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3/13【新日本】鷹木がゲイブ激闘粉砕でベスト8進出 NJC制覇&IWGP戴冠「やるしかねえ!」

『NEW JAPAN CUP 2024』ジップアリーナ岡山(2024年3月13日)
2回戦 ○鷹木信悟vsゲイブ・キッド×

 鷹木がゲイブを激闘の末に破ってNEW JAPAN CUP2回戦を突破。「お客さんの期待に応えるのがプロだ。やるかやらないかじゃない。やるしかねえんだよ!」と優勝とIWGP世界ヘビー級王座戴冠を誓った。

 3・8甲府大会における1回戦で上村優也を破った鷹木。地元・山梨でNJC初優勝への第一歩を踏み出し、この日、2回戦を迎えた。相手は1回戦でカラム・ニューマンを破ったゲイブ。両者は激闘を繰り広げた。

 序盤、ゲイブからマイクで「オイ、シンゴ! ショッパイオッサン!」と挑発されて鷹木に火がついた。パンピングボンバーで先手を取ると、イスの上にパイルドライバーを敢行されてリングアウト寸前に追い込まれても、バックエルボー、グーパンチ、龍魂ラリアットの連続攻撃で逆襲。逆水平とグーパンチを交互に連打し、バックドロップでぶん投げた。

 ゲイブも負けてはいない。エクスプロイダーで応戦し、ヘッドバット合戦、逆水平合戦、ラリアット合戦の真っ向勝負で一歩も引かず。鷹木がパンピングボンバー連打、バックドロップ、MADE IN JAPANの猛攻に出ても、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを阻止してラリアット、ツームストンパイルドライバーの猛反撃をみせた。

 劣勢に追い込まれた鷹木だったが、レッグトラップパイルドライバーは決めさせず。パンピングボンバー、スライディングエルボーを叩き込んで逆転。こん身のパンピングボンバーで追い討ちをかけると、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを爆発させて3カウントを奪った。

 鷹木がゲイブに苦戦を強いられながらも快勝。2回戦を突破し、準々決勝に勝ち上がった。IWGP世界王者・内藤哲也はスポーツ誌上で鷹木優勝を予想していた。これを鷹木は「内藤からの叱咤であり、俺とIWGP戦をやりたいという願望だと思ってる」と解釈。「俺や内藤がやりたいと言っても、実際に俺と内藤のタイトルマッチ、本当にお客さんが見たいのかな?」と岡山のファンに問うと、場内は拍手と大歓声。民意を得た鷹木は「お客さんの期待に応えるのがプロだ。やるかやらないかじゃない。やるしかねえんだよ! よーし、この勢いでNEW JAPAN CUPのテッペン目指して、龍の如く駆け登っていくぞ」と優勝とIWGP獲りを誓ってみせた。

 続く準々決勝は3・17静岡大会。この日、ヒクレオを破った2020年覇者・EVILと対決する。

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