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4/11【全日本】シングル王者対決は熱戦ドロー 安齊が「テッペン」獲っての再戦熱望、HAYATO「お前は凄いね」

『NEW AGE CHRONICLE‐Z 4』新木場1stRING(2024年4月11日)
△安齊勇馬vsライジングHAYATO△

 三冠王者・安齊と世界ジュニア王者・HAYATOのシングル王者対決が実現。20分ドローの熱戦を繰り広げ、HAYATOが「安齊、お前凄いね」と称えると、安齊は「俺はヘビーで正真正銘のテッペン目指すんで、またいつかシングルマッチやってください」と熱望した。

 この日は安齊とHAYATOのダブルプロデュース大会。プロデューサー・HAYATOの指名を受けた安齊が一騎打ちを提案し、両者のシングル対決が実現した。しかも安齊が3・30大田区大会で三冠王座初戴冠を果たし、シングル王者対決の図式となった。

 階級は違えど王者の意地がぶつかり合った。安齊がエプロンから場外へのダイビングニーで先制すると、HAYATOは腰攻めを展開、安齊がドロップキックで反撃し、フロントスープレックスでぶん投げるとフェースロックで絞め上げた。

 耐えたHAYATOはスワンダイブ式プランチャで反撃ののろし。安齊の反撃を追尾式ドロップキックで止め、トラースキックを打ち込むと、安齊もジャンピングニーで譲らず。丸め込みを連発するHAYATOを投げっぱなしジャーマン、ドラゴンスープレックスで攻め込んだ。

 負けじとHAYATOはオーバードーズで捕らえてチャンスを迎えたが、シド・ヴィシャスが痛恨の自爆。それでもトラースキックを連発したが、安齊はジャンピングニーで応戦。雪崩式ダブルアームスープレックスを敢行したが、タイムアップを告げるゴングが鳴らされた。

 王者対決は熱戦の末に20分時間切れ引き分け。試合後、「俺、パンクとか一切わかんないけど、HAYATOさんのこと本当に尊敬しています」と敬意を表した安齊は「俺はヘビーで正真正銘のテッペン目指すんで、またいつかシングルマッチやってください」と希望。自身が押しも押されもしないトップに立った時、再選を実現させる構えをみせた。

 対するHAYATOも「安齊、お前凄いね。俺は今の安齊のキャリアの時にこんな闘い絶対にできないよ。安齊、心の底から尊敬してるよ」と敬意。「普段、会社とかで嫌な思いをする時もいっぱいあると思うけど、NEW AGE CHRONICLE-Z、全日本プロレスに来た時は全部忘れさせてあげるよ」と約束すると、第5弾大会7・4新木場大会の開催を発表して締めた。

☆7/4(木)東京・新木場1stRING『NEW AGE CHRONICLE-Z 5』18:30 開始

【試合後の安齊、HAYATO】

▼安齊「今日、俺のワガママから始まったCHRONICLE-Z.4、安齊勇馬、ライジングHAYATOシングルマッチ、お客さんが見ててどう思ったかわかんないけど、俺自身メチャクチャ楽しくって、すげえうれしかったです。ジュニアにもヘビーにもまだまだ勝たなくっちゃいけない人がたくさんいるけど、俺はヘビーでテッペン獲って、正真正銘テッペン獲って、その時またHAYATOさんとシングルマッチやりたいです。今日はありがとうございました」

▼HAYATO「ありがとう。本当にさっきも言ったけど、安齊勇馬と初めてシングルマッチして、プライベートではよく一緒に飲んだり、服を見に行ったり、いろいろしてるけど、お前ってホントに凄いね。正直、驚かされることばっかだったよ。俺も今、ジュニアのチャンピオンだし、俺自身、曲げれないものもあるから、絶対に負けちゃダメだって気持ちでやったんだけど、最後あのザマだよ。安齊勇馬、本当に凄い男だよ。俺は今、自分の道が間違ってなかったと思ってるけど、安齊は俺みたいになっちゃダメだよ」

▼安齊「(苦笑)」

プロ格 情報局