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4/14【全日本】春のテーマは「新時代を叩き潰す」 宮原が安齊、斉藤ブラザーズに要求「お前ら決勝に上がってこい」 C・カーニバル会見Aブロック

 『チャンピオン・カーニバル2024』公開記者会見が14日、東京・ホテルメトロポリタンエドモント飯田橋で行われ、Aブロックに出場する7選手が出席した。

 春の本場所C・カーニバル開幕が4日後と迫ったこの日、出場選手が出席しての公開会見が行われた。

 Aブロックは3人の優勝経験者がエントリー。昨年覇者・芦野祥太郎はジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるに次ぐ史上4人目の連覇に挑む。昨年大みそかの復帰から3ヵ月以上が経過し、「復帰したてはちょっと試合勘の鈍りだったりとかも感じてはいたんですが、3ヵ月経って完全な状態で、このチャンピオン・カーニバル、しっかりと自信をもって臨める」と万全を強調。青柳から「去年の優勝者は印象が薄すぎる上にケガも多きことで常に印象が薄すぎる。ハッキリ言って彼が優勝したことによってチャンピオン・カーニバルの歴史に泥を塗ってしまった」と手厳しく批判されたものの、「昨年、チャンピオン・カーニバル優勝したんですが、前腕が折れてしまって長期欠場という、自分にとってもふがいない1年となってしまいました。今、青柳優馬が言っていた泥を塗ったという。これを今年、試合を通じて覆していきたい」と誓った。

 宮原健斗は2019年以来、5年ぶり2度目の優勝を狙う。昨年2月に失って以来、1年以上も三冠ベルトに無縁の状況が続いてきた。しかも3・30大田区大会で安齊勇馬が三冠初戴冠を果たし、自身が樹立した26歳11ヵ月を大幅に塗り替える24歳10ヵ月の最年少王者となった。新時代の到来を告げるような現状だが、最高男は「流行りというのは一瞬で終わります。この俺、スーパースター・宮原健斗は10年間、流行り続けています」と自負。「新時代を叩き潰すこと」を春の祭典のテーマに設定し、「まだまだ三冠ベルトがお前には似合ってねえな。俺がお前らとの格の違いをこのチャンピオン・カーニバルで見せる」と予告すると、「斉藤ブラザーズ、安齊勇馬、お前ら必ず上がってこいよ」と新時代王者3人に要求した。

 青柳優馬は優勝すれば、2022年以来、2年ぶり2度目となる。昨年は三冠ベルト初戴冠を果たし、世界タッグも併せて史上最年少5冠王者に君臨したものの、いずれも失った。しかも自身が逃した三冠最年少戴冠を安齊が達成。ここで安齊に春の栄冠まで獲られれば、自身の最年少優勝記録(26歳6ヵ月)も塗り替えられてしまう。さらに24歳3ヵ月の本田も最年少Vを予告。青柳は「三冠の最年少記録は確かに塗り替えたかもしれないけど、チャンピオン・カーニバルは意地でもやらさないからね。君らが26歳6ヵ月を超えるまでは意地でも優勝させないからね」と通告し、「Bブロックだろうが足引っ張ってやるからな。気をつけとけよ。今日帰る時から背中に気をつけておきなさいよ。今年、僕が優勝して彼らに日を浴びさせない」と言い切った。

【会見の模様】

▼綾部蓮「綾部蓮です。この4月から全日本プロレスに入団して、自分にとって初めてのチャンピオン・カーニバル、楽しみたいと思います。今年に入って、ふがいない自分にいろいろと悩んだりもしましたが、今は完全に正直吹っ切れて、いい状態でこのチャンピオン・カーニバル臨めますので。このチャンピオン・カーニバル、自分がプロレスラーとして大きく跳ねるきっかけのチャンピオン・カーニバルにしますので、皆様、ぜひ綾部蓮にご注目ください。よろしくお願いします」

▼大森北斗(馬マスク)「(その場で画用紙に発言を書く)しゃべれません。こんにちは、ウママスクです。がんそです。ゆうしょーする」

▼サイラス「世界中のいろんなところで試合をしたが、全日本プロレスにに帰ってきたのは一つの目的のためだ。チャンピオン・カーニバルに優勝することだ、一人残らず制覇してやる。優勝したあかつきには三冠ベルトは俺のものだ」

▼黒潮TOKYOジャパン「(隣のサイラスにおびえながら)まず、席順おかしいでしょ? みんながこの黒潮TOKYOジャパンが、このチャンピオン・カーニバルでいったい何をするのか、どんな結果を残すのか、どう思ってもらっていても構わない。なんだけど、俺はダークホースじゃない! 大本命だ!! チャンピオン・カーニバルということで、まず、みんなに喧嘩を売っていきたいと思います。綾部、お前はでかいのに声が細い! 大森、お前はすべってる! (サイラスに)ハゲてる! (青柳に)優しすぎ! (宮原に)最低! (芦野に)料理へたくそ! (斉藤ブラザーズに)仮面ライダー2号、仮面ライダー2号2、(諏訪魔&鈴木に)ラーメン屋! (安齊に)イケメン死ね! そして俺がこの悪口を全部回収してチャンピオン・カーニバル優勝して、あそこのイケメンをぶっ潰してやるよ。フィニッシュ!」

▼青柳「青柳優馬です。2022年に優勝して、ちょっと1年空きましたけど、自分が優勝して2連覇したいと思います。ハッキリ言って去年の優勝者は印象が薄すぎる上にケガも多きことで常に印象が薄すぎる。顔は濃くていいのにね。もうね、ハッキリ言って彼が優勝したことによってチャンピオン・カーニバルの歴史に泥を塗ってしまったんですよ。黒歴史といっても過言ではない。それを阻止するために僕が優勝します。(馬マスクを見て)そして何なんだ? 俺まで滑りそうだ。そして最近、やたらと元気が出てきた宮原健斗。こいつは幕張でしっかりとひっぱたいて叩き潰してやろうと思います。どうせあれだろ? 先輩の中嶋勝彦がいなくなったから元気になったんだろ? そんな気がするな」

▼宮原「全日本プロレス宮原健斗です。過去にこのチャンピオン・カーニバルに10回出場してきましたが、優勝したのは2019年の一度だけ。この俺が10年出場して1度しか優勝できないという。それぐらい過酷なリーグ戦だ、チャンピオン・カーニバル。そして今、プロレス界では新時代という言葉が流行っています。ただ、流行りというのは一瞬で終わります。この俺、スーパースター・宮原健斗は10年間、流行り続けています。一瞬の流行りではなく10年間、流行り続けている。このプロレス界のトップを走り続けてる。その格の違いを日本全国のプロレスファンに改めてお見せしようかなと思っております。Aブロックはこのメンバー、プラス、デイビーボーイ・スミスJr.。いろんな面々がいてワクワクする戦いになりそうですが、4月21日、幕張メッセ。青柳優馬との戦いは絶対勝つ。そして前年度覇者・芦野祥太郎、名古屋で絶対俺が勝つ。Bブロックに関してはまたこのあと言いましょう。以上だ」

▼芦野「芦野祥太郎です。昨年、チャンピオン・カーニバル優勝したんですが、前腕が折れてしまって長期欠場という、自分にとってもふがいない1年となってしまいました。今、青柳優馬が言っていた泥を塗ったという。これを今年、試合を通じて覆していきたいと思っております。青柳優馬は言いたいこと言いまくる嫌なヤツなんで、ホントにこいつはもう試合でボコボコにぶちのめしてやりたいと日頃常に思ってるんで。お前、必ずボコボコにしてやる。そしてこのAブロック、様々なメンツがいて、4月21日はデイビーボーイ・スミスJr.、ここがかなり旗門になると思ってるんですが、そこも楽しみだし、宮原健斗と試合するのも非常に楽しみです。ただ、開幕戦、大森北斗。彼は実力がないからこういう馬のマスクかぶって逃げてるんです。真っ向からプロレスしてみろ。こういうふうにやってる時点でチャンピオン・カーニバル優勝する気もたぶんないんでしょう。こういう人間が出てるチャンピオン・カーニバル、いいの? と思いますけど、他の人間たちが試合で思いっきり盛り上げたいと思ってますので、俺が2連覇をしたいと思います」

――復帰して3ヵ月以上経過し、連覇へ向けて状態は?

▼芦野「復帰した時点で腕は100%になってましたので、腕に関しては問題ないですけど。まぁ復帰したてはちょっと試合勘の鈍りだったりとかも感じてはいたんですが、3ヵ月経って完全な状態で、このチャンピオン・カーニバル臨めると。しっかりと自信をもって臨めると思ってますので、その心配は何もいらないです」

――宮原選手は昨年2月に三冠ベルトを失ってから1年以上、シングルで丸腰の状態が続いてきたが?

▼宮原「約1年ですか、僕が巻いてなくて。その間に新時代の選手たちがおいしくおいしく出来上がったので。あんまり言われてないけど、三冠の最年少記録、俺、破られてますからね。当たり前のような顔してんじゃねえぞ、お前。誰の記録破ったと思ってんだ? そしてよ、新時代。俺は今回のチャンピオン・カーニバルのテーマは新時代を叩き潰すことだからね。おい、お前ら聞いてんのか? 斉藤ブラザーズ。先週号か先々週号か忘れたけど、超新時代、表紙を飾ってちょっと調子乗ってんじゃないの? Bブロック、決勝戦上がって来いよ。斉藤ブラザーズ、安齊勇馬、お前ら必ず上がってこいよ。最年少記録破って、何普通の顔してんだ? お前。ちょっとチヤホヤされて調子乗ってんのか? お前ら。流行りは一瞬だ。まだまだ三冠ベルトがお前には似合ってねえな。俺がお前らとの格の違いをこのチャンピオン・カーニバルで見せる。質問から外れましたが、俺から言いたいのは以上だ」

――安齊、本田両選手から最年少優勝宣言があったが、現時点で記録を樹立している青柳選手からすると阻止したいところでは?

▼青柳「ハアー!! 最年少記録塗り替えたい? 三冠の最年少記録は確かに塗り替えたかもしれないけど、チャンピオン・カーニバルは意地でもやらさないからね。君らが26歳6ヵ月を超えるまでは意地でも優勝させないからね。Bブロックだろうが足引っ張ってやるからな。気をつけとけよ。今日帰る時から背中に気をつけておきなさいよ。今年、僕が優勝して彼らに日を浴びさせない。それが目標です」

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