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4/9【WWE】レッスルマニア出場逸の中邑がNXT王者イリヤ・ドラグノフに屈辱敗戦

 中邑真輔が現地時間8日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、9日、ABEMAで放送されたロウに登場。NXT王者イリヤ・ドラグノフに屈辱の敗戦を喫した。

 かつて中邑と抗争を繰り広げたコーディ・ローデスが統一WWEユニバーサル王座戴冠を果たして『レッスルマニア40』は幕を閉じた。中邑のWWEデビュー戦の相手でもあるサミ・ゼインもインターコンチネンタル王者に。中邑はレッスルマニア出場すらならず、クッキリと明暗が分かれた。

 中邑はこの日、ロウのオープニングマッチに登場。NXT王者でロシア出身のドラグノフと対戦した。開始早々、中邑はジャンピングフロントキックをさく裂。ボディブロー連打、グラウンドでのヒザ蹴り連打、ミドルキックと打撃の雨を降らせた。

 ドラグノフも延髄斬りで反撃。ダイビングニードロップ、ロコモーション式ジャーマン、ローリングラリアットと攻め立てた。中邑もダイビングセントーンを自爆させ、スライディングジャーマンで逆襲。ダイブ式キンシャサ、後頭部へのキンシャサと猛攻に出た。

 ドラグノフも3カウントを許さない。ローリング逆水平、ジャンピングフロントハイキックで押し返すと、投げっぱなしパワーボムを敢行。Hボム(倒れ込みエルボー)を投下すると、トルペド・モスクワ(ジャンピングバックエルボー)を叩き込んで3カウントを奪った。

 かつて自身も手にしたNXT王座の現王者を破って浮上のきっかけをつかみたいところだったが、結果は敗戦。中邑の停滞ムードに拍車がかかった感は否めない。

プロ格 情報局