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9/1【全日本】斉藤ブラザーズが世界タッグV4 ジェーン・スーさん差し入れフィナンシェで本田と和解

『熱闘!サマーアクションウォーズ2024』福岡・アイランドシティフォーラム(2024年9月1日)
世界タッグ選手権試合 ○斉藤ジュン&斉藤レイvs綾部蓮&本田竜輝×

 斉藤ブラザーズが本田&綾部を返り討ちにし、世界タッグ4度目の防衛に成功。ジュンはジェーン・スーさんから差し入れされた猫の肉球フィナンシェをおすそ分けして“スイーツ泥棒"本田との和解を果たした。

 8・17立川大会で斉藤ブラザーズは諏訪魔&鈴木を下して3度目の防衛に成功。試合後、挑戦を表明したのが本田&綾部のELPIDAコンビだった。しかも本田がジュンからスイーツを強奪する暴挙で名乗り。その後も本田はスイーツ泥棒を繰り返し、怒りのジュンは「俺は本田竜輝を許さない」と制裁を宣言していた。

 やはりジュンは本田を強烈に意識していきり立ち、レイが「落ち着け」となだめるほど。いざ本田と向き合うとエルボー合戦で火花を散らし、ELPIDAのダブルタックルでなぎ倒された。それでもフロントハイキックで本田に反撃し、レイとのダブルタックルもお返しした。

 その後も一進一退の攻防が続き、ジュンがスピアーで本田をねじ伏せると、レイとのダブルヒップトスも決まったが、本田もラリアットを振り抜き、綾部もフロントハイキックで援護射撃。さらに本田がラリアットを叩き込んだ。ジュン&レイもダブルチョークスラムで反撃し、ジュンがジャックハマーを決めて逆転。本田がラリアットからのファイナルベントを爆発させてもレイがカットに急行。ならばと綾部がドロップキックで蹴散らしたが、ジュンは張り手、チョークスラムで本田の動きを止めると、サイコブレイクで3カウントを奪った。

 ジュンがスイーツ泥棒・本田を制裁し、斉藤ブラザーズが世界タッグ4度目の防衛に成功。試合後、勝利者賞として、TBSラジオのパーソナリティとして知られるジェーン・スーさんから送られた肉球フィナンシェが贈呈された。「やっと猫ちゃんの肉球フィナンシェを食べられる」とおいしそうに頬張ったジュンは「シットリしててメチャクチャ美味しい。思っていた2倍ぐらいシットリしている」と食レポして満足げな表情を見せた。

 そして悔しそうな表情を見せる本田と綾部にも肉球フィナンシェをおすそ分け。「やっぱり甘いものはみんなで食べなきゃ美味しくないな。綾部蓮、本田竜輝、またやろうぜ。DOOM」とスイーツ泥棒との和解を果たした。

【試合後のジュン&レイ】

▼レイ「勝ったぜ」

▼ジュン「キッチリ決めてやったぜ」

▼レイ「4度目の防衛だ。よし。ちょっと危なかったな。なかなか苦戦したぜ。だが、しっかりと防衛だ」

▼ジュン「まあ、これで食べられなかったのが、やっとリングの上でこの猫ちゃんの肉球フィナンシェを食べることができた。メチャクチャ美味しかった。お前、食べた?」

▼レイ「いや、食べてない。前のが食われちまったからな。スーさんがラジオでくれた。俺もまだ食ってなかったんだ。随分可愛らしいじゃねえか。肉球か。いただきます。おお、いけるな」

▼ジュン「凄いでしょ。メチャクチャシットリしてるだろ。これ美味しいんだよ」

▼レイ「甘さもちょうどいい」

▼ジュン「まあ、最後あげるつもりはなかったんだけど、このフィナンシェが本田竜輝にあげろって言ってきたんだ。ちょっと気持ちを受け止めて、スイーツを渡してやった。みんなで食べたほうが美味しいからな。ただな、まだあいつ油断ならねえと思う。これはまだ1回目だ。まあ、何回かあったけど、また2回3回ってまた同じことがあるような気がする」

▼レイ「またやられるのか?」

▼ジュン「たぶん。ちょっと気をつけなきゃな。まあ、何にせよ、4度目の防衛をした。誰にも俺たちは止められない。次も楽しみだ、DOOM」

▼レイ「DOOM。フォー」

【試合後の本田&綾部】

▼綾部「自分にとって初めての世界タッグ。世界タッグどころか、全日本に入団して初めてのタイトルマッチだった。獲れば第100代という大きい大きいおまけ付きだったけど、斉藤ジュン、斉藤レイ、メチャクチャ強かった。ただ、本当にこのタイトルマッチで、本田竜輝との絆っていうのはメチャクチャ高まったと確信してる。本田竜輝、今回ダメだったけど、まだまだいこうよ」

▼本田「もう俺はスイーツ泥棒を辞める。パートナーの綾部蓮、そして斉藤ブラザーズの2人と今日戦って、凄い実感した。スイーツを盗む時、まったく人の気持ちを考えていなかった。盗まれた人の気持ちはとても悲しいものだ。もう俺が盗むのは、応援してくれているファンのみんなのハートだけだ」

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