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10/26【NOAH】ジェイクが“GLG総出”で反撃 拳王眼前でFBS葬

『SUNNY VOYAGE 2023』広島産業会館(2023年10月26日)
○ジェイク・リー&アンソニー・グリーンvs拳王&スタリオン・ロジャース×

 10・28福岡大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)ジェイクvs拳王(挑戦者)」に向けた4度目の前哨戦で、王者ジェイクが“GLG総出"で拳王に反撃。拳王攻勢の流れを広島で変えてみせた。

 これまでの前哨戦は拳王の3連勝。とはいえ直近大会の10・23新宿大会では、フィナーレでジェイクが拳王をベルトで殴りつける“報復KO"で潮目が変わりかけていた。

 この日はタッグマッチで激突したものの、ジェイク&グリーン組のセコンドにはジャック・モリス、LJ・クリアリー、YO-HEY、タダスケが就いてGLG総動員体制。試合途中ではレフェリーの目を盗んでYO-HEYらが介入し、怒髪天を衝く勢いで拳王が追いかける一幕もあった。

 中盤の直接対決では、やはり多くの声援を集めた拳王の攻勢が目立ったものの、ジェイクも続くロジャースのどてっ腹をジャイアント・キリングでえぐって反撃。グリーンとの合体ホイップ式トラースキックで拳王を鮮やかに排除するや、返す刀でロジャースに必殺FBSを叩き込み、もがく拳王の面前で完璧な3カウントを奪ってみせた。

 4戦目にして前哨戦初勝利。試合後もGLGフルメンバーを背に、拳王めがけて金色のベルトを高々と掲げたジェイクは「俺が何も言わなくてもメンバーは俺が欲しているものを知るようになってきた。どっちが勝つか?みたいな、そんな投票(※公式Youtubeの聞き取り調査動画で拳王が圧勝)をしてるみたいだけど、俺はこいつらがいるんだったら、もういいよ」と頼もしき仲間たちをみやった。

 福岡決戦へ広島で流れを変えてみせたジェイク。あす(27日)熊本大会では最後の前哨戦として「ジェイク&YO-HEY&タダスケvs拳王&ベイン&ウルフ」が行われる。

【試合後のジェイク&グリーン】

▼グリーン「この試合は僕にとって準備運動だった。1週間後にはジャック・モリスとキヨミヤ、オオイワを相手に初防衛戦が控えてるけど、初防衛戦でこのグローバル・オナード・クラウンを手放す気なんてないから」

▼ジェイク「(グリーンが)ウォームアップだとさ。おい、みんな来てくれ(とGLGメンバーを呼び込む) 俺はこのチームを作り上げたというよりは勝手にできていった。俺が何も言わなくてもメンバーは俺が欲しているものを知るようになってきた。何だったかな。何だか、どっちが勝つかみたいな、そんな投票をしてるみたいだけど、俺はこいつらがいるんだったら、もういいよ。あとは数少ない、俺に投票してくれた、そこの視聴者のあなた。絶対に損はさせない。俺はあなたの見えるその未来にたどり着いてみせるぞ。ああ、感情的になってしまった。すまない。私は必ずこのベルトを守って借りを返してやる!」

【拳王の話】「オラア! ジェイク・リー、そしてGLG。何入ってきてんだ? とうとう俺にGLGのリーダー、ジェイク・リーが負けるのが悔しくなってきたのか? 負けると思うからやってきたんだろ? ビビってんのか? おい、その通りだ。あさって福岡国際センター、お前らのリーダー、ジェイク・リーを倒すのはこの俺、拳王だ」

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