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4/26【NOAH】渦中ジェイクが“NOAH離脱説"をマイクで一笑 TEAM NOAHとの全面対決で決勝打

『SUNNY VOYAGE 2024』新潟・万代島多目的広場大かま(2024年4月26日)
○ジェイク・リー&ジャック・モリス&アンソニー・グリーン&YO-HEY&タダスケvs潮崎豪&モハメド ヨネ&齋藤彰俊&小峠篤司&Hi69×

 新日本に突じょ乱入して渦中の存在となったジェイク・リーが、3本勝負で争われた“GLGvsTEAM NOAH"全面対決で貫禄の決勝打。マイクでNOAH離脱説を一笑に付しながら「私はNOAHのGLGリーダーのジェイク・リーです」と強調した。

 ジェイクは新日本4・23後楽園大会に電撃乱入。内藤哲也を襲ってBULLET CLUB WAR DOGSに加勢し、あす(27日)新日本・広島大会への緊急参戦も決まった。

 一躍“渦中の存在"となったジェイクだが、この日はGLGメンバーを率いて新潟メインに登場。TEAM NOAHとの全面対決(5対5の60分3本勝負)に臨み、まずはモリスが小峠を破ってGLGが先勝した。

 意地のTEAM NOAHサイドも小峠が驚異の粘りを発揮して連勝を阻止すると、逆にHi69がYO-HEYを一瞬の丸めこみで破って1対1のイーブンに戻す。

 だが、最後はモリス&グリーンのGHCタッグ王者コンビが一気にヨネを追い込むと、リーダー・ジェイクがジャイアントキリングからの必殺FBSを叩き込み、GLGに勝利をもたらす3カウントを奪ってみせた。

 リーダーとして貫禄の決勝打。ところがマイクを握ると「私、この試合がNOAHラストマッチとなります。今までNOAHのリングで見て応援してくださってありがとうございました。本当に1年ちょい、ありがとうございました」と突然の告白を始めた。

 なぜか場内もぱらぱらと拍手に包まれたが、ジェイクは「冗談だから。NOAHラストマッチなんて言ってるけどよ、冗談だから」と慌てて笑顔で否定。続けて「昨今、私が乱入しただ、なんだといろいろなことが起こってますね。その結果、ありもしない事実がSNSを飛び交い、ジェイクはGLGを抜け、もしかしたら、もう見れないんじゃないかとかなんとか。安心してください! 私はNOAHのGLGリーダーのジェイク・リーです」と“NOAH離脱説"を一笑に付しながら宣言すると、場内も大きな拍手に包まれた。

 NOAH新潟大会名物の米俵(勝利者賞)を豪快に担ぎながら引き上げたジェイクは「明日のことはこの場ではあまり深くしゃべるのはやめよう。ここから我々、そしてTEAM NOAHどういうふうになるのか、見ている皆さん、ぜひご想像してください」とあえて多くを語らず。確たる事実と、さまざまな余白を残しながら、対ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとのイリミネーションマッチへが行われるあす(27日)新日本・広島大会へと向かった。

【試合後のジェイク&モリス&YO-HEY】
※ジェイクが拍手しながらGLGメンバーとともに戻ってきて

▼モリス「オー・ベイビー!」

▼YO-HEY「申し訳ない、1本獲られてしまった。でも、でもさ、見た? 見た? Hi69にクルって丸め込まれたけど、あれは2.99999999で(肩を)上げてんだよ。上げてた。あれはレフェリーのミスジャッジだ! だからあれはなし。あれは負けじゃない。しかも最終的には俺たちGLGが勝ったから。3つ獲られてないけど、あれはなし。でもリズム崩して、それは申し訳ない」

▼ジェイク「じゃあ次どうする? こういうふうにやっちゃったんだったら次どうする?」

▼YO-HEY「いやいや、次も何も、あれはなし」

▼ジェイク「2.999999999。ほぼほぼ四捨五入したら、もう3じゃねえか!」

▼YO-HEY「でも3ではない。プロレスは1、2、3、3つ入って負けだから。2.999999999で俺は返してる」

▼ジェイク「今度そしたら2.99999ぐらいで押さえとけ。ギリギリを遊びすぎなんだよ!」

▼YO-HEY「OK。申し訳ない。次は2.99999ぐらいで。いやいや、まずそもそも、そんなギリギリなところまでいかせないから。でもそれは申し訳ない」

▼ジェイク「まあいいや。次、期待してるよ。リング上で言った冗談、お客さんはそれを真に受けてるのかどうか。けど、多くの方が目が点になってたのを私は見逃していない。ただ、あれはジョークだ。ほんのジョーク。GLGジョークだ。グッド・ルッキング・ガイ・ジョーク。そう、常に緊張感の中にはユーモアを持たせなければいけないと私は思っている。明日のことはこの場ではあまり深くしゃべるのはやめよう。まあとにかく、チーム対抗戦だ、なんだとうたってはいるものの、結局我々が全て持っていってしまった。さあ、ここから我々…一応言っとこうか。そしてTEAM NOAHどういうふうになるのか、見ている皆さん、(頭を指さして)ぜひご想像してください。それでは、またお会いしましょう」

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