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6/22【NOAH】AMAKUSAのGHCナショナル初挑戦が決定的に 身長差30cmの王者「ワグナー殿」から執念3カウント

『STAR NAVIGATION 2023』後楽園ホール(2023年6月22日)
○AMAKUSA&丸藤正道&小峠篤司vsニンジャ・マック&ダンテ・レオン&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&×

 AMAKUSAのGHCナショナル王座初挑戦が決定的となった。

 ナショナル王者として存在感を深めるワグナーJr.は、5・4両国大会でも鈴木秀樹の挑戦を退けてV4。とはいえ次期挑戦者は未定のままで「メキシコで待っている人たちのためにも、チャンピオンであり、アステカ戦士である俺には新しい挑戦者が必要なんだ」と訴えていた。

 そこに意外な挑戦者が現れた。6・17名古屋、6・18大阪2連戦でもワグナーJr.に突っかけていたAMAKUSAだった。大阪ではワグナードライバー一撃で返り討ちに遭っていたものの、この日の後楽園大会ではスピーディかつアクロバティックな動きで翻ろう。追い詰められてもワグナードライバーだけは徹底して切り返し、がむしゃらにスクールボーイを連発だ。

 カウント2でのキックアウトがハイテンポで続くたびに会場も熱を帯び、再びワグナードライバーを狙われても今度は首固めでクルリ。キックアウトされても素早く絡みつき続け、ついには大合唱とともに3カウントが数えられると、場内は大AMAKUSAコールに包まれた。

 マイクを握ったAMAKUSAは「ワグナー殿。その赤き至宝、我はいただきとうございます。次、我が挑戦させていただきます」と表明。ワグナーJr.も無言で握手を求めてAMAKUSAを次期挑戦者と認めた。

 今年4月にGHCジュニア王座を失ったAMAKUSAだが、ここに来て“無差別級王座"でもある赤いベルトに照準。身長差は30cm超。国境と時代をまたいだ“令和版・五条橋の闘い"ともいうべき一戦が決定的となった。


【AMAKUSAの話】「イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.殿。そなたの持つ赤き至宝、我はいただきとうございまする。次、その赤き至宝、我が手中に収めさせていただきます」

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