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1/27【全日本】石川&めんそーれが所属ラストマッチでドローも熱戦で全日本に別れ、井上はGAORA挑戦表明

『新春ジャイアントシリーズ2024』エスフォルタアリーナ八王子メインアリーナ(2024年1月27日)
石川修司&ブラックめんそーれ 全日本プロレス所属ラストマッチ △ブラックめんそーれ&石川修司vs綾部蓮&井上凌△

 石川&めんそーれが所属ラストマッチで熱戦を繰り広げ、全日本に別れ。井上はGAORA TV王座への挑戦を表明した。

 石川は2019年1月に全日本入団を果たし、めんそーれは2018年から全日本に参戦。ともに1月いっぱいの契約満了とともに退団することを決めた。

 所属ラストマッチとなったこの日、二人がタッグを結成し、綾部&井上と対戦。石川が綾部相手にエルボー合戦を展開し、ラリアットを叩き込むなど重厚感あふれる戦いぶりをみせれば、めんそーれも「シャー!」を連呼しつつ、井上と蹴りを打ち合うなど激しい攻防を展開。終盤には石川、めんそーれの順でダイビングフットスタンプを投下するなど勝機を作ったが、リング内でめんそーれと井上、場外で石川と綾部がエルボー合戦を展開して譲らないまま15分時間切れのゴングが鳴らされた。

 石川&めんそーれの全日本所属最後の試合は熱戦の末にドロー。試合後、綾部と井上、そしてこの試合を裁いた和田京平レフェリーと握手を交わしてリングを降りた二人は全日本のロゴ入りの入場ゲート前で一礼して全日本ファンに別れを告げた。「入場ゲートをくぐってリングに向かう時は少しセンチメンタルな気分になった」という石川だったが、「井上がガッチリきてくれたおかげで闘いに集中できて良かった」といつも通りの戦いができたことを強調。「本当に今は感謝の気持ちしかないです。残った選手、スタッフには感謝しかないし、途中でこうやって辞めることへの申し訳なさでいっぱい」と心境を明かした石川は「全日本プロレスを辞めた後『石川修司は何やってんだ!』って思われたら一番カッコ悪いんで、石川修司に戻ってきて欲しい。そんな風に思ってもらえるような輝くレスラーでいたい」と誓った。

 一方、めんそーれは「井上と今日決着つかなかったことは『次、必ず決着つけよう』って意味だと思うんで。リング上でも本人に言いましたけど、全日本プロレスを辞めるからといってプロレスラーを辞めるわけじゃない。必ずどこかで会う機会もあるだろうし」と将来のネクスト実現を見据えた。「全日本プロレスで約10年間、しんどいこと、辛いこと、たくさんあった。でもそれ以上に輝かしいキラキラした思い出ばかりなんで、それは全日本プロレスに感謝して。そして、全日本プロレスのブラックめんそーれを応援してくださった皆さんに本当に感謝申し上げたいと思います」と謝意を示すと、「今回辞めるってなってからも、今までのいろんな仲間やお客様から、いろんな励ましの声とかエールをもらって、それがまた力になったので。フリーランスとしてのブラックめんそーれは、今回皆さんからいただいたエネルギーを糧に2月1日からも進もうと思っています」と今後へ向けて言い切った。

 そして井上がGAORA TV王座に照準を定めた。1・14後楽園大会でめんそーれが立花誠吾に敗れて陥落。井上は「あの二人がいるからこそ今の僕があると思っています。しっかりこの二人と戦ったこと、大事なことを吸収してこれからやっていきたいと思います」と感謝とともに誓ったうえで、「最近もう僕の中で一つ目標ができました。それはGAORA TV王座に挑戦することです」とキッパリ。試合後の王者・立花の前に現れて「俺はもっとステップアップするために、そのGAORA TV王座のベルト、次、俺に挑戦させろよ」と表明し、受諾させた。


【試合後の石川、めんそーれ】

▼石川「入場ゲートをくぐってリングに向かう時は少しセンチメンタルな気分になったんですけど、井上がガッチリきてくれたおかげで闘いに集中できて良かったですね」

▼めんそーれ「井上と今日決着つかなかったことは『次、必ず決着つけよう』って意味だと思うんで。リング上でも本人に言いましたけど、全日本プロレスを辞めるからといってプロレスラーを辞めるわけじゃない。必ずどこかで会う機会もあるだろうし。全日本プロレスで約10年間、しんどいこと、辛いこと、たくさんあった。でもそれ以上に輝かしいキラキラした思い出ばかりなんで、それは全日本プロレスに感謝して。そして、全日本プロレスのブラックめんそーれを応援してくださった皆さんに本当に感謝申し上げたいと思います。今回辞めるってなってからも、今までのいろんな仲間やお客様から、いろんな励ましの声とかエールをもらって、それがまた力になったので。フリーランスとしてのブラックめんそーれは、今回皆さんからいただいたエネルギーを糧に2月1日からも進もうと思っています。最後に、これだけ言って辞めようと思ってます。ブラックめんそーれのことは嫌いになっても、全日本プロレスのことは嫌いにならないでください! シャーッ!ンキュー!!」

▼石川「本当に今は感謝の気持ちしかないです。残った選手、スタッフには感謝しかないし、途中でこうやって辞めることへの申し訳なさでいっぱいなんで。でもね、全日本プロレスを辞めた後『石川修司は何やってんだ!』って思われたら一番カッコ悪いんで、石川修司に戻ってきて欲しい。そんな風に思ってもらえるような輝くレスラーでいたいな…って。そうすることが、全日本プロレスのレスラー、スタッフ、そしてファンの皆さんのためになると思うんで、これからも輝きたいと思います。どうもありがとうございました」


【井上の話】「今日、めんそーれ選手と石川選手お二人の所属ラストマッチ、相手を務めさせていただくことができて、とても光栄です。しっかり約3年間、本当にお二人にはプロレスの面でもそしてプライベートの面でもお世話になって、あの二人がいるからこそ今の僕があると思っています。しっかりこの二人と戦ったこと、大事なことを吸収してこれからやっていきたいと思います。そして! 最近もう僕の中で一つ目標ができました。それはGAORA TV王座に挑戦することです。今年の正月2日にバトルロイヤル優勝して、しっかりリング上でも目標を言いました。そのために、目標を達成するためにGAORA TVしっかり巻きたいと思います。そして今チャンピオンの立花誠吾選手、もちろん手ごわい相手ではありますが、これからの自分、一若手じゃないんでしっかりとした全日本ジュニア、僕もしっかりとみせていきたいと思います。なので全日本プロレス、GAORA TV挑戦、ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました」

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