プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/5【NOAH】岡田欣也が歓喜のN-1初出場 同期・稲村愛輝から大逆転勝利

『DEPARTURE 2022』東京・後楽園ホール(2022年8月5日)
「N-1 VICTORY 2022」出場者決定戦 ○岡田欣也vs稲村愛輝×

 岡田が稲村との“若手ヘビー級同期対決"を大逆転で制して、歓喜の『N-1 VICTORY』初出場を決めた。

 出場予定だったティモシー・サッチャーが、ビザ発給手続きの遅れで来日困難に。谷口周平や征矢学、稲葉大樹らもN-1の選から漏れていたものの、未来への期待も込めて白羽の矢が立ったのが稲村と岡田だった。

 先のZERO1火祭りでも準優勝だった稲村が実績では上。それでも序盤から気迫が目立った岡田が、腕に殺到したり蹴りを放ったものの、稲村が巨体とパワー差で一撃でひっくり返す展開が続いた。

 中盤すぎには岡田も必殺のブロックバスターホールドで巨体を投げきって固めてみせたものの、3カウントには至らない。逆にこん身の猛烈エルボー連打で岡田を腰砕けにした稲村が、リング上を縦横無尽に駆け回ってのオクラホマスタンピードでフィニッシュ態勢。得意のタックルでなぎ倒すと、ロープを往復しての豪快タックルで仕留めにかかった。

 だが、寸前で避けた岡田は、必死にバックに回り込んでロープに押し込むと、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドへ。がむしゃらに押さえ込むと、ぎりぎりで3カウントが数えられた。

 ぼう然自失の稲村の傍らで、岡田は大の字のままガッツポーズ。その背中を追い続けた同期・稲村からの勝利でN-1初出場を決めた岡田は、ようやく立ち上がると、歓喜の雄叫びを上げた。

 試合後には稲村と何事かを語り合い、最後は握手。同期の思いも背負いつつ、「負け続けたけど、あきらめなかったらいつかは勝てると思ってました。まだまだ、あきらめない。食らいついていきます」とN-1の獣道へ覚悟を決めた。

【岡田の話】「負け続けたけど、諦めなかったらいつかは勝てると思ってました。まだまだ諦めない。食らいついていきます」

プロ格 情報局