プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

7/22【全日本】“島根初"三冠戦…青柳が北斗退け熱闘V1 諏訪魔の表明即諾で「諏訪魔・全日本」終えん宣言

『#ajpw サマーアクションシリーズ2023』くにびきメッセ大展示場(松江市)(2023年7月22日)
三冠ヘビー級選手権試合 ○青柳優馬vs大森北斗×

 青柳が島根初開催となった三冠戦で北斗を熱闘の末に返り討ちにし、初防衛に成功。試合後、諏訪魔の挑戦を即諾した青柳は「諏訪魔・全日本」終えんを宣言した。

 青柳は7・2後楽園大会で永田裕志から至宝ベルトを奪還。三冠初戴冠を果たし、世界タッグも併せて史上最年少5冠王者に君臨した。戴冠からわずか20日後で迎えた初防衛戦の舞台は三冠戦初開催となった島根・松江。これが三冠初挑戦となる北斗との20代対決となった。

 序盤は北斗のエルボーを封じた青柳だったが、エプロンで無想一閃を敢行されて苦しい展開が続いた。それでも意地のジャーマン合戦を展開し、エンドゲームで絞め上げたが決められない。逆にWorst of Worst(串刺しジャンピングエルボー)を食らって一気に動きが止まった。

 北斗がドラゴンスープレックスで勝負に出たが、無想一閃は青柳が決めさせない。スピンキック連発で流れを変えると、ロックスターバスター、THE FOOLのフルコースで熱戦に終止符を打った。

 青柳が熱闘の末に北斗を下し、三冠王座初防衛に成功。防衛ロードの第一歩を踏み出した。三冠戦初開催となった島根・松江大会を大いに沸かせた若き王者は初挑戦となった北斗に「悔しいだろ? また挑戦してこいよ。待ってるからな」とエールを送った。

 そして次期挑戦者も現れた。8度の最多戴冠記録を持つ諏訪魔だ。7・16新木場大会におけるUNタッグ戦で青柳にピンフォール勝ちを収めている諏訪魔は「お前が全日新時代の顔だってのは分かったよ。でもな、時代に逆行したい俺もいるんだよ。次、そのベルトに挑戦させろ」と要求した。青柳も拒む理由はなく「あんたにこのベルトを獲られたら、全日本プロレスの旧時代が始まっちまうんだ。旧全日本、諏訪魔全日本にトドメ刺してやる」と受諾したうえで通告。自らV2戦の舞台を8・6幕張大会に指定した。

 新世代対決の次は世代闘争。青柳は三冠V2戦で時代をかけた戦いに挑む。


【青柳の話】「大森北斗相手にV1、初防衛成功しました。皆さん、応援ありがとうございました。そして次は、2度目の防衛戦は俺はチャンピオンとして逃げも隠れもしない。たまに逃げも隠れもするかもしれないけど今回は違う。諏訪魔相手にこのベルトをかけて勝負してやるよ。おい、諏訪魔。俺は見てきたよ。プロレスファンの頃から全日本プロレスをつけると、絶対お前がいたんだ。諏訪魔。もうあの頃の全日本プロレスに戻すつもりはないぞ。全日旧時代ではなく、この俺、青柳優馬が先頭に立ち、ゼンニチ新時代を作り上げていくからな。そのための第一歩として今日、松江で初防衛戦、大森北斗を下し、そして新たに二歩目の諏訪魔、次、お前を倒してやるからな。そしてお前ひとりだけ地獄に堕ちてしまえ」

【北斗の話】「同じ瞬間に、同じ瞬間に生まれて、同じ27年か8年を歩んで、まさかここまで差があるとは思わなかったけどよ。それは今日だけの話だ。もう明日の世界タッグで同じヘマはしない」

プロ格 情報局