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10/23【NOAH】王者ジェイクが“GLGフルメンバー”イリミネーション戦で堂々決勝打 ベルト殴打で拳王に報復

『MONDAY MAGIC ep2』新宿FACE(2023年10月23日)
イリミネーションマッチ ○ジェイク・リー&ジャック・モリス&アンソニー・グリーン&LJ・クリアリー&YO-HEY&タダスケvs清宮海斗&大岩陵平&マサ北宮&ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ&征矢学×

 GHCヘビー級王者のジェイクが、『GLG』フルメンバーでのイリミネーションマッチで堂々の決勝打。現れた次期挑戦者・拳王にベルト殴打で報復し、10・28福岡大会へ反転攻勢の狼煙を上げた。

 NOAHが手がける配信向け新企画『MONDAY MAGIC』エピソード2のメインに据えられたのは、6vs6イリミネーションマッチだった。

 フルメンバー6人でオープニングに現れたジェイクは、“エピソード1"で裏切られている新日本・大岩陵平の宣戦布告を受けて立ち、実に12人がリング上に居並ぶ一戦が即日決定した。

 11・4新潟大会のGHCタッグ王座戦「(王者)モリス&グリーンvs清宮&大岩(挑戦者)」、10・28福岡大会の同ジュニアタッグ王座戦「(王者)ベイン&ウルフvsYO-HEY&タダスケ(挑戦者)」に向けたダブル前哨戦でもあった一戦。ジュニア勢が躍動しながら火花を散らしながら次々と姿を消すなか、終盤には清宮とモリスがファルコンアローとタイガースープレックスを撃ち合う激戦を繰り広げ、ともに痛み分けとなった。

 最後に残ったのはジェイクと征矢。新勢力を立ち上げて意気上がる征矢が気迫と粘りのファイトでジェイクの牙城に迫ると、エプロンサイドでのデスバレーボムを狙う。

 だが、リング上に着地して難を逃れたジェイクは、ならばと征矢が放ってきた必殺の弾道(ラリアット)も仁王立ち。逆に突進を避けて再び征矢をエプロンサイドに追いやると、必殺のFBSで叩き出す。征矢をオーバー・ザ・トップロープで失格へと追いやって堂々の“決勝打"を放ってみせた。

 喜色満面でGLGの面々とクロスアームを繰り返していたジェイクだが、余韻に浸る間もなく拳王のテーマ曲が鳴り響くと、青いスーツ姿の次期挑戦者が現れた。

 すかさずジェイクがベルトを掲げ、拳王は拍手して握手を求める。10・20後楽園大会では、ここから拳王が騙し討ちに出てベルト殴打でKOしたものの、今回はジェイクが迷わずベルトで拳王を殴りつけ“報復KO"した。

 拳王が大の字となるなかで『MONDAY MAGIC』エピソード2は幕。「俺は自分がやられたことをやり返しただけだ。やられたらやり返す。それが俺の流儀だ」。これまでの前哨戦は拳王の3連勝。週末の王座戦に向けて、ジェイクが月曜の夜に反転攻勢の狼煙を上げた。

【ジェイクの話】「思えば、LJと初めて会ったのもここだったな。それで今日はLJ含めたみんなで勢ぞろいしたわけだ。見てるお客さん、どうだった? 『MONDAY MAGIC ep2』。まあ、試合内容は正直ほとんど頭の中に入っていない。なぜなら、言わなくても分かるよな? 握手を求めに来た拳王。本当に握手を求めに来たか定かじゃないが。だから俺は自分がやられたことをやり返しただけだ。俺にそれをやり返す権利は十分あると思う。やられたらやり返す。それが俺の流儀だ。そして俺たちチームの流儀だ。やられっぱなし、そんなの俺たちらしくない。やられたらやり返すんだ。これからはヘビーもジュニアももっと俺たちが面白くしてやるよ。今日のコメントは俺だけだ。では、またお会いしましょう」

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