プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/20【新日本】鷹木がEVILにNEVER挑戦を要求 黒ベルトを「ピカピカにリニューアルする」

『NEW JAPAN CUP 2024』アオーレ長岡(2024年3月20日)
○内藤哲也&鷹木信悟vsEVIL&ディック東郷×

 反則三昧のEVILにブチ切れた鷹木がパンピングボンバーで報復。NEVER王座挑戦を要求すると、EVILが黒く染め上げたベルトにも言及し、「再び俺が奪還してキレイにピカピカにリニューアルしてやろうじゃねえか!」と予告した。

 鷹木は3・17静岡大会でEVILに敗れ、NEW JAPAN CUP準々決勝敗退。内藤哲也とのL・I・J対決によるIWGP世界ヘビー戦も水泡に帰した。この日はその内藤をパートナーに、憎きEVIL&東郷のHOUSE OF TORTUREと激突した。

 試合はHOUSE OF TORTUREの奇襲で幕を開けたが、鷹木はショルダータックルでEVILをなぎ倒し、場外戦でも鉄柱攻撃に出る。EVILも客席に叩きつけ、イスでめった打ち。鷹木もイスに何度も叩きつけてやり返して戻ろうとしたが、東郷が妨害して両者リングアウトの裁定が下された。

 EVILと東郷はさっさと花道を下がったが、鷹木はマイクで「待てこのヤロー。今日は最終戦、しかもビッグマッチだ。こんな試合で誰が納得するんだ? おい、EVIL。戻ってこい。もう一回だ。戻ってこい!」と要求。「帰れよ。その代わり、お前が忘れてったこのベルト、俺のものでいいか?」とNEVERベルトを手に挑発した。

 さすがのEVILも東郷とともに戻ってきて再試合のゴングが鳴らされた。鷹木は串刺しショートレンジラリアット、DDTとEVILを攻め立てて鷹木コールを起こす。内藤の低空ドロップキック、鷹木のブレーンバスターも立て続けに決まった。

 EVILもバックドロップを阻止し、コーナー金具に投げつける。場外戦でも本部席破壊式フェンス攻撃に出て「おい、てめえ、ふざけんじゃねえぞ!」とマイクで叫びながらストンピングを連発。テーピングを施している右肩から鉄柱に叩きつけられた鷹木は、右肩に集中攻撃を浴びて劣勢の時間が続いた。

 鷹木はドラゴンスクリューでピンチを脱すると、内藤が登場して流れはL・I・Jに傾く。が、EVIL&東郷はレフェリーと内藤を衝突させ、鷹木も巻き込んで無法地帯を作り上げる。EVILは内藤に金的攻撃を決めると、東郷はスポイラーチョーカーで絞め上げた。だが、内藤は自力で逃れると、奪い取ったスポイラーチョーカーで報復。ホイップ式の急所蹴りからジャックナイフ式エビ固めで鮮やかに東郷から逆転勝利をもぎ取った。

 試合後、EVILが襲いかかってくるが、内藤がマンハッタンドロップで足止め。すかさず鷹木は串刺し式、そして正調式のパンピングボンバーを叩き込んで憂さを晴らす。それでも収まらない鷹木はマイクを持つと、「EVIL、こんなんで決着だと思ってねえ。次はNEVERのタイトルを懸けてやるぞ!」と宣戦布告し、タイトル戦を迫った。

 「確かに静岡では俺が負けた。だが翌日の郡山と今日で随分と恥をかいたんじゃねえのか? オイ、EVIL。まさかここに来て『鷹木お前とはタイトルマッチやらねえ』なんて逃げねえよな」と鷹木。NEVER王座は過去3回戴冠し、今年の1・4東京ドーム大会まで保持していた思い入れのあるベルトだけに、ベルトを黒く染めたEVILの愚行は許せない。「俺自身の愛着があるNEVERのタイトルをあんな真っ黒にして、歴代王者として、黙ってるわけねえだろ。あんなの誰も欲しがんねえよ、あんなベルト。だったら再び俺が奪還してキレイにピカピカにリニューアルしてやろうじゃねえか!」と予告した。

 対するEVILも「テメーがよ、コレ懸けてやりてえんだったら、やってやるよ。その代わりよ、テメーには問答無用で制裁加えてやるからな」とタイトル戦を受諾。不穏な空気が漂う中、ベルトを懸けての一騎打ちが決定的となった。

【試合後の鷹木】

▼鷹木「オイ、EVILよ! EVIL……、たしかに静岡(3・17静岡大会『NEW JAPAN CUP』準々決勝)では俺が負けた。だが翌日の郡山(3・18郡山大会)と今日で随分と恥かいたんじゃねえのか? オイ、EVIL。まさかここに来て『鷹木お前とはタイトルマッチやらねえ』なんて逃げねえよな、オイ! 男の中の男、EVILがまさか俺とのタイトルマッチ逃げねえよな? 自信があるんだろ? だったら出て来いよ。NEVERに関して言えば、1・4の夕方までは俺がチャンピオンだった。タマに取られ、そしてタマからEVILに移った。まあそれは結果だから仕方ねえことだ。だがよ、なんだあのベルトは? どっかのタイミングで言ってやろうと思った。俺も愛着のある大事にしてきたあのNEVERのタイトル、なんだあの真っ黒は? オイEVIL、黒いのはテメーのコスチュームだけにしとけコラ! テメーの衣装だけにしとけよ。あんなタイトル誰が欲しがるんだよ? (ここで東京スポーツ岡本記者に)オイ岡本記者! あんなタイトル誰が欲しがるんだよ? いるかよ? あんな真っ黒い、なんて書いてあるのかわんねえベルト。どう思うんだよ?」

――今、鷹木選手が実際に欲しがっている?

▼鷹木「欲しがってるじゃなくてよ、俺自身の愛着があるNEVERのタイトルをあんな真っ黒にして、歴代王者として、黙ってるわけねえだろ。あんなの誰も欲しがんねえよ、あんなベルト。だったら再び俺が奪還してキレイに、ピカピカにリニューアルしてやろうじゃねえか!だからEVILよ、逃げんなよオイ。郡山と最終戦の長岡で大恥かいたんだ。悔しいだろ? 男の中の男、EVILさんよ! 俺とのタイトルマッチ受けてくれ。逃げるなよ。男だろ?EVIL。プリンセスじゃねえだろ?」

【EVILの話】「オーイ! (怒鳴りながらコメントスペースに現れると)鷹木テメー、ふざけんなよコノヤロー! オイ、テメーがよ、コレ(NEVER無差別級王座)懸けてやりてえんだったら、やってやるよコノヤロー。その代わりよ、テメーには問答無用で制裁加えてやるからな。わかったか、よく覚えておけコノヤロー!」

プロ格 情報局