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9/10【全日本】世界ジュニア戦へタイガーが亮生と火花も 「もっと来い」

『The Road To 日本武道館』徳島・美馬市都市公園 うだつアリーナ(2022年9月10日)
○宮原健斗&タイガーマスク&ライジングHAYATOvsジェイク・リー&青柳亮生&大森北斗×

 世界ジュニア王者・タイガーが亮生と火花を散らしたものの「もっと来い」と投げかけた。

 タイガーは9・18武道館大会で“最後の砦"を自負する亮生を迎撃。この日、前哨戦が幕を開けた。亮生は持ち前のスピードを駆使して切り崩しにくるかと思いきや、序盤はグラウンドレスリングで勝負。ほぼ互角に渡り合ってみせた。

 中盤にはタイガーが打撃戦をヒザ蹴りで制したが、亮生もアームホイップを連発して譲らず。トラースキック連打、キリモミ式ジャンピングハイキックと攻め入ったが、タイガーも追撃を許さずツームストンパイルドライバーで突き刺した。

 世界ジュニア戦へ向けて火花を散らしたが、最後は宮原が北斗を料理し、タイガーが前哨戦を制した形となった。試合後、亮生が「世界ジュニア前哨戦、何もできなかったけど、9月18日、日本武道館であんたのそのベルト俺が巻いてやりますから」とアピールすると、タイガーは「今日できなかったのに何かできますかね? しっかりこのベルト、目に入れてこい。じゃないと獲れないぞ」と通告した。

 「ああやって彼もレスリング対応できるんだから。できる選手だと僕は思ってるけどね。飛ぶことを彼はアピールしてるかもしれないけど、基礎があるからこそ言うわけだろうから」と亮生を評したタイガーだが、「遠慮してる部分があるのか、彼がちょっと僕を見ちゃってる部分があるのか。もっとガンガン来るのかと思ったんですけどね」と物足りないと言わんばかり。明日9・11米子大会では2度目にして最後の前哨戦を控え、タイガーは「楽しみというか、もう一回彼を見たいというかね。今日見ただけではわかんない」と希望。だからこそ「まだまだあんなもんじゃないと僕は思ってるんでね。逆にエールを送りますよ。もっと来い」と注文を付けていた。

【試合後のタイガー】
▼タイガー「青柳選手と初めて今日、肌を合わせたということなんですけど、遠慮してる部分があるのか、彼がちょっと僕を見ちゃってる部分があるのか。もっとガンガン来るのかと思ったんですけどね。俺が飛ばないんだったら俺が飛ぶんだぐらいのこと言ってたから、もっとやってくれるのかと思ったけど。ああやって彼もレスリング対応できるんだから。できる選手だと僕は思ってるけどね。飛ぶことを彼はアピールしてるかもしれないけど、基礎があるからこそ言うわけだろうから。もう一日、明日あるからね。楽しみというか、もう一回彼を見たいというかね。今日見ただけではわかんないというか、こういうふうにするんだなっていうのはあるけど、パワー、力では俺、負けてないのかなと。彼は軽い動きというか、それを否定するわけじゃないんだけど、そういう技をつないでできるような、そこでもう一つポンと言うのがあれば絶対にいいんじゃないかなと思いますけどね。やってみて僕に合わせたのかわからないけど、やればできる選手なんだなというのは少し感じましたね」

――明日はもっと亮生選手と当たる時間を増やしたい?

▼タイガー「明日2-2でしょ。タッグマッチだからね。ただ問題は宮原選手だね。わかんないわ、ちょっと彼は(苦笑) 明日、宮原選手と組んで青柳選手とお兄さんでしょ。俺、どうしたらいいのかなってね。非常にちょっと今日は面食らってしまった部分がありましたね。いろいろ攻略しなきゃいけないこといっぱいあるのかなって、ちょっと全日本プロレス面白いなって思いましたけどね。あとは彼の最後のマイクアピールだけど、リングで言ったけど、彼あんなキャラじゃないでしょ。怒鳴り出すような。もっともっとそんなんじゃなくて彼らしく来て、そこに秘めたものを出せばいいんじゃないのかなと。無理にあんなことする必要はないと思うけどね。今日は自分がもっとやりたかった部分でできなかったことでああいう悔しさをだしたのかもしれないし。ホントに僕は青柳選手がわからないからね。だけどマイクアピールでああやって自分を出してくるのはいいことですから。明日一日あるから楽しみです。まだまだあんなもんじゃないと僕は思ってるんでね。逆にエールを送りますよ。もっと来いと。敵は二人いるなと。3人か。青柳お兄ちゃん、弟、宮原選手。みんな敵じゃない。ちょっと明日は心配です。ありがとうございました」

【亮生の話】「初のタイガーマスクでした。やっぱあれですね。身長だけで比べたら小っちゃいですけど、リング上で対峙したらでかいですね。こんなこと言ってる場合じゃないんですけど、本番は9月18日。そこまでじっくり研究してタイガーマスクからベルト引っぺがして、青柳亮生が全日本ジュニアを引っ張っていきますよ。見ててください」

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