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1/3【DDT】高木が7・21両国をもってプロレスラー休業へ 体調不良、経営専念のため

 『D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL』が3日、東京・後楽園ホールで行われ、CyberFight高木三四郎社長が7・21両国大会をもって、プロレスラーを休業することを明らかにした。

 突然の発表となったが、高木社長は「いろんな理由があるんですけど、一つは体調が良くなくて、いろんな数値が上がっていて、健康上の理由があります。もう一つはCyberFightを設立して4年経つので、コロナの時期は脱したとはいえ、DDTだけじゃなく、プロレス界全体を見据えて経営に専念していきたい気持ちがあります。1月13日で54歳になるので、そろそろ後継者をつくっていかないと未来がない」と理由を説明。一方で「体調が良くなって、経営に専念して、後継者とかそういった部分のところも滞りなくいくようであれば、復帰したいと思います」と引退は否定した。

 親会社のサイバーエージェント藤田晋社長も後継者を育成したい意向で、高木社長も思うところがあったという。自身は「二足のわらじ的な部分、体力的な部分で難しい」と判断し、「プロレス界を見渡しても、経営陣の高齢化はかなり大きい。30代、40代の若い社長が出てきてもいいかな」との考えを示したうえで、「そういった部分で地固めしていきたい。若ければ若いほどいい」と新陳代謝を見据えていた。

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