【全日本】菊田が安齋撃破で最年少王者対決制す 「これが全日本とDRAGONGATEの差だ」 2025/4/23
『チャンピオン・カーニバル2025』後楽園ホール(2025年4月23日) Bブロック公式戦 ○菊田円vs安齊勇馬× 菊田が安齊との越境最年少王者対決を制してチャンピオン・カーニバル2勝目を挙げた。 春の祭典初出場を果たした菊田は初戦で2022年覇者で元三冠王者・青柳を破ったものの、2戦目でベッキオに不覚を取った。3戦目となったこの日は安齊と激突。菊田は23歳7ヵ月でオープン・ザ・ドリームゲート王座最年少戴冠記録保持者で、安齊は24歳10ヵ月の三冠ヘビー級王座最年少戴冠記録を持つ。25歳の同い年にして越境最年少王者対決となった。 のっけから2人は気持ちをぶつけ合う。パワーを活かして押し切りにかかった菊田だが、安齋はドロップキックをカウンターで発射して譲らず。場外戦になると、鉄柵に投げつけた。菊田も逆水平で快音を鳴らしたものの、安齋は鉄柵に振られたところで飛び越え、その鉄柵に飛び乗ると、ジャンピングエルボーを見舞い、「安齋」コールを巻き起こした。 一歩も引かない菊田は強烈なスピンキックでどよめきを誘う。エプロンから場外めがけてジャンピングヒップアタックを敢行すると、逆水平でメッタ打ち。鉄柵にもたれる安齋にランニングヒップアタックを叩き込んだ。あまりの破壊力に自ら腰を押さえて苦もんする。それでもリングでも串刺し式のヒップアタックをズバリ。腰のダメージを引きずって倒れ込むと、両者へのコールが交錯した。 その後も菊田がヒップアタックを効果的に見舞うが、安齋もミサイルキック、フロントスープレックスで挽回。菊田の反撃をドロップキックで防ぐと、エルボー合戦になだれ込んだ。感情的になった2人は頭突き合戦も展開。ビンタも相打ちとなってどちらもフラフラになると、コーナーから同時に突進。安齋のジャンピングニーがクリーンヒットするが、直後に菊田もヒップアタックを返した。ならばと安齋もジャーマンで投げ捨てたものの、即座に立ち上がった菊田はローリングラリアットを一閃。這うようにしてフォールするも、安齋はギリギリで肩を上げた。 先に立ち上がった菊田はローリングラリアットを狙うも、避けた安齋はドラゴンスープレックス、ジャンピングニー、ジャーマンスープレックスと怒とうの大技ラッシュ。ギリギリで肩を上げ続けた菊田は、ギムレット狙いを間一髪で回避すると、ジャンピングヒップアタック2連発、ラリアット2連発と一気呵成の猛攻に出る。そして、こん身のローリングラリアットがさく裂。菊田が熱戦を制した。 菊田が越境最年少王者対決となった安齊を破って2勝目を挙げた。「この俺にお前が負けたのはどういうことかわかるだろ。言わなくてもわかるよな。全日本プロレスとDRAGONGATEの差だ」と断言した菊田。次戦は4・26名古屋大会で北斗と対決する。 一方、2敗目を喫した安齊は「いつでもいい。もう1回やらせてくれ」と悔しさをあらわに。安齋の次戦も名古屋大会で、綾部とのELPIDA対決を控える。 【菊田の話】「チャンピオン・カーニバル3戦目、安齋勇馬。俺よりキャリア下で、俺より早く団体のトップ獲って、それで今この調子とは。俺はDRAGONGATEの歴代最年少キャリアでドリームゲートを取った。この俺にお前が負けたとはどういうことかわかるだろ。言わなくてもわかるよな。全日本プロレスとDRAGONGATEの差だ」 【安齋の話】「クソ、クソ! 菊田円、俺はチャンピオン・カーニバル中でもいい、終わってからでもいい、いつでもいい。もう1回やらせてくれ。クソ」
『チャンピオン・カーニバル2025』後楽園ホール(2025年4月23日)
Bブロック公式戦 ○菊田円vs安齊勇馬×
菊田が安齊との越境最年少王者対決を制してチャンピオン・カーニバル2勝目を挙げた。
春の祭典初出場を果たした菊田は初戦で2022年覇者で元三冠王者・青柳を破ったものの、2戦目でベッキオに不覚を取った。3戦目となったこの日は安齊と激突。菊田は23歳7ヵ月でオープン・ザ・ドリームゲート王座最年少戴冠記録保持者で、安齊は24歳10ヵ月の三冠ヘビー級王座最年少戴冠記録を持つ。25歳の同い年にして越境最年少王者対決となった。
のっけから2人は気持ちをぶつけ合う。パワーを活かして押し切りにかかった菊田だが、安齋はドロップキックをカウンターで発射して譲らず。場外戦になると、鉄柵に投げつけた。菊田も逆水平で快音を鳴らしたものの、安齋は鉄柵に振られたところで飛び越え、その鉄柵に飛び乗ると、ジャンピングエルボーを見舞い、「安齋」コールを巻き起こした。
一歩も引かない菊田は強烈なスピンキックでどよめきを誘う。エプロンから場外めがけてジャンピングヒップアタックを敢行すると、逆水平でメッタ打ち。鉄柵にもたれる安齋にランニングヒップアタックを叩き込んだ。あまりの破壊力に自ら腰を押さえて苦もんする。それでもリングでも串刺し式のヒップアタックをズバリ。腰のダメージを引きずって倒れ込むと、両者へのコールが交錯した。
その後も菊田がヒップアタックを効果的に見舞うが、安齋もミサイルキック、フロントスープレックスで挽回。菊田の反撃をドロップキックで防ぐと、エルボー合戦になだれ込んだ。感情的になった2人は頭突き合戦も展開。ビンタも相打ちとなってどちらもフラフラになると、コーナーから同時に突進。安齋のジャンピングニーがクリーンヒットするが、直後に菊田もヒップアタックを返した。ならばと安齋もジャーマンで投げ捨てたものの、即座に立ち上がった菊田はローリングラリアットを一閃。這うようにしてフォールするも、安齋はギリギリで肩を上げた。
先に立ち上がった菊田はローリングラリアットを狙うも、避けた安齋はドラゴンスープレックス、ジャンピングニー、ジャーマンスープレックスと怒とうの大技ラッシュ。ギリギリで肩を上げ続けた菊田は、ギムレット狙いを間一髪で回避すると、ジャンピングヒップアタック2連発、ラリアット2連発と一気呵成の猛攻に出る。そして、こん身のローリングラリアットがさく裂。菊田が熱戦を制した。
菊田が越境最年少王者対決となった安齊を破って2勝目を挙げた。「この俺にお前が負けたのはどういうことかわかるだろ。言わなくてもわかるよな。全日本プロレスとDRAGONGATEの差だ」と断言した菊田。次戦は4・26名古屋大会で北斗と対決する。
一方、2敗目を喫した安齊は「いつでもいい。もう1回やらせてくれ」と悔しさをあらわに。安齋の次戦も名古屋大会で、綾部とのELPIDA対決を控える。
【菊田の話】「チャンピオン・カーニバル3戦目、安齋勇馬。俺よりキャリア下で、俺より早く団体のトップ獲って、それで今この調子とは。俺はDRAGONGATEの歴代最年少キャリアでドリームゲートを取った。この俺にお前が負けたとはどういうことかわかるだろ。言わなくてもわかるよな。全日本プロレスとDRAGONGATEの差だ」
【安齋の話】「クソ、クソ! 菊田円、俺はチャンピオン・カーニバル中でもいい、終わってからでもいい、いつでもいい。もう1回やらせてくれ。クソ」