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11/21【NOAH】日墨同世代対決へワグナーJr「新たな歴史創る」、稲村「新しいノア創る」 GHCナショナル戦調印式

 11・23代々木大会のGHCナショナル選手権試合「(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vs稲村愛輝(挑戦者)」に向けた調印式が都内で開かれた。

 ルチャ名門一家のサラブレッドで、貴重なヘビー級ルチャドールでもあるワグナーJr.は、11・10後楽園大会で船木誠勝を撃破。ノア参戦4年目で念願のシングル初タイトルをつかんだ。「ワクワクしてる。これまで以上に力がみなぎってる」と一層鼻息を荒くした王者は、「まずは防衛して、メキシコにベルトを持って帰りたい。ワグナー・ファミリーの元へ持っていきたい」と華々しい“凱旋"を思い描いた。

 一方の稲村もシングルタイトル初挑戦。今年は年頭から随所でインパクトを残してきたが、なかなか脚光を浴びる舞台に恵まれなかった。

 満を持しての挑戦に立ち上がった理由を「凄い激しい闘いが続いてきたナショナルのベルト。ちょうどキャリア5年目で30歳、このタイミングで挑戦したいと思って名乗りを上げました」と語った稲村は、「強いチャンピオンですけど、自分の持ってる力を信じて、チャレンジャーとして自信を持って挑みたい」と意気込んだ。

 しかもビッグマッチクラスのメインでシングルを行うのも初。「プレッシャーや重圧はあります。ですけど、そのプレッシャーとか重圧を全部自分の力に換えるべくトレーニングに打ち込んできましたんで、自信を持ってタイトルマッチに臨みたい」と自らに言い聞かせるように語った。

 新たな世代による新価値観の定着が、長年の課題でもあるノア。GHCヘビー級王者の清宮海斗が“俺たちのプロレス"を標ぼうして奮闘しているが、稲村とワグナーJr.もともに30歳だ。

 稲村は「同世代で新しいノアを創っていきたい。そのためには、このベルトに挑戦して獲らないといけない。ワグナーJr.選手も同世代なんで、ここでも同世代としての強さ、闘いを見せたい」と強調。ワグナーJr.も「日本で新たな歴史を作っていきたい」と見据えた。赤いベルトを懸けて争われる日墨同世代対決。清宮とはまた違ったノアの“これから"を体現する闘いが、代々木で繰り広げられる。


【調印式の模様】

――王座戦に向けた意気込みを

▼稲村「GHCナショナル王座に挑戦表明して、挑戦を受けてくださったワグナーJr.選手、そして後押ししてくださったファンの皆さんに感謝します。強いチャンピオンですけど、自分の持ってる力を信じて、チャレンジャーとして自信を持って挑みたいと思います。初のシングルのベルト挑戦になりますけど、初挑戦で初戴冠します」

▼ワグナーJr.「まず最初に先日の後楽園大会を見てくれた皆さん、SNSなどを通じて応援してくれた皆さん、ありがとうございました。チャンピオンとして初防衛戦を迎えられることが嬉しいし、ワクワクしてる。準備は万端。これまで以上に力がみなぎってる。この力をまとったまま防衛戦に臨みたい」


――改めてこのタイミングで名乗りを上げた理由は?

▼稲村「このベルトを並み居る強豪たちが巻いてきました。凄い激しい闘いが続いてきたナショナルのベルト。ちょうどキャリア5年目で30歳、このタイミングで挑戦したいと思って名乗りを上げました」

――ワグナーJr.の印象は?

▼稲村「本当に柔軟性があって、それでいてどん欲に強さを求める姿勢も凄く感じてます。だからこそ、この柔軟性のあるワグナーJr.選手をど真ん中からぶち抜いて勝ちたいです」

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――稲村の印象は?

▼ワグナーJr.「凄く強い選手。そして同世代。そんな選手が初防衛戦の相手で本当にうれしい。でも絶対にこのベルトは彼には渡さない」

――どんな王者になっていきたい? 何を成し遂げたい?

▼ワグナーJr.「日本で新たな歴史を作っていきたい。まずは防衛して、メキシコにベルトを持って帰りたい。ワグナー・ファミリーの元へ持っていきたいと思っています」

――初のビッグマッチのメインとなるが、プレッシャーは?

▼稲村「もちろんプレッシャーや重圧はあります。ですけど、そのプレッシャーとか重圧を全部自分の力に換えるべくトレーニングに打ち込んできましたんで、自信を持ってタイトルマッチに臨みたいと思います」

――清宮がGHCヘビーを巻いているが、自分もナショナルを巻いて若い世代でノアを引っ張っていきたい思いはある?

▼稲村「ずっと一緒に練習していて、新弟子の頃からずっと練習をみてくださっていた清宮さんが頭一つ抜けて、僕らの世代の最前線を走ってますけど、自分も同じ位置に立って、同世代で新しいノアを創っていきたい。そのためには、このベルトに挑戦して獲らないといけない。ワグナーJr.選手も同世代なんで、ここでも同世代としての強さ、闘いを見せたいと思っています」

――ファンの皆さんに改めてメッセージがあれば

▼稲村「挑戦を後押ししてくださって、本当にありがとうございます。初挑戦・初戴冠。必ず成し遂げたいと思います。よろしくお願いします」

▼ワグナーJr.「自分にとって初めてのメインイベントでのシングルマッチ。皆さんには是非『ワグナー!ワグナー!』と応援をして欲しい。皆さんの声援が本当に僕の力になるから」

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