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4/14【全日本】斉藤ブラザーズが兄弟対決へ“敗者あんこorビール禁止マッチ"に合意 C・カーニバル会見Bブロック

 『チャンピオン・カーニバル2024』公開記者会見が14日、東京・ホテルメトロポリタンエドモント飯田橋で行われ、Bブロックに出場する6選手が出席した。

 春の本場所C・カーニバル開幕が4日後と迫ったこの日、出場選手が出席しての公開会見が行われた。

 Bブロックは三冠ヘビー級王者・安齊勇馬が2年連続2度目の出場を果たす。三冠統一の地で最年少戴冠を成し遂げたが、初優勝を飾れば2022年の青柳優馬の最年少記録(26歳6ヵ月)を塗り替えることになる。優勝戦は25歳の誕生日3日前となる5月12日。舞台は全日本初進出の横浜BUNTAI。新時代を加速させるシチュエーションは出来上がっており、「でけえこと言います。俺が史上最年少三冠チャンピオンとしてデビュー最短、そして史上最年少チャンピオン・カーニバル覇者になります」と予告してみせた。

 斉藤ジュン&斉藤レイの斉藤ブラザーズも2年連続出場。しかも今年は同ブロックで、5・3仙台大会で3度目となる兄弟対決が実現する。昨年10・9角田大会以来7ヵ月ぶりの宮城凱旋へ向けてレイが爆弾要求を突きつけた。兄・ジュンにはここまで2連敗中。少年時代から兄弟喧嘩も負けっぱなしだったといい、ただ勝利するだけで満足できそうにない。そこでレイは「普通にやってもつまんねえじゃねえか。どうだ? この俺が勝ったら、お前の好きなあんこ、俺がいいって言うまで禁止でどうだ?」と迫った。優位に立った証として、期間限定ながら兄の大好物を奪おうというのだ。

 これにはジュンも負けてはいない。当初はレイの要求を拒んだものの「お前にも覚悟があるんだな。だったらお前が負けたら大好きなビールを俺がいいって言うまで禁止だ」と逆要求。思わず黙り込んだ弟を「うろたえてんじゃねえよ。それだけの覚悟があるんだろ?」と問い詰めると、レイも「よーし、いいだろう。俺がもし負けたらビール、お前がいいって言うまで禁止してやるよ。ただ今回、この俺が負けるってことは絶対にあり得ねえ。必ず勝ってやるぜ!」と決意。双方が“敗者あんこorビール禁止マッチ"に合意したことで、斉藤ブラザーズ対決はより負けられない状況が出来上がった。

 3・30大田区大会でその斉藤ブラザーズに世界タッグ王座を奪われた諏訪魔、鈴木秀樹も同ブロックとなった。諏訪魔が勝利した2・20後楽園大会以来の再戦となるバカバカ対決は4・28名古屋大会で実現。会見中もマイクを奪い合うバカバカ劇場を繰り広げた二人だが、諏訪魔が「よくわかんないけど、バカの時代終わっちゃったわけで」と口にすると、鈴木は「終わってない」とキッパリ。公式戦へ向けて諏訪魔が「ここで壮絶な殴り合いをして、ただのバカじゃないと思わせたらいいよね」と見据えたが、雪辱戦となる鈴木は「僕の不戦勝です。欠場してください。勝ちます。勝ちました」と要求していた。

【Bブロック会見の模様】

▼ジュン「斉藤ジュンだ。待ちに待ったチャンピオン・カーニバルがやってきた。シングルで誰が一番強いのか見せることができるんだ。全日本プロレス春の祭典を俺がDOOMな祭典にしてやろう。2024年チャンピオン・カーニバル優勝するのは斉藤ジュンだ。DOOM」

▼レイ「斉藤レイだ。俺は普段、この隣にいる兄・斉藤ジュンとともにいわゆるタッグ屋としてやってるわけだが、この俺、斉藤レイはまだシングルで何か結果を残したことがない。だからこそ今年のチャンピオン・カーニバル、この兄・斉藤ジュン、そして同じBブロックの連中も含めてぶっ倒して決勝にいって、そしてこの俺が優勝してやるぜ。全員楽しみにしてろ!」

▼諏訪魔「諏訪魔です。チャンピオン・カーニバル、自分は19回目の出場ということで、19回目なんですけど、過去に1回しか優勝できてないですね。そこは…」

▼鈴木「(諏訪魔からマイクを奪って)面白くなかったんで座ってください。先日ですね、中野区にあるラーメン屋に行きました。家系ラーメンなんですけど、二郎系の具を入れるんですね。ぜひ皆さんもそこに行ってください」

※諏訪魔と鈴木がマイクを奪い合う

▼諏訪魔「家系ラーメン好きとして言わせてもらいたいんですけど、上に二郎系が乗ってたら、それは反則ですよ。それはおいしくないと思う」

▼鈴木「マイルドで食べやすい」

▼諏訪魔「お腹壊さないですかね。ちょっと気になるけど、それよりも気になることがあって、ちょっと話させて。俺らバカバカコンビ、バカタッグ? よくわかんないけど、バカの時代がこないだ隣にベルト獲られて終わっちゃったわけで…」

▼鈴木「終わってない」

▼諏訪魔「まだ終わってないの? それはうれしい。やるよね、戦うよね。ここで壮絶な殴り合いをして、ただのバカじゃないんだなと思わせたらいいよね」

▼鈴木「はい、はい。意気込み? (諏訪魔に)触んなよ。意気込みはだから中野区にあるラーメン屋、本当においしいんで行ってください。あと今年こそはチャンピオン・カーニバル優勝します」

▼本田竜輝「イエーイ!! 3年連続3度目の出場! そして全日本プロレスの本田竜輝だ!! 去年、おととしと、なかなかいい結果を残せなかった。今回まずこのBブロックを勝ち抜いて俺が決勝戦に進出する。そして! この俺は出場者の中で最年少だ! 24歳のこの俺が優勝して、青柳優馬の持つ最年少記録を大きく塗り替えてやるから、みんな期待してくれ!! 以上です」

▼安齊「安齊勇馬です。今年2年連続2回目の出場ということで。去年はシングル勝ったことがない状態で出場して、その年優勝した芦野選手から勝利して。1年後の今、三冠チャンピオンとして、このチャンピオン・カーニバルに臨みます。何が起こるかわからないですね。その何が起こるかわからないチャンピオン・カーニバルで必ず僕が優勝します。ただ優勝するってだけじゃインパクト弱いと思うんで、せっかく皆さんがおりますし、でけえこと言います。俺が史上最年少三冠チャンピオンとしてデビュー最短、そして史上最年少チャンピオン・カーニバル覇者になります」

――宮城凱旋となる5・3仙台大会で斉藤ブラザーズ対決が実現するが?

▼レイ「まあ、そうだな。この俺、斉藤レイは前に言ったことあるんだが、学生時代、この斉藤ジュンにいつもやられていた。そして力士の時、大相撲の時も俺よりも番付は上だった。そして今プロレスでこの俺が2連敗中。情けねえったらありゃしねえな。だからこそ、ここで必ずこの兄・斉藤ジュンをぶっ倒して、シングルで俺が上だってことを証明してやる。おい、ジュン、どうだ? お前。普通にやってもつまんねえじゃねえか。どうだ? この俺が勝ったら、お前の好きなあんこ、俺がいいって言うまで禁止でどうだ? 面白えだろ?」

▼ジュン「嫌だ」

▼レイ「何だ、お前、自信ねえのか? この俺に負けるのが怖いのか? どうだ?」

▼ジュン「分かった。受けてやるよ。ただ、お前にも覚悟があるんだな。だったらお前が負けたら大好きなビールを俺がいいって言うまで禁止だ。うろたえてんじゃねえよ。それだけの覚悟があるんだろ?」

▼レイ「よーし、いいだろう。俺がもし負けたらビール、お前がいいって言うまで禁止してやるよ。ただ今回、この俺が負けるってことは絶対にあり得ねえ。必ず勝ってやるぜ!」

――バカバカコンビは継続のようだが、雪辱戦となる諏訪魔選手との公式戦へ向けて意気込みは?

▼鈴木「名古屋は4月28日? 僕の不戦勝です。(諏訪魔に向かって)欠場してください。勝ちます。勝ちました」

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