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1/11【全日本】北斗がヘビー転向初戦で本田撃破 鈴木は意味深発言

『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』神奈川・横浜 保土ヶ谷公会堂(2023年1月11日)
○大森北斗&鈴木みのるvs児玉裕輔&本田竜輝×

 ヘビー級転向初戦となった北斗が本田を撃破。鈴木は意味深長な発言を口にした。

 1・2後楽園大会で北斗は鈴木に土下座して共闘を懇願。翌1・3後楽園大会から土井成樹を加えたトリオが始動した。その試合後、北斗はヘビー級転向を宣言。この日、鈴木との初の純粋タッグでヘビー級戦士としての初戦を迎えた。

 相手は本田&児玉。序盤から鈴木と北斗はサンドイッチエルボーなど好連係を見せた。その後、北斗が劣勢になっても本田にエルボーを見舞って自力で打開。終盤には鈴木から獲物を奪い取るように本田を引きはがし、エルボーを乱れ打った。本田に攻勢を許しても、鈴木がスリーパーで絞め上げる好フォロー。すかさず北斗がドラゴンスープレックス、無想一閃とたたみかけて本田から3カウントを奪った。

 北斗がヘビー級転向初戦で本田に快勝した。ヘビー級の戦いに身を投じる決意をしたのは「俺はさ、こんな変なオッサンに頭下げてでも変わろうと思ったんだ。変わらなきゃいけねぇんだよ」との思いから。だからこそ、本田に「俺たちが生まれ変わって、この全日本を変えなきゃいけないんだよ、本田。俺とお前の戦いでみせなきゃいけないんだよ。そろそろ変なことやめて、お前も真っ向からかかってこい」と投げかけた。

 1・3後楽園に続く連勝を決めた北斗だが、鈴木は認めていない。「おい、小僧。グダグダ能書きはいいんだよ。何も変わっちゃいねぇんだよ」と手厳しい評価を口にし、「てめぇ本当に命かけてリング上がってんのかよ! このヤロー! あぁ!? このヤロー。チャラチャラ、チャラチャラやってんじゃねぇよ。チンタラ、チンタラやってんじゃねぇよ」と疑問と苦言を呈した。北斗も動じず。鈴木を真っ向からにらみつけると「俺はてめぇと組むといったけどな、てめぇに殺されても俺はこのスタイル変えねぇ。このスタイルだけはぜってぇ変えねぇからな。覚えとけ」と言い放った。

 北斗の恐れ知らずの態度は鈴木の逆鱗に触れてもおかしくない。ところが当の鈴木は「若いって何だよ? キャリアが浅いってどういうことだかわかるか? どういうことだ? もろさだ。そして愚かさだ。そして弱さだ。そしてもう一つ、無謀さだ」と今の北斗を表現するように言うと、「今の俺が欲しいのはその全てだ。吸い尽くしてやる」と意味深長な言葉を口にした。北斗が強さを求めて実現した共闘だが、鈴木も何らかの目的を見出しているのかもしれない。


【試合後の鈴木&北斗】
▼北斗「おい、本田。俺はさ、こんな変なオッサンに頭下げてでも変わろうと思ったんだ。変わらなきゃいけねぇんだよ。俺たちが生まれ変わって、この全日本を変えなきゃいけないんだよ、本田。俺とお前の戦いでみせなきゃいけないんだよ。そろそろ変なことやめて、お前も真っ向からかかってこい」

▼鈴木「おい、小僧。グダグダ能書きはいいんだよ。何も変わっちゃいねぇんだよ。てめぇ本当に命かけてリング上がってんのかよ! このヤロー! あぁ!? このヤロー。チャラチャラ、チャラチャラやってんじゃねぇよ。チンタラ、チンタラやってんじゃねぇよ」

▼北斗「俺はてめぇと組むといったけどな、てめぇに殺されても俺はこのスタイル変えねぇ。このスタイルだけはぜってぇ変えねぇからな。覚えとけ」

※北斗は去る

▼鈴木「若いって何だよ? キャリアが浅いってどういうことだかわかるか? どういうことだ? もろさだ。そして愚かさだ。そして弱さだ。そしてもう一つ、無謀さだ。今の俺が欲しいのはその全てだ。吸い尽くしてやる」

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