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9/7【全日本】武道館三冠戦へ諏訪魔が会見で宮原絞殺 バックドロップ10連発葬と「全日本史上最大のバッドエンド」予告

 9・18日本武道館大会へ向けた会見が7日、東京・新宿のBLACK BOXで行われ、三冠ヘビー級選手権試合を争う王者・諏訪魔、挑戦者・宮原健斗が出席。「今の全日本の顔は俺」と豪語した諏訪魔はバックドロップ10連発による宮原地獄葬と「全日本プロレス史上最大のバッドエンド」を予告。武道館へ向けた予行演習とばかりに会見後、宮原をスリーパーで絞め落とした。

 今秋、創立50周年を迎える全日本が記念大会として、2004年2月以来、実に18年7ヵ月ぶりの武道館帰還を果たす。そのメインイベントを張るのは至宝・三冠戦。王者・諏訪魔に王道トーナメント覇者・宮原が挑む。これまで三冠王座をかけて何度も対決してきた両者だが、武道館のリングで至宝ベルトを争うのはもちろん初めて。50周年イヤーの主役決定戦となる。

 7・14後楽園大会でジェイク・リーを破って第67代王者となった諏訪魔は戴冠から2ヵ月でようやく初防衛戦を迎える。「諏訪魔時代vs宮原健斗時代。時代の勝負」と定めた宮原に対し、「今回の全日本プロレス50周年・日本武道館大会。三冠王者としてメインに挑むわけで、ということは今の全日本の顔は俺であり、ブードゥー・マーダーズ」と断言。それを証明するためにも宮原を軍門に下らせるつもりだ。

 「当日はレスラーイチ個人として正々堂々と勝負に挑むのか、ブードゥー・マーダーズ総出の戦いをするのか。それは当日の楽しみにしたい」と煙に巻いた諏訪魔。宮原との三冠戦が決まってから「宮原健斗、地獄へ堕ちろ」と繰り返してきたが、その青写真も出来上がっている。「宮原健斗をどう地獄へ堕とすのか、それしか考えてないし、楽しみでもある」と不敵な笑みを浮かべると、バックドロップ10連発葬を予告。「間違いなく宮原健斗はあのでかい日本武道館のリングのど真ん中で意識を失う。そこが地獄なんだよ」と試合後の絵を描いた。

 会見後の写真撮影を終えると、諏訪魔が仕掛けた。宮原が去ろうと背中を見せた次の瞬間、スリーパーで捕獲。一気に絞め上げた。宮原を大の字に葬り、武道館へ向けた予行演習は完了。諏訪魔は「宮原健斗! 地獄へ堕ちろ!」と吠え、高笑いを上げていた。

【会見の模様】
▼宮原「宮原健斗です。いよいよ日本武道館が迫ってきました。なぜこの舞台の三冠戦が諏訪魔vs宮原健斗なのか、よーく考えました。考えた結果、諏訪魔時代vs宮原健斗時代。時代の勝負です。本当にこの諏訪魔が全日本を守ってきた男なのか。てめぇの人生見せてみろって。俺は胸を張って今の全日本プロレスを引っ張ってると言える。この全日本プロレスは50周年、ジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さん、そして四天王。かつてプロレスを見ていた人たちには必ずこの日本武道館大会に来てほしい。そしてプロレスを知らない人たちにはこの俺、最高の男・宮原健斗を見に来てほしい。過去も現在も未来も全て俺が背負う」

▼諏訪魔「横でうるせぇヤツがバーバー言って、気持ち悪いんだけど。ただ、今回の全日本プロレス50周年・日本武道館大会。三冠王者としてメインに挑むわけで、ということは今の全日本の顔は俺であり、ブードゥー・マーダーズ。そこが一番の顔なんじゃねぇかなというのをみんなにわかってもらいたい。当日はレスラーイチ個人として正々堂々と勝負に挑むのか、ブードゥー・マーダーズ総出の戦いをするのか。それは当日の楽しみにしたいなと思います。最後は俺が勝って、全日本プロレス史上最大のバッドエンドをお見せしたいなと思います」

――これまで何度も三冠戦を戦ってきた二人だが、これまでと違うのは舞台が日本武道館であることになるが?

▼宮原「もう俺しかいないだろと思ってこの舞台に僕は立つんで。ただ、全日本プロレス長い歴史の中で思い入れのあるファンの方や最近プロレスを知った人、そしてプロレスを知らない人も注目する大会なので、特別な舞台になるのは間違いない。エンターテインメントに関わる全ての人にとって日本武道館は特別な場所だし。その舞台で諏訪魔と宮原健斗が戦うのも何かの運命なのかなと。ただ、今引っ張ってるのは俺ですからね。それをメインイベント極上の三冠戦でお見せしたいと思います」

▼諏訪魔「会場どうこう俺にはこだわりはない。どこでもやることは一緒だよ。前にいる相手をぶっ潰すだけだ。横にいる宮原健斗をどう地獄へ堕とすのか、それしか考えてないし、楽しみでもあるかな、そこは。さっきから時代だ、時代の戦いだ? プロレスに世代闘争ってものは成立しないんだよ。そこだけはわからせる必要がある。いくら何やったってキャリアあるヤツには勝てないよ。俺はそこをわからせてやるって。ブードゥー・マーダーズの歴史をわからせてやるよ」

――「宮原健斗、地獄へ堕ちろ」と事あるごとに言っていたが、最高の形の地獄に堕とし方は出来上がっている?

▼諏訪魔「当然、バックドロップ10連発だろ。それしかねぇだろ。あの技も出すか、久々に。間違いなく宮原健斗は意識を失い、あのでかい日本武道館のリングのど真ん中で意識を失う。そこが地獄なんだよ。日本武道館がお前地獄だ。わかってんのか? お前にはお似合いなんだよ、あそこのど真ん中で意識を失って寝るのが」

――三冠ベルトを失ってから最高マイクで締める機会が減っているが、日本武道館で三冠ベルトを取り返して締めるのもモチベーションになるのでは?

▼宮原「間違いなく今のプロレス界で一番のハッピーエンドで締めくくれるのは、この俺だからね。シチュエーションが整ったら、三冠ベルト、日本武道館、宮原健斗が整った時のハッピーエンドが充満した最高空間をご来場の皆様に味わっていただきたいですからね。そのためには勝たなきゃいけないんでね。バッドエンドじゃなくハッピーエンドですよ」

※写真撮影後

▼諏訪魔「ゴタゴタ言ってんじゃねぇよ。やるか? やってやるぞ」

※宮原が去ろうと背中を見せると諏訪魔がスリーパーで絞め上げる。大の字となった宮原に向かって

▼諏訪魔「宮原健斗! 地獄へ堕ちろ!」

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