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8/4【NOAH】近藤が9年半ぶり返り咲きへ宣言「ノアジュニアのブランド俺が創る」、HAYATAは「過去のヤツ」呼ばわり GHCジュニア戦調印式

 GHCジュニアヘビー級選手権試合「HAYATAvs近藤修司」(8・5後楽園)の調印式が4日、東京・渋谷のABEMA TOWERSで行われ、9年半ぶり2度目の戴冠に挑む近藤が「ノアジュニアのブランドを俺が創ってやる」と宣言。王者・HAYATAは「過去のヤツ」呼ばわりし、ノアジュニアの至宝死守を誓った。

 金剛の一員としてノアに参戦している近藤は7・16日本武道館大会でGHCジュニア挑戦を表明。王者・HAYATAも受諾し、8・5後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 かつて第25代王者に君臨している近藤は2013年1月、石森太二に敗れて陥落以来、9年半ぶりの返り咲きを狙う。「あの頃のノアのジュニアって何となくだけどね、ノアジュニアってブランドが確立されていて、他団体の選手があのベルトを欲しいっていうのがあったような気がする」と当時を振り返った近藤は「それが今、ノアのジュニアどうなのか? よーく考えてほしい」とノアジュニア勢に投げかけた。

 そこで近藤は「今いるノアのジュニアの全員、その気がないんだったら俺がベルトを獲って、その位置までまた持っていきたいよね。ノアジュニアのブランドを俺が創ってやる」とぶち上げた。かつて丸藤、KENTAらが築き上げた当時のノアジュニアに勝るとも劣らない黄金期を自らが中心になってもたらすつもりで、「俺がノアのジュニアにやってきた意味。それが明日わかると思います」と言い切った。

 対するHAYATAは4度目の防衛戦へ向けて近藤を「過去のヤツ」呼ばわりした。挑戦者がぶち上げたことはHAYATA自身が目指すべきこと。だからこそ「こいつはノアのベルトや」と強調。会見後の写真撮影の際、近藤が握手を求めると、背を向けて拒否した。

 前哨戦も含め心理戦を展開してきたが、近藤は「明日の当日はもうそういう心理戦とか抜きにして、ただただタイトルを獲りにいく」と宣言。「何となくスピードの選手かなと思いきや、頭も使って、そこそこ力もあるみたいな。何でもできるのがストロングポイントだけど、それが弱点でもあるのかな」と分析しつつHAYATA攻略に自信をのぞかせていた。

【調印式の模様】
▼近藤「近藤です。僕が前回GHCのジュニアのベルトを巻いてたのが何年前になるのか覚えてないんですけど、挑戦はそれ以来なのかな? あの頃のノアのジュニアって何となくだけどね、ノアジュニアってブランドが確立されていて、他団体の選手があのベルトを欲しいっていうのがあったような気がするんだけど、それが今、ノアのジュニアどうなのか? みんな、よーく考えてほしいよね。で、それを任されてるのがたぶんきっとHAYATAなんだと思うんだよね。HAYATAだけじゃなく、今いるノアのジュニアの全員、その気がないんだったら俺がベルトを獲って、その位置までまた持っていきたいよね。ノアジュニアのブランドを俺が創ってやる」

▼HAYATA「過去のヤツとこれ(GHCジュニア)をかけてできるのは楽しみでしかない」

――近藤選手の印象は?

▼HAYATA「答える必要はない。ただ、こいつ(GHCジュニア)はノアのベルトや」

――HAYATA選手の印象は?

▼近藤「そこそこキャリアを積んできてると思うんですけど、なかなか謎の多いレスラーだなとは思ってます。謎っていうのは別に技とかそういうものじゃなくて、何を考えているのか、どういうスタイルなのか。それがちょっと読みづらいというか。前哨戦でも心理戦を仕掛けて、何かうまくいった気がしないというか、逆にうまく乗っけられちゃったみたいなところもあるんで。明日の当日はもう、そういう心理戦とか抜きにして、ただただタイトルを獲りにいく。そういう作戦でいこうと思います」

――金剛にベルトをもたらしたい思いはある?

▼近藤「言ったら金剛のジュニアだってシャキっとしてないわけでしょ?」

――ジュニアベルト獲りが金剛ジュニアの悲願だが?

▼近藤「そういう意味も含めて、獲って持って帰りたいよね。俺がノアのジュニアにやってきた意味。それが明日わかると思います」

――ノアの旗揚げ記念日的な意味合いのある興行のメインでタイトルマッチを行うシチュエーションについては?

▼近藤「たぶん前回、GHCジュニアを獲った時は相当憎まれてたと思うんですけどね。今回の参戦は活を入れに来た感じなんで、ノアのためですよね」

――試合の攻防において気をつける点は?

▼近藤「何となくスピードの選手かなと思いきや、頭も使って、そこそこ力もあるみたいな。何でもできるのがストロングポイントだけど、それが弱点でもあるのかなと。じゃあ何が一番の強みかっていうところ。あとはもう本番で探りながらやります」

※写真撮影後、近藤が右手を差し出すと、HAYATAは背を向けて去る

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