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1/5【DDT】HARASHIMA&大鷲&平田のDISASTER BOXが活動休止 「みんなが求めているときに戻ってくる」

 『Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINJUKU』が5日、東京・新宿FACEで行われ、HARASHIMA、大鷲透、平田一喜のDISASTER BOX(DB)が3WAYマッチで対戦し、活動休止でいったん区切りをつけた。

 2006年に結成されたDBはDDT内でも歴史あるユニット。これまでも活動休止、再始動を繰り返してきた。元ノーチラスの上野勇希、吉村直巳が抜け、今の3人体制になったものの、今回それぞれの道を進むため休止することを決定。当初、大鷲が解散と発表していたが、その後、休止に訂正された。

 「DBファイナルマッチ」の試合形式は、この3人による3WAYマッチ。大鷲は区切りの一戦とあって正攻法で試合したいようだが、平田はいつも通り楽しくやりたい様子。それでも大鷲はHARASHIMAと激しいチョップ合戦を展開。HARASHIMAの鋭いミドルキックを真っ向から受け止めた。すると平田も触発されて真っ向勝負を挑んだ。

 熱い攻防が続き、HARASHIMAが大鷲にファルコンアローを決めると、3者ともダウン。ここで井上マイク・リングアナが「最後がこんなバチバチした試合でいいんですか? HARASHIMAさんはいつも通りだからいいんですけど、大鷲さんと平田は変なことやってるでしょ」と指摘し、加藤憲リングアナも同意した。これに呼応した平田がメガネをかけてダンスを踊ろうとしたが、大鷲が阻止してメガネをへし折ろうとした。

 平田が大鷲を説得し、手紙を読もうとするものの、大鷲はそれも破り捨て、再びメガネ破壊にかかる。ここで元メンバーの上野が現れ、DBへの思いの丈を伝えた。欠場中の吉村も登場して心中を吐露。そして上野と吉村が手紙を読み上げ、吉村が「DBらしく最後は楽しくいきましょう」と告げた。

 するとHARASHIMAと平田がメガネをかけて踊り出した。大鷲はなかなか踊ろうとしなかったが、元ノーチラスの思いが通じたのか、3人でダンシング。平田の丸め込みを返した大鷲がノド輪落としで叩きつけると、HARASHIMAが蒼魔刀を叩き込んで平田から3カウントを奪った。

 これにてDBは活動休止へ。マイクを手にしたHARASHIMAが「終わっちゃったか。なんかわちゃわちゃしちゃった」と振り返れば、大鷲は「全然バチバチできなかったけど、これがDB。HARASHIMAさんと私の関係は永遠に続きます。平田、お前がこの先どこに行こうと、お前との師弟関係は一生続く」と二人との絆を強調。平田は「こんなに組まないユニットがあるのかというユニットでしたけど、継続できたのは応援してくれた皆さんがいてくれたからこそ。これでHARASHIMAさん、大鷲さんとも組めることでしょう」とユニット結成時以上の共闘を見据えた。

 バックステージで大鷲は「DBの歴史はこれが第3章目。まだまだDBの歴史は続くと思うんで、みんなが求めているときに戻ってくると思います」と約束。HARASHIMAが「今回はひと段落。またタイミングが合えば組むし」と口をそろえると、平田は「大鷲さんとはよく組んでましたけど、ようやくこれでHARASHIMAさんと組める気がします。DBだった人間たちがプロレス界、DDTも盛り上げていきます」と誓っていた。

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