9/10【訃報/新日本】“虎ハンター"小林邦昭さんが死去 初代タイガーマスクと抗争、平成維震軍の一員として活躍
小林邦昭さんが9月9日、亡くなった。68歳だった。
小林さんは1956年1月11日、長野県小諸市出身。72年に旗揚げ間もない新日本の門を叩き、73年2月1日にデビュー。海外遠征から帰国後の82年より初代タイガーマスクと抗争を展開し、“虎ハンター"として一躍脚光を浴びた。
84年に長州力率いるジャパンプロレスの一員として全日本に参戦し、世界ジュニアヘビー級王座を獲得。新日本復帰後、第4代IWGPジュニアヘビー級王者となり、92年には越中詩郎らと反選手会同盟(のちの平成維震軍)を結成したが、2000年4月に現役を引退した。
小林さんは92年に大腸がんを患い、99年には肝臓がんも発症。その後、肺に転移し、抗がん剤治療を続けてきたが、今月9日に帰らぬ人となった。新日本では9・11仙台大会で追悼セレモニーを行う。