1/27【DRAGONGATE】豹がKagetora突破でブレイブV3 最多防衛記録更新を予告

『THE GATE OF BAYSIDE 2024』神奈川・横浜武道館(2024年1月27日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○豹vsKagetora×

　豹がKagetoraを下してブレイブ王座V3。PACが持つ最多防衛記録「11回」の更新を予告した。

　豹は昨年の12・5後楽園大会で1年ぶりにブレイブ王座返り咲き。アグレッシブに短期間で2回の防衛を重ねると、次なる挑戦者として過去に2度の戴冠経験を誇るベテランのKagetoraを指名。2024年最初のビッグマッチでタイトル戦が実現した。

　先読み合戦から豹が狙った先制トペを読んだKagetoraは、ロープの反動を利用したドロップキックで迎撃。すぐさまビンタをぶち込むと、「勝つぞ!」と吠えた。そして、左腕攻めでペースを握る。

　豹は一度防がれながらもドロップキックを見舞って反撃ののろし。上手くKagetoraを場外に転落させると、間髪入れずにトペコンヒーロを敢行する。丸め込み合戦からフットスタンプにつなげると、得意のダイビングセントーンを投下した。

　Kagetoraは「負けるか!」と串刺し攻撃を迎撃し、619、串刺しジャンピングハイキック、ロープに足を固定してのハンマーパンチと猛ラッシュ。水面蹴りからビンタを見舞う。変型みちのくドライバーII、さらに必殺の車懸がさく裂した。

　しかし、豹は粘りに粘る。サムソンドライバー狙いは押し潰されても必死にキックアウト。影縫で丸め込まれてもギリギリで肩を上げた。そして、ヘッドスプリング連発でKagetoraを翻ろうすると、スタナーから今度こそサムソンドライバーがさく裂。Kagetoraもフォールを返して意地を見せたが、豹は新兵器のHunting(ダイブ式飛びつきダイヤモンドカッター)で3カウントを奪った。

　Kagetoraの猛攻を耐え抜いた豹がブレイブ王座V3を達成した。「カゲさん、さすがミスター業師というだけあって、なかなか追い込まれる場面もあったけど、この戦いによって、俺はもっとさらに成長できた。そう思います。ブレイブの輝きも増してるでしょ?」と豹は手応え。「これからもこの俺が全世界の女豹ちゃんのためにブレイブを防衛し続けます。ブレイブの防衛回数歴代ナンバーワン、PACさんの11回。俺はその記録破るつもりでいます」と最多防衛記録樹立も予告した。

　PACは2010年にブレイブ王座を獲得。1年3ヵ月にわたって保持し、11回の防衛を成し遂げている。団体の歴史に残る大記録を塗りかえ、豹は名実ともにDRAGONGATEの中心に立つ構えだ。

【豹の話】「全世界の女豹ちゃん、これ見たらわかるよね? DRAGONGATE初の横浜武道館大会、俺がしっかりブレイブV3達成することができました。カゲさん、さすがミスター業師というだけあって、なかなか追い込まれる場面もあったけど、この戦いによって、俺はもっとさらに成長できた。そう思います。ブレイブの輝きも増してるでしょ? コスチュームも新しく一新して、どう? ブレイブと合ってるよね。これからもこの俺が全世界の女豹ちゃんのためにブレイブを防衛し続けます。ブレイブの防衛回数歴代ナンバーワン、PACさんの11回。俺はその記録破るつもりでいます。これからも応援してね」