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8/27【NOAH】N-1全敗・稲村が海外修行へ「納得するまで帰らない」 ドラゲー吉岡意地の勝ち越し

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』神奈川・カルッツかわさき(2023年8月27日)
Aブロック公式戦 ○吉岡勇紀vs稲村愛輝×

 DRAGONGATEから単身N-1参戦を果たした吉岡が意地の勝ち越しフィニッシュ。一方で7戦全敗に終わった稲村は「自分が納得するまで戻ってこない」と海外武者修行を志願した。

 ジュニアヘビーの体格ながらヘビー勢をスピードで翻ろうし、パワーでも渡り合ってみせた吉岡。マサ北宮、ティモシー・サッチャー、アダム・ブルックスを破って3勝を上げたが、前夜仙台大会でジャック・モリスに敗れて公式戦最終日を待たずして脱落が決まっていた。

 最終公式戦は巨漢・稲村との“体重差40キロ対決"。全敗を避けたい稲村がのっけから体格差とパワーで押しに押しまくったが、吉岡も巨体を真っ向からブレーンバスターで投げ返して反撃。稲村が巻き返しても得意のバトルフックで真っ向からなぎ倒すや、巨体をデスバレーボムで投げきってみせた。

 そして最後はダイブ式のバトルフックを叩き込み、力で3カウントを奪取。これで4勝3敗と意地の勝ち越しフィニッシュで初参戦となったN-1を締めくくった吉岡は「これでDRAGONGATEの良さ、そして吉岡勇紀としての爪あとを残せたんじゃないでしょうか」と話した。

 一方で飛躍が期待されながらも、まさかのN-1・7戦全敗に終わった稲村は「今の自分、何もないですよね。自分で動かないと現状打破できないんで。稲村愛輝、海外に行きます」と自ら出直しの海外修行出発を宣言。さらには「自分が納得するまで戻ってこない」と言い切り、「もうコンタクトは取ってあるので、最初はイギリスですね。イギリスだけじゃなくいろんな国で納得したら、納得したら必ずNOAHに帰ってくるんで、それまで稲村愛輝を忘れてほしい」と現状打破と“変身凱旋"を思い描いた。

【吉岡の話】「リーグ最終戦だけど4勝3敗。勝ち越した。これでDRAGONGATEの良さ、そして吉岡勇紀としての爪あとを残せたんじゃないでしょうか。またDRAGONGATEで試合があると思うんで、その時はぜひ会場に来て応援しに来てください。ありがとうございました」

【稲村の話】「N-1、言葉が出ないですよ。いろんな人が、いろんな人間がいろいろどうのこうの言ってますけど、推されてないとか変わってないとか、大きなお世話なわけで。今の現状、自分が一番分かってるんですよ。悩んでますよ。いろいろ考えてますよ。今の自分、何もないですよね。今の自分、何もないですよね。自分で動かないと現状打破できないんで。稲村愛輝、海外に行きます。自分が納得するまで戻ってこないんで、長くなると思います。海外が甘くないのはもちろん分かってます。だから中途半端ではなく本気で。もうコンタクトは取ってあるので、最初はイギリスですね。イギリスだけじゃなくいろんな国で納得したら、納得したら必ずNOAHに帰ってくるんで、それまで稲村愛輝を忘れてほしい」

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