10/28【NOAH】“実力派イケメン"ジャック・モリスがGHC二冠達成! ライバル・ワグナーJr.撃破でナショナル奪取
『ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2023 in FUKUOKA』福岡国際センター(2023年10月28日)
GHCナショナル選手権試合 ○ジャック・モリスvsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×
NOAHが誇る“実力派イケメン"モリスが、ワグナーJr.との激闘を制してGHCナショナル王座奪取に成功。GHCタッグ王座と合わせた“二冠"を成し遂げた。
秋の博多ビッグマッチ・セミファイナルで行われた“NOAH新世代外国人対決"。今年4月の仙台大会ではワグナーJr.に軍配が上がっていたが、ともに異国の地で研さんを積んできた戦友であり、ライバルでもある両雄が再び赤いベルトを懸けて相まみえた。
序盤からワグナーJr.が場外ロメロスペシャルを繰り出せば、モリスもケブラーダを放って一進一退。得意の拷問コブラでモリスがギブアップを迫れば、切り抜けたワグナーJr.も巨体を苦にせぬノータッチトペを敢行して場内をどよめかせ、エプロンサイドでの読み合いも必殺ワグナードライバーで競り勝ってみせた。
それでもモリスは場外カウント19でリングイン。カウンターのグッドルッキングニーからのファルコンアローで真っ向から反撃だ。ならばとワグナーJr.もラリアットで真っ向からねじ伏せると、落差十分のBTボムへ。譲らないモリスもスパインバスターを見舞ったが、すかさずワグナーJr.もワグナードライバーで突き刺し白熱の展開に場内も熱気に包まれた。
両者手拍子のなかで必死に立ち上がると今度はコーナー上での攻防に発展。競り勝ったワグナーJr.が最上段からの雪崩式ブレーンバスター→ワグナードライバーの強烈コンボに成功して一気に3カウントを奪取…かと思われた。
だが、モリスはキックアウト。するとワグナーJr.は半年前の決め手となったムーンサルトプレスを投下したものの、今回はモリスが避けて自爆を誘う。逆にグッドルッキングニーから必殺のタイガードライバーで巨体を叩きつけた。そして必死に肩を上げたワグナーJr.をコーナーに上げたモリスは、奥の手・雪崩式タイガードライバーを敢行。回転しながら真っ逆さまに落ちた王者から、ついに3カウントをもぎ取った。
モリスが半年ぶり再戦で雪辱を果たしてGHCナショナル王座初戴冠に成功。NOAH参戦から約1年2ヶ月で、初のGHCシングルタイトルを獲得したスコットランドの色男は、大の字となったライバルを眼下に、誇らしげに赤と黒、2本のベルトを掲げた。
これでアンソニー・グリーンと持つGHCタッグ王座と合わせて“二冠"も達成。「人生最高の日になった。ヨーロッパ人として初めてナショナル王座を手に入れた。そしてヨーロッパ人として初めて二冠王になった。本当に人生最高の日だ。これが新たな始まりになる」。続く11・4新潟大会ではタッグ王座防衛戦に臨むモリス。“二冠王"として清宮海斗&大岩陵平組の前に立ちふさがる。
【モリスの話】「このナショナル王座、挑戦したことがあるけど、そのときは負けてしまった。でもそこであきらめずに、ずっとひたすら努力を続けてきた。その結果として先月はタッグのベルトを奪取することができた。それが人生最高の日だと思っていたが、今日こうしてナショナルのベルトを手に入れたということで、さらに素晴らしい日、人生最高の日になったと思っている。ヨーロッパ人として初めてナショナル王座を手に入れた。そしてヨーロッパ人として初めて二冠王になった。本当に人生最高の日だ。これが新たな始まりになる」
