プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/24【NOAH】拳王が師匠譲りの曼荼羅捻り発射 征矢&藤波に「テメーらの仲はズタボロって聞いてるぞ?」

『STAR NAVIGATION 2023』後楽園ホール(2023年11月24日)
○征矢学&清宮海斗&大岩陵平vs拳王&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&スタリオン・ロジャース×

 1・2有明アリーナ大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)拳王vs征矢(挑戦者)」に向けた5度目の前哨戦で、拳王が師匠・新崎人生ばりの曼荼羅捻りを発射。12・2横浜武道館大会での“師弟タッグ対決"での豪華前哨戦「拳王&新崎人生vs征矢学&藤波辰爾」に向けて「テメーらの仲はズタボロって聞いてるぞ」と揺さぶりをかけた。

 年初大舞台での激突へ各地で火花を散らす両雄だが、ここまでは王者・拳王が優勢。必殺の拳王スペシャルで2度に渡って直接ギブアップを奪い、「“絶景"を目指すにはまだまだ足りない。早く俺のところまで上がってこい」とGHCヘビー初挑戦となる挑戦者に猛ゲキを飛ばす展開が続いていた。

 5度目の前哨戦となったこの日は、後楽園を舞台に6人タッグマッチで激突。新日本ワールドタッグリーグ戦出場中の清宮&大岩組とトリオを組んだ征矢が躍動したものの、拳王も中盤に入って征矢に師匠譲りの曼荼羅捻りを繰り出した。

 その後も藤波を意識してか、執ようにドラゴンスープレックスを狙った拳王。打たせない征矢もデスバレーボムからのジャンピングDDTでロジャースを突き刺して、拳王の面前で3カウントを奪ってみせたものの、横浜武道館に向けて拳王はやはり辛らつだった。

 バックステージでは「本当に師匠なのか? テメーらの仲はズタボロだって聞いてるぞ?」と改めて指摘。かつて藤波率いる無我でデビューした征矢だが、若手時代に西村修とともに全日本へと電撃移籍。産みの親に“不義理"を働いた過去がある。

 さらに拳王は「こっちはな、メチャクチャ師匠から愛されているタッグだ」と強調。「今度の横浜武道館は仲のいいメチャクチャ愛されているタッグか、親を捨てためメチャクチャ憎々しいタッグ。もちろん勝つのは愛されてる親子だろ」と続けた。

 一方の征矢は「横浜武道館。もう間近だ。ただ、俺は今、全力で全身全霊かけて1試合1試合、必ず結果を出す。今の俺にできることは全部出す!」と泰然自若。果たして藤波とのタッグは拳王優位のGHC戦線にどんな“変化"をもたらすか。

【征矢の話】「12月2日、横浜武道館。もう間近だ。ただ、俺は今、全力で全身全霊かけて1試合1試合、必ず結果を出す。今の俺にできることは全部出す! それしか今の俺にはない。それ以上のものはあとから考える。出してやるぞ」

【試合後の清宮&大岩】

▼大岩「おっしゃ。今日もありがとうございました」

▼清宮「ありがとう。新日本のリングでWORLD TAG LEAGUEに出て、またこうやってNOAHのリングでこんな充実した試合ができて。こんなところが前代未聞のタッグなんじゃないですか?」

▼清宮「(笑顔で)毎日毎日、スケジュールとか厳しい面もあるけど、それでもなんというか毎日楽しいよ、陵平と一緒にやってて。いいね、このまま二人でいこうぜ」

▼大岩「はい! ありがとうございました」


【拳王の話】「おい、征矢。今日、勝ったぐらいで調子こいてんじゃねえぞ。おい、征矢! 次、横浜武道館! 俺の師匠・新崎人生さんと組んで、征矢の師匠・藤波辰爾…てか、本当に師匠なのか? 征矢、てめえらの仲はズタボロだって聞いたぞ。なんかよ、征矢がデビューした無我で征矢が不義理をした? 西村修についていった、デビューして半年で全日本プロレスに移籍した、藤波二世だといわれてデビューしたのにすぐ裏切った。そんな仲の悪いタッグで大丈夫か? おい、こっちはな、メチャクチャ師匠から愛されているタッグだ。そっか、今度の横浜武道館は仲のいいメチャクチャ愛されているタッグか、親を捨てたメチャクチャ憎々しいタッグ。もちろん勝つのは愛されてる親子だろ」

プロ格 情報局