。俺はこのノアジュニアのエースになる男や。これからもどんどん俺はいくぞ」と原田。エース宣言を現実のものにするためにも12・25横浜大会の挑戦者決定戦が大事な一歩になる。連勝した勢いのままに、横浜から正規軍の逆襲をスタートさせるつもりだ。

【YO-HEYの話】「ノアジュニアをドカーン!」

【原田の話】「誰が敵とか、そんなの関係ない。俺はこのノアジュニアのエースになる男や。これからもどんどん俺はいくぞ」

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