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1/15【NOAH】内藤本当に来た! L・I・J勢ぞろい来場で大混乱、金剛サイン入りTシャツをゲット

『SUNNY VOYAGE 2023』静岡・ふじさんめっせ(2022年1月15日)
○大原はじめ&拳王&中嶋勝彦&近藤修司&Hi69vs小島聡&丸藤正道&AMAKUSA&ニンジャ・マック&ダンテ・レオン×

 新日本“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン"(L・I・J)の内藤哲也ら5人が15日に行われたNOAH富士大会に電撃来場。新日本1・21横浜アリーナ大会での金剛との全面対抗戦に向けて、壮大な挑発行為に出た。

 本当に来た。そもそもは拳王の放った一言が発端だった。横アリでの“L・I・Jvs金剛"対抗戦に向けて「俺たちばかり新日本に上がっている。NOAHにも参戦してこい。そのためにも富士大会へ下見に来い。サイン会で金剛のブースに並べ」と要求していた。

 拳王ら金剛勢は、この日の富士大会でメインに出場。10人タッグマッチで丸藤らNOAH勢と対戦し、熱戦の末に大原がレオンを技ありのムイビエンクラッチで破った。

 対抗戦では高橋ヒロムとの一騎打ちを控える大原の勝利に満足げな拳王は「内藤哲也、観に来いって言ったのに、やっぱり来てねえな。何なら(会見で)ノアに上がりたいですよ…って言ってたけど、あいつもそうだよな。客に媚び売ってるんだよな?」と断罪したうえで、「来週の横浜アリーナ、おい、俺たち金剛、ロス・インゴ倒してやろうぜ! そして、あいつらロス・インゴをここノアのリングに上げてやるからな。あいつら5人まとめてここのリングで、俺たちとロス・インゴで試合してやるからな」と横アリ対抗戦に向けた号砲を打ち鳴らして富士大会を締めくくった…かと思われた。

 “本番"はここからだった。そのまま拳王らがコメントブースに入ると、会場内では『新春大サイン会』がスタート。だが、なにやら会場内がザワつきはじめ、会場入口には金剛Tシャツを購入する内藤哲也、鷹木信悟、SANADA、高橋ヒロム、BUSHIの姿があった。

 瞬く間にファンが群がり、場内が大混乱に陥る中、内藤らは金剛ブースに移動。騒ぎを聞きつけた拳王が血相を変えてやってくると、内藤は「わざわざ来たんだよ。勝利おめでとうございます、リーダー」とニヤリと出迎えた。

 拳王も「本日はご来場、誠にありがとうございます」と一応は感謝したものの、やはり鷹木、ヒロムをも巻き込んでの口論に発展。「“おもてなし"はどうした?」と鷹木から問われたところで、金剛メンバーの寄せ書きサイン入りTシャツを完成させ、手を震わせた内藤もおちょくりながら受け取った。

 最後はTシャツを手に金剛メンバーと記念撮影。大混乱の会場をよそに満足気に会場を後にした内藤は、「では、ノアファンの皆様、アディオス!」と言い残してタクシーで富士の闇夜に消えていった。単にサイン会に並ぶために富士まで来るとは…。拳王も「本当の意味でスイッチが入った」と改めてコメント。L・I・Jの壮大すぎる挑発行為で、横アリ対抗戦は一層熱を帯びた。

【試合後の拳王、大原】
▼拳王「おい、やっぱりな、おい。内藤哲也、腰抜けだな。俺たちだけなんで新日本プロレス盛り上げないといけないんだ? 元はと言えばな、横浜アリーナ大会、新日本の興行だろ。なんで俺たちだけで盛り上げてんだよ。てめえがプロフェッショナルのレスラーだったら、俺は必ず来ると思ったぞ。ホントにな、腰ぬかしちまったな。内藤、ノアのリングに上がりたいって言ったけど、もしかしてノアのリングに恐怖心あるんじゃねえのか? そういえば何年か前か、内藤、ノアのリング上がってたよな? 思い出したぞ。なんか腰から砕け落ちて、メチャクチャ無様な恰好だったよな。まだノアのリングに恐怖心あんのか? いいぞ、お前。ノアのリング上がんないんだったら、今度、横浜アリーナで俺がまたノアのリングに上がったみたいな内藤哲也、てめえの無様な恰好で俺がてめえを葬り去ってやるからな」

▼大原「高橋ヒロム、俺のことは眼中にないかもしれない。誰も勝つとは思ってない。そんなことわかってんだよ。だからこそ、俺にしか見せられないジャイアントキリングがあるだろ。俺が勝つことでこの金剛に勢いを作れる。俺が勝つことでこのゲームの支配者となることができる。俺はゲームチャレンジャーだ。必ず俺がその番狂わせ作って、金剛に勢い作って、最後の拳王まで俺がつないでみせるからな。よく見とけ」

【試合後の模様】
※内藤らは入り口売店で金剛Tシャツを購入してから金剛ブースへ移動。しばらくして拳王がやってくる

▼内藤「わざわざ来たんだよ。勝利おめでとうございます、リーダー」

▼拳王「おい、本日はご来場、誠にありがとうございます」

▼内藤「買ったよ。ちゃんと買ったから」

▼拳王「その前にお前ちゃんと見てたのか?」

▼内藤「ちょっと眠くてさ。寝ちゃって覚えてないよ

▼拳王「ああ?」

▼内藤「サイン会いつやるの? 来たから」

▼拳王「おい、お前。ちゃんとチケット買ってきたのかよ? おい、ノア! 勝手にこいつら入ってきたんじゃねえのか? おい、どこの席だ? 5席も空いてねえぞ」

▼鷹木「チケット買って来たんだよ」

▼拳王「おい、チケット買って、バックステージ行けんのか? ちゃんと頭働かせ!」

▼鷹木「なに言ってんだ」

▼拳王「乗り込んでいったんだよ。だけどな、お前ら、おい。なに着てんだ? おい。チケット買ってきたのかって言ってんだよ!」

▼鷹木「サインくれよ」

▼内藤「買ったよ。サイン、全員くれるんでしょ? このTシャツ買ったら全員書いてくれるって聞いたから」

▼ヒロム「撮影もできるんだろ?」

▼鷹木「おもてなしするって言ったじゃない。おもてなしを見せてくれよ」

▼内藤「サイン下さいよ。ちょっと高かったよ。おっ」

▼BUSHI「タダスケいないんだ? 呼んできて。タダスケは?」

▼鷹木「撮影会もあるんじゃない? 撮影会」

▼拳王「タダスケと征矢のサインも欲しいのか?」

▼ヒロム「欲しいよ。それかったら全員もらえるって聞いたから! だから買ったんだから。3500円だよ。チケット買ったんだから。人選ぶのか?」

▼拳王「メチャメチャ金剛ファッションだな。金剛、好きなのかよ!?」

▼ヒロム「自然と。自然と」

▼拳王「眠くないのか? 早く帰れよ。試合見なかったんだろ?」

▼内藤「だから試合中、寝たからもう目パッチリ覚めちゃった」

▼BUSHI「タダスケは今日来ないの? まだ? 撮影は?」

▼鷹木「ところでおもてなしは? 来たらおもてなししてくれるって」

▼拳王「おい、おもてなしってこんだけサイン会て、めちゃくちゃおもてなししてんだろ。こんな全員書かねえぞ、普段だったら」

▼内藤「今日、書くんでしょ?」

▼拳王「今日は特別だ。だから! 内藤哲也てめえを呼んだんだ」

▼ヒロム「書けよ早く。買ったから」

▼BUSHI「これ、やべえよ」

▼ヒロム「このあと撮影してもらえるから」

▼BUSHI「マジで? すげえおもてなしじゃん、それ」

▼鷹木「わりと近藤修司さんも強えからな」

▼内藤「ちょっと待って。内藤君へって書いて」

▼ヒロム「名前いいな! 内藤さん緊張してきちゃった」

▼内藤「お願いしますよ」

▼L・I・J5人「お、おお!」

▼ヒロム「やりましたね」

▼鷹木「拳王選手からちゃんともらいたいな」

▼BUSHI「筆で?」

▼拳王「お買い上げ、ありがとう内藤君。ありがとね、内藤君。写真も撮ってもらいたいのか?」

▼内藤「写真ですか?」

▼拳王「今日は写真も撮れるんだぞ。おい! ちょっと待て! その前に、なんでてめえらマスクしてないんだ? お客さんだろ?」

▼内藤「ああ、やっちゃったか。ごめんなさい。それは申し訳なかった」

▼鷹木「写真撮ったら帰るからよ」

▼内藤「(会見で)写真撮らなかったから前回」

▼拳王「てめえがふざけてるからだろ!」

▼ヒロム「お前が勝手に(会見で)帰ったんだろ!」

▼拳王「写真撮ってやる。なんでてめえらがそっち立ってんだ?」

▼ヒロム「だから機嫌悪かったんだ! 申し訳ない。おっしゃる通り」

▼内藤「こんなの撮ったことないよ」

▼BUSHI「やばい、緊張しちゃうよ。どうしよう」

▼ヒロム「とりたいお客さんいるから早くしないと」

▼鷹木「お客さん、お前ら(金剛)の撮影会より俺らが入った方が喜んでんじゃねえか」

▼拳王「なに言ってるかわからない。ちゃんとしゃべってください」

▼鷹木「お前らの撮影会より俺たちL・I・Jの撮影会の方がみんな喜んでるよな!?」

▼拳王「おい、おい。そこまで喜んでなかったぞ。いいか、てめえらなんて誰も求めてねえんだ。今度来るときはな、おい! てめえらノアのリングに呼んでやるから」

▼ヒロム「楽しみだな」

▼拳王「あ、ダメだ。お客様はリング上がっちゃダメなんだ」

▼内藤「そんな簡単に上がれるリングってこと?」

▼拳王「次は俺が対戦相手で呼んでやるから」

▼鷹木「ノアのお客様が見たいっていうんだったら出てもいいよね?」

※L・I・J勢が大騒ぎ

▼拳王「うるせえ、うるせえ、うるせえ! てめえたち今日来たのは褒めてやる。チケット買ったんだろ? グッズも買ったんだろ? それはほんじつ、どうもありがとうございました。早く帰ってください。俺たちをいっぱい待ってんだ」

▼ヒロム「それはそうですよ。やっと帰れる」

▼内藤「帰りますわ。お疲れ様でした」

▼拳王「21日はな、おい! グッチャグチャにしてやるからな」

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