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12/12【WWE】中邑がコーディと一騎打ち 毒霧噴射で反則裁定

 中邑真輔が現地時間11日、行われたロウでコーディ・ローデスと一騎打ち。毒霧噴射による反則裁定に終わった。

 再浮上を狙う中邑はトップベビーフェースの一人であるコーディに照準。毒霧噴射で宣戦布告し、この日の一騎打ちを迎えた。

 試合前、VTRで登場した中邑は「お前は周りからの評価を気にして賞賛を得るために躍起になってる。俺はそんなことからとっくの昔に解放された。俺は俺の運命を描き、物語を色づける。中邑真輔は生まれ変わった」と宣言すると、「俺がお前の物語に終止符を打ってやる。今夜、本当の悪夢だ。忘れんな、そう願ったのはお前だ」と通告した。

 コーディへの歓声が集中する中、中邑はコーナーに乗せての串刺しランニングニーで先制。スライディングキック、ヒザ蹴り、ニードロップと攻勢に出て、コーディの反撃をレッグラリアットで止めるとスリーパーで絞め上げた。

 コーディがリバースパワースラムを阻止してダイビングバックエルボーを繰り出したが、キャッチした中邑は腕ひしぎ逆十字で捕らえた。クロスローズも腕十字で切り返し、スライディングジャーマン、ダイビングニーと攻めまくる。すかさずキンシャサで仕上げに入ろうとした。

 読んだコーディは低空ドロップキックでヒザを射抜いて阻止。ロープ越しのドラゴンスクリュー、逆片エビ固めと足攻めを続け、中邑が場外に逃れてもトペスイシーダで突っ込む。コーディが流れをつかみかけたが、中邑もラリアットを相打ちに持ち込んだ。

 ここから意地の攻防に突入。エルボー合戦を中邑が制すれば、コーディはランニングエルボー、高速パワースラムで応戦。足4の字狙いは中邑がスリーパーで切り返す。逃れたコーディはダイビングレッグラリアット、父譲りのバイオニックエルボー、コーディカッターと猛攻。クロスローズで勝負に出ようとしたものの、阻止した中邑が赤い毒霧を噴射。即座に反則裁定が下された。

 お構いなしの中邑は倒れたままのコーディにヒザ蹴りを連打。後頭部にキンシャサをぶち込んだ。場内は大ブーイング。中邑は不敵な笑みとともにイスを手に。クリード・ブラザーズがコーディ救出に現れ、リングを降りて花道を下がった中邑だが、引き揚げようとしていたコーディにジャンピングニーを見舞ってさらなるブーイングを浴びた。

 反則裁定に終わったことで遺恨激化は確実。中邑とコーディの抗争は継続されることになりそうだ。

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