プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/15【NOAH/LIMIT BREAK】田中が“敵地"でヨネ真っ向粉砕 翌日新宿へREAL ZERO1全勝宣言

『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1 〜Starting Over〜』後楽園ホール(2024年2月15日)
○田中将斗vsモハメド ヨネ×

 REAL ZERO1の田中が敵地でヨネを真っ向粉砕。翌日(16日)のREAL ZERO1新宿大会で行われる対抗戦に向けて全勝宣言をぶち上げた。

 これまではNOAHに助っ人的な立場で参戦してきた田中だったが、今回は外敵・REAL ZERO1の立場でTEAM NOAH旗揚げ戦に登場。他のメンバーをセコンドに引き連れて、同世代にあたるヨネとの一騎打ちに臨んだ。

 ラリアット合戦から幕開け。場外戦に持ち込んだ田中がスーパーフライでのテーブルクラッシュで先制する。しかし、ホームのヨネは一歩も引かず、真っ向勝負で返答。強烈なラリアットやミドルキックで試合を五分に戻した。

 雪崩式ブレーンバスターを食らってもすぐさま立ち上がり、ラリアット合戦になだれ込む。エルボーが交錯してもヨネは田中と真っ向からやり合い、ついには打ち倒して、「ヨネ」コールを巻き起こした。壮絶な打撃戦が続き、ヨネがチャンスを掴んだものの、田中はこん身のエルボーをねじ込んで一転して猛攻。最後はショートレンジ式から正調のスライディングDにつなげて、田中が熱戦を制した。

 明日のREAL ZERO1新宿大会では「潮崎豪&小峠篤司vs田中将斗&菅原拓也」「モハメド ヨネ&齋藤彰俊vsクリス・ヴァイス&横山佳和」「Hi69vs永尾颯樹」の3試合が組まれており、田中がそれにむけて弾みを付ける結果に。

 試合後、REAL ZERO1のメンバーでリングを占拠した田中は、「REAL ZERO1がTEAM NOAHを1人倒したぞ。俺は今までNOAHのメンバーに入って、あんまり毒づいてなかったけど、こうやってREAL ZERO1対NOAHと銘打っているから、俺はその覚悟を持ってリング上がる。TEAM NOAH、俺が1人で全員ぶっ潰してやってもかまへん」とTEAM NOAHとの対抗姿勢を鮮明にする。さらに、「明日は潮崎が新宿FACEに上がる。俺と菅原が迎え撃つ。誰と誰が組んでもかまへん。新宿で対抗戦3試合あるけど、お前らに悪いかもしれないけど、俺らは全勝する。それだけや」と断言。ブーイングも飛んだものの、田中は「俺は別にええこちゃんぶるつもりはないけど、このリング、俺らがいつかブーイングでいっぱいにして見せるから。俺らがREAL ZERO1や」とさらなる侵攻を予告した。

 バックステージでも「NOAHのリングっていうのは凄いやり甲斐のあるリングやと思ってる。でも、こうやってTEAM NOAH対REAL ZERO1が組まれた以上、俺らは背負ってるものがあるから。負けるわけにはいかへん」と決意を口にした田中。「これからTEAM NOAHだろうが、NOAHだろうが、俺らは制圧というか、本当に組まれたカードは全部俺らが勝利して利用させてもらう」とREAL ZERO1の名を上げるのにTEAM NOAHを利用する構えだ。

【田中の話】「リングで言ったもんが全てやから。本当に今までNOAHのメンバーと組まれてやってきて、それはそれで俺はやり甲斐があったし、NOAHのリングっていうのは凄いやり甲斐のあるリングやと思ってる。でも、こうやってTEAM NOAH対REAL ZERO1が組まれた以上、俺らは背負ってるものがあるから。負けるわけにはいかへん。本当に今までNOAHさんに凄く協力してもらって。それは凄く感謝している。でも、これからは本当にそういうのを俺らは利用させてもらう。NOAHっていう名前は大きいし、俺らはまだREAL ZERO1って名乗りだして、本当に日にち数えるほどしか経ってへんかもしれんけど、これからTEAM NOAHだろうが、NOAHだろうが、俺らは制圧というか、本当に組まれたカードは全部俺らが勝利して利用させてもらう」

プロ格 情報局