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3/20【新日本】KOPW王者オーカーンがロアに「ルール提案は貴様がしろ」 KUSHIDA&ナイトがジュニアタッグ王者WAR DOGSに「宣戦布告」

『NEW JAPAN CUP 2024』アオーレ長岡(2024年3月20日)
○フランシスコ・アキラ&グレート-O-カーン&TJPvs石井智宏&タンガ・ロア&田口隆祐×


 KOPW王者・オーカーンがロアの挑戦を受諾し、「ルール提案は貴様がしろ」と要求。“JET SETTERS"KUSHIDA&ケビン・ナイトがVTRで登場し、IWGPジュニアタッグ王者クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーに「宣戦布告」した。

 3・18郡山大会でロアがKOPW王座挑戦を表明。NJC1回戦でロアに敗れている王者・オーカーンも受けて立つ構えを見せ、王座戦が決定的となった中、両者が6人タッグで激突した。

 試合前からオーカーンとロアは視殺戦で意識し合うと先発で対峙。のっけからタックル合戦、エルボー合戦と真っ向勝負で渡り合う。ロアが連打で押し込めば、オーカーンもモンゴリアンチョップやフロントハイキックで応戦。ロアがフロントハイキックでやり返し、オーカーンがボディへの正拳突きを見舞っても、スピアーでねじ伏せた。

 オーカーンもエイプシットを食い止め、スリーパーや大空スバル式羊殺しで絞め上げる。ロアも脇固めで切り返し、オーカーンの一本背負いも決めさせず。逆にスリーパーで絡みついたが、オーカーンもフロントスープレックスでぶん投げて譲らない。その後も串刺し攻撃を決め合う意地の攻防を展開。ロアが延髄斬りを放てば、オーカーンもラリアットを叩き込んだ。

 最後はTJP&アキラがサンドイッチ攻撃・2/2をさく裂させて田口を料理。UNITED EMPIREの勝利に終わった。試合後、オーカーンはKOPWベルトを巻いてロアに見せつけるように仁王立ち。「タンガ、少しは熱くなってきたじゃねえか。そういうのを求めてたんじゃ。叛逆者なら極刑を、死を覚悟して挑んでこい」と通告した。KOPW戦は双方がルールを提案し、ファン投票で決めるのが通例だが、オーカーンは「地方再生」を絶対条件とし、「KOPWやってやってもいいが、ルール提案は貴様がしろ」と通告。「地方の愚民どもの心から支配していく」と宣言した。

 また、TNAのKUSHIDA&ナイトが試合後、VTRで登場した。「いよいよ新日本プロレスに戻る日が決まったぞ。JET SETTERSが昨年11月以来、日本で試合ができる」とKUSHIDAが宣言すると、ナイトも「クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、お前らが今もジュニアタッグチャンピオンでいられるのは俺たちJET SETTERSがいないからだ。日本に戻ったらベルトを奪ってやる」とジュニアタッグ王者・WAR DOGSに向けてアピール。KUSHIDAが「俺たちが次のチャレンジャーだ。これは挑戦という名の宣戦布告だ」と言い放つと、ナイトも「ゼッタイカツ!」と日本語で豪語してみせた。

 だが、Catch2/2も黙っていない。アキラが「順番があるんだ。ちゃんと並べ。この数ヵ月ずっと俺はWAR DOGSと戦うと言い続けた。本気で望んでるんだ! お前らも並びたいなら俺たちとやれ!」と要求すれば、NJCで対ヘビー級に乗り出したTJPも「今、俺のパートナーが俺を必要としている。俺もパートナーを必要としている。だからJET SETTERS、王座戦を望むなら、まずは俺たちとだ」と口をそろえた。

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